Nature Remoの電気代はいくら?

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Nature Remoの電気代を実測しました


 スマートリモコン「Nature Remo」にはどれくらいの電気代が掛かるのか。ワットモニターで実測した結果をまとめます。



電気代実測テスト


 ワットモニターを使用して電気代を計測しました。


計測環境


Nature Remo mini


 計測環境は以下のとおり。


製品名・型番 Nature Remo mini
Remo-2W1
消費電力
カタログ値
不明

 2019年、平成の一番最後に購入してしばらく使わずに保管していたNature Remo miniを発掘したので消費電力を計測してみました。電源は同じく家の中で見つけた平成時代に購入したUSB充電器を使用しています。


 古い機種なので当時の情報が消えてしまっているのかもしれませんが、カタログ値として消費電力は記載が見当たりませんでした。最新機種でも定格消費電力の記載は見当たりませんでした。


計測結果 電気代は○○円!


 計測結果は以下のとおりです。


計測時間 22時間21分
消費電力量 24.0625Wh

 約1日計測しました。計測結果をもとに消費電力と電気代を試算します。


項目 内容
平均消費電力 1.08 W
電気代 1日 0.8 円
1か月 24.11 円
1年 289.7 円

 実測して得られた結果を元に、Nature Remo miniの平均消費電力は1.08Wとすると電気代は年間290円となります(電気代を31円/kWhとした場合)


 常時稼働する製品なので仕方ないですが、意外と電気代が掛かるな・・というのが個人的な感想です。一般的なWiFiルーターと比較すると4分の1程度の消費電力です。電気代が安い電力会社に乗り換えると、コスト差は十分に相殺できるでしょう。


使用時の消費電力の変化


Nature Remoの消費電力の変化

リモコン操作を行うと消費電力が変動する

 平均1W程度と消費電力は小さいですが、ユーザーが操作を行うと消費電力は瞬間的に大きく変動しました。


操作 消費電力
エアコン/電源 1.395W
エアコン/温度 2.341W
照明/電源 1.664W
テレビ/電源 1.356W

 電源のオン/オフのような操作よりも、エアコンの温度変更のような少し込み入った操作を行った時の方が消費電力が大きいように感じました。


 とはいえ瞬間的な変動であるため、操作に伴う消費電力の変動の影響は「わずか」といえるでしょう。


Nature Remoの電気代を抑えるには


 Nature Remo自体の電気代を削減する方法を考えました。


長期不在時はコンセントを抜く


 1日あたり0.8円の電気代が掛かるので、旅行や出張などで数日以上家を不在にする際はNature Remoのコンセントを抜くことで節約になります。機器の接続状況にもよりますが、WiFiルーターなども抜くとよいです(WiFiルーターは1日2円前後の電気代がかかる)


 出張などで家を不在にしがちな方は、不在時に使わない機器を一つの電源タップにまとめておくと抜き差しがラクになります。


 Nature Remoへの給電に使用するUSB充電器によっても消費電力に若干の差異が生じる可能性がありますが、Nature Remoの消費電力は約1Wとわずかなので高価な高性能なUSB充電器を購入しても元を取るのは難しい可能性があります。


電力会社を乗り換えると5〜15%安くなる


 電力会社を安い新電力に切り替えることで、電気代が5〜15%安くなります。
 一般的な家庭では、平均して年間で1万円前後の節約になります。切り替えは簡単で、ネットで5分あれば完了します。初期費用などは掛かりません。





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