卒FIT 太陽光発電の余剰電力の売電価格の比較

卒FIT余剰電力の買取価格の比較


 固定価格買取が終了した家庭の太陽光発電は、国の制度による買い取りは終了します。しかし専門の業者と契約することで、引き続き売電収入を得ることは可能です。FIT期間が終了した「卒FIT」後の買取について解説します。



余剰電力買取サービスの比較表 63社掲載


 参入を表明している買取業者のサービス内容を、エリアごとに紹介します(※離島など除外地域もあるので詳細は各社公式サイトで)


社名 買取価格 セット契約 備考
北海道電力 8.0円/kWh -
ENEOS 11円/kWh -
北海道ガス 11円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 10.6円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
NTTスマイルエナジー 9.3円/kWh -
ミツウロコ 8.0円 -
トドック電力 11円/kWh 電気 灯油などとセットで13.5円/kWh
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
ミツウロコ 9円 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
生活クラブエナジー 8.0円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け

社名 買取価格 セット契約 備考
東北電力 9円/kWh - 別途、仮想蓄電サービスなども
スマートFIT 11.5円/kWh -
ENEOS 11円/kWh -
須賀川ガス 10円/kWh
JAでんき 9.5円/kWh -
NTTスマイルエナジー 9.3円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 9.3円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
みんな電力 9.0円/kWh
シェアでんき卒FIT 8円/kWh -
ミツウロコ 8.0円 -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
シン・エナジー 9.5円/kWh 電気
生活クラブエナジー 9.0円/kWh 電気
ミツウロコ 9円/kWh 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け

社名 買取価格 セット契約 備考
東京電力 8.5円/kWh -
スマートFIT 11.5円/kWh -
ENEOS 11円/kWh -
エネックス 10円/kWh
東京ガス 9.5円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 9.5円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
NTTスマイルエナジー 9.3円/kWh -
中部電力 9.0円/kWh -
東北電力 9.0円/kWh - 別途、仮想蓄電サービスなども
千葉電力 9.0円/kWh -
京葉ガス 9.0円/kWh -
JAでんき 9.0円/kWh -
秩父新電力 8.7円/kWh - 埼玉・東京のみ
ふかやeパワー 8.6円/kWh 埼玉県内のみ
電気とセットで8.8円/kWh
みんな電力 8.5円/kWh
シェアでんき卒FIT 8円/kWh -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
ミツウロコ 8.0円 -
熊本電力 13.0円 電気 電気代も最安クラス
東急でんき 10.9円/kWh 電気
東京ガス 10.5円/kWh 電気
中部電力 10円/kWh 電気
京葉ガス 10円/kWh 電気ガス
千葉電力 10円/kWh 電気
ミツウロコ 9.0円/kWh 電気
シン・エナジー 9.0円/kWh 電気
まちエネ(ローソン) 9.0円/kWh 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
生活クラブエナジー 8.5円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
ヘーベル電気 10円/kWh 住宅 ヘーベルハウスオーナー向け

 オール電化プランを利用していない場合は、熊本電力がトータルで最もお得です。


社名 買取価格 セット契約 備考
中部電力 7円/kWh - シンプルプラン
スマートFIT 10円/kWh -
ENEOS 10円/kWh -
東邦ガス 9.0円/kWh -
NTTスマイルエナジー 8.4円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 8.4円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
ミツウロコ 8.0円 -
シェアでんき卒FIT 8.0円/kWh -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
JAでんき 7.5円/kWh -
静岡ガス 8.3円/kWh - 静岡、山梨・長野の一部が対象
みんな電力 7.0円/kWh
サーラ 10円/kWh クレジットカード
電気Andガス
ポイントバック
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
東邦ガス 9.5円/kWh ガスor電気 ガスもしくは電気の契約者
中部電力 9円/kWh 電気 WAONプラン
買取電気はイオンの店舗で使用
ミツウロコ 9円 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
シン・エナジー 8.5円/kWh 電気
中部電力 8.1円/kWh 電気 Amazonギフト券プラン
買取額をAmazonギフト券で進呈
サーラ 8円/kWh クレジットカード ポイントバック
中部電力 8円/kWh 電気 プレミアムプラン
買取分を翌月電気料金から値引き
生活クラブエナジー 8.0円/kWh 電気
浜松新電力 7.0円/kWh 電気 浜松市内のみ
中部電力 7〜12円/kWh 電気 再エネスマートプラン
時間帯によって買取額が変動
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
ヘーベル電気 10円/kWh 住宅 ヘーベルハウスオーナー向け

社名 買取価格 セット契約 備考
北陸電力 8円/kWh - 固定単価プラン
ENEOS 10円/kWh -
NTTスマイルエナジー 8.4円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 8.4円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
ミツウロコ 8.0円 -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
JAでんき 7.5円/kWh -
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
ミツウロコ 9円 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
シン・エナジー 8.5円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
北陸電力 年1.5万円〜 電気 年間定額プラン
年間一括で買い取る
北陸電力 5円/kWh〜 電気 電気預かりプラン→解説

社名 買取価格 セット契約 備考
関西電力 8円/kWh -
ENEOS 10円/kWh -
スマートFIT 10円/kWh -
和歌山電力 10円/kWh - 和歌山県外も対象
キャンペーンで更に最大5千円
夏季は11円で買取
はりま電力 9.0円 -
大阪ガス 8.5円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 8.5円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
JAでんき 8.5円/kWh -
NTTスマイルエナジー 8.4円/kWh -
シェアでんき卒FIT 8円/kWh -
ミツウロコ 8.0円 -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
みんな電力 8.0円/kWh
ならコープ 11円/kWh コープ
電気
ならコープ 10円/kWh コープ
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
大阪ガス 9.5円/kWh 電気 スタイププランE
とのセット契約
大阪ガス 9.0円/kWh 電気
ミツウロコ 9.0円 電気
コープこうべ 9.0円 電気 組合員向け
電気契約無しは8.5円
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
シン・エナジー 8.5円/kWh 電気
生活クラブエナジー 8.0円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
ヘーベル電気 10円/kWh 住宅 ヘーベルハウスオーナー向け

社名 買取価格 セット契約 備考
中国電力 7.15円/kWh -
ENEOS 10円/kWh -
スマートFIT 10円/kWh -
NTTスマイルエナジー 8.4円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 8.4円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
シェアでんき卒FIT 8円/kWh -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
ミツウロコ 8.0円 -
JAでんき 7.65円/kWh -
みんな電力 7.15円/kWh
中海テレビ放送 未定 2019年8月に価格決定
鳥取県西部のみ対応
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
ミツウロコ 9円 電気
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
シン・エナジー 7.65円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
ヘーベル電気 10円/kWh 住宅 ヘーベルハウスオーナー向け

社名 買取価格 セット契約 備考
四国電力 7円/kWh - 買取プラン
ENEOS 10円/kWh -
NTTスマイルエナジー 8.4円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 8.4円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
ミツウロコ 8.0円 -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
JAでんき 7.5円/kWh -
みんな電力 7.0円/kWh
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
四国電力 8円/kWh 電気 ためトクサービス→解説
昭和シェル石油 8.5円/kWh 電気
ミツウロコ 9円 電気
シン・エナジー 7.5円/kWh 電気
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け

社名 買取価格 セット契約 備考
九州電力 7.0円/kWh -
スマートFIT 10円/kWh -
ENEOS 8.0円/kWh -
シェアでんき卒FIT 8.0円/kWh -
宮崎電力 8.0円/kWh -
ミツウロコ 8.0円 -
eco電力 8.0円 - 電気とセットは9円/kWh
ネクストパワーやまと 8.0円/kWh 電気契約者などは10円/kWh
日本ガス 8.0円/kWh ガスor電気とセットで9円
ガスand電気とセットで10円
鹿児島県内のみ対応
みやまスマートエネルギー 7.7円/kWh みやま市周辺のみ
電気とセットで8.03円/kWh
JAでんき 7.5円/kWh -
NTTスマイルエナジー 7.2円/kWh -
丸紅ソーラートレーディング 7.0円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも
みんな電力 7.0円/kWh
熊本電力 12.0円 電気 電気代も最安クラス
宮崎電力 10円/kWh 電気
新電力おおいた 10円/kWh 電気 エコキュートor蓄電池必要
ダイワハウスでんき 10円/kWh 電気 大和ハウスオーナーは11.5円/kWh
ミツウロコ 9.0円 電気
西部ガス 8.0円/kWh ガス
昭和シェル石油 7.5円/kWh 電気
シン・エナジー 7.5円/kWh 電気
芝浦電力 30円/kWh 住宅・電気 マンション住民向け
スマートハイムでんき 12円/kWh(蓄電池付)
9円/kWh(太陽光のみ)
住宅 セキスイハイムオーナー向け
積水ハウスオーナーでんき 11円/kWh 住宅 積水ハウスオーナー向け
住友林業 11円/kWh 住宅 住友林業向け
ヘーベル電気 10円/kWh 住宅 ヘーベルハウスオーナー向け

 オール電化プランを利用していない場合は、熊本電力がトータルで最もお得です。


社名 買取価格 セット契約 備考
沖縄電力 7.5円/kWh - 離島にも対応
コープおきなわ 8.03円/kWh 組合員 電気契約者は8.53円/kWh
シン・エナジー 8.0円/kWh 電気
丸紅ソーラートレーディング 7.6円/kWh - 別途、蓄電池購入者用プランも

 他の地域と比べて参入企業は少ないです。


FIT終了後も余剰電力を売電できる


 FIT終了後の売電について解説します。


買い取り業者と契約すれば売電できる


 現在、太陽光発電を設置している家庭の多くが地元の大手電力会社(東電や関電など)に余剰電力を売電していると思います。


 これまでの売電は国の「固定価格買取制度(FIT)」を利用したもので、電力会社は家庭から余剰電力を買い取る義務がありました。買い取りの原資は国民から広く集められた「再生可能エネルギー発電賦課金」です。


アグリゲーターなど買い取り業者と直接契約する


 国の制度による買取期間が終了した後も、上で紹介したような買取業者に申し込むことで売電を継続することが可能です。


買取価格はFITより安くなる


 太陽光発電の買い取り制度が始まった当初、2009年時点の買い取り価格は1kWhあたり48円。そこから段階的に買い取り価格が引き下げられ、平成29年度には24円と半額になっています。


 40円台で売電しているご家庭にとっては「24円」という価格でも安すぎると感じると思います。ですが24円という現在の買い取り価格ですら、電気の市場価格と比較して大幅に高い水準です。


 では、卒FIT後の買取価格はどうなるのかというと、既に買取価格を公表している業者は8〜10円/kWh程度を買取価格として提示しています。


ソーラーパネルを設置した家


 10円という価格は、おおむね電気の市場価格(卸電力市場)と同程度です。


 一般家庭の電気代は地域にもよりますが、1kWhあたり26円前後が相場。買取価格が26円を大きく下回るということは、つまり自宅での消費を増やした方がお得になるというわけです。


 売電先の変更とあわせて、自家消費を増やすことも検討しましょう。
 自家消費を増やす取り組みとして蓄電池が注目されていますが、日本での家庭用蓄電池の導入コストはとても高いため、蓄電池を導入しても「元を取る」のは難しいです。停電時の非常用電源としてのメリットなどを考えて検討してください。


蓄電池の一括見積もり

関連サービスも


 卒FITの余剰電力に関連した、新たなサービスの検討も進んでいます。


仮想蓄電サービス


 売電した余剰電力を「蓄電」したとみなして、電気代と相殺できる仕組みの新しいサービスです。実際に電気が蓄電されるわけでは無く、高額な導入費用なども掛かりません。


 詳しくは以下の記事で。


電気自動車の電池を利用したサービス


 イオンが関西電力と連携し、家庭の太陽光発電から生まれる余剰電力を「実質的に」買い取るサービスを準備しています。


電気自動車を使って卒FITの余剰電力を買い取る


 電気自動車の電池を利用して、自宅で充電してもらった電気をイオンモールの駐車場に設置した設備を介して受け取り、その電気を店舗で使用するという取り組みです。


 ユーザーは電力量に応じて「WAONポイント」を受け取ることが出来ますが、電力会社を介さない電力の売買は法律で認められていないため、「電力買取」の対価ではなくサービスへの「協力」への謝礼として支払われます。




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