熊本電力の卒FIT買取

熊本電力の卒FIT太陽光の売電サービスを解説


 電気料金の安さで注目を集める熊本電力が卒FIT太陽光の余剰電力買取に参入しました。大手電力や競合他社のサービスと比較しながら、熊本電力の卒FIT買取メニューのメリット・デメリットを解説します。



熊本電力公式サイト

熊本電力の詳細


 サービス内容を詳しく解説します。


地域別 買取価格の一覧


 地域によって買取価格が異なります。


エリア 買取価格
北海道電力エリア 12.0円/kWh
東北電力エリア 12.0円/kWh
東京電力エリア 13.0円/kWh
中部電力エリア 12.0円/kWh
北陸電力エリア 12.0円/kWh
関西電力エリア 13.0円/kWh
中国電力エリア 12.0円/kWh
四国電力エリア 12.0円/kWh
九州電力エリア 12.0円/kWh
沖縄電力エリア 非対応

 熊本電力の電気とのセット契約が必要です。


 いずれの地域でも、大手電力会社の標準的な卒FIT買取メニューと比較して数円以上高く、新電力の買取メニューとしても「最高値クラス」と言える内容です。


熊本電力公式サイト

電気とのセット契約が必要


 高い金額での売電が可能な熊本電力ですが、電気とのセット契約が必要です。


 電気料金(買電)についても、熊本電力は多くの地域で「最安値クラス」の料金プランなので、買電・売電ともにお得です。


熊本電力のメリット・デメリット


 他社サービスと比較したメリット・デメリットを紹介します。


売電・売電トータルでの試算


 セット契約が必要な買取メニューなので、売電・買電セットで試算します。


ケース 電気代削減 買取金額上積み 合計(東電比)
売電・購入ともに東電 0円 0円 0円
売電・購入ともに東京ガス -11458円 +7000円 18458円トク
売電・買電ともに熊本電力 -17257円 +15750円 33007円トク

 年間売電量を3500kWh、電気の使用量を40A・月391kWhとした場合の年間試算です。


 売電価格も高いですが、買電についても記事前半でも紹介したように、多くの地域で「最安値クラス」です。例えば40A契約で月391kWhを買電している場合、当サイトで掲載している東京電力エリアの433プラン(2020年7月現在)の中で「最安」です。


 他の地域においても、同じ条件で試算するといずれも最安値圏、あるいは最安値と言える料金プランです。買電量が上記の例より少ない場合でも、例えば月100kWh程度の使用量(買電量)でも安いです。


熊本電力公式サイト

九州以外ではオール電化プランには非対応


 電気代も安いと言える熊本電力ですが、九州以外のエリアではオール電化用プランや時間帯によって料金単価が変わるプランには対応していません。


 もしオール電化プランなどから乗り換えた場合、電気代が安くなるどころか大幅に割高となるリスクがあるため、契約を推奨しません。熊本電力の電気料金は「安い」ですが、オール電化プランは夜間の電気料金単価が非常に割安(一方で昼間は割高)に設定され、その安い電力を深夜に多く使ってエコキュートや電気温水器でお湯をつくるシステムであるため、熊本電力でも割高となるリスクがあります。


 売電だけでも契約出来る買取メニューもあるので、他社をおすすめします。


 なお、九州では2020年8月からオール電化プランの提供を開始しており、九電のオール電化よりも安いのはもちろん、新電力のオール電化プランとしては最安値水準の料金プランです。


申込方法


 熊本電力の電気を契約すると、マイページの下の方に卒FIT買取の申込みフォームが表示されます。まずは電気の契約を行ってください。


熊本電力公式サイト

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