出光昭和シェル石油の太陽光電力買取のメリット・デメリット

出光昭和シェル石油の太陽光電力買取を解説


 グループ企業に太陽光パネルメーカーを抱えるなど、太陽光発電に力をいれてきた出光昭和シェル。同社が卒FITの太陽光発電の余剰電力を買い取るサービスを始めます。サービス内容を他社と比較しながら詳しく解説します。


出光昭和シェル石油の太陽光電力買取

お台場にある昭和シェル石油本社


出光昭和シェル石油の太陽光電力買取の詳細


 サービス内容を詳しく解説します。




地域別 買取価格の一覧


 地域によって買取価格が異なります。


エリア 買取価格
北海道電力エリア 8.5円/kWh
東北電力エリア 8.5円/kWh
東京電力エリア 8.5円/kWh
中部電力エリア 8.5円/kWh
北陸電力エリア 8.5円/kWh
関西電力エリア 8.5円/kWh
中国電力エリア 8.5円/kWh
四国電力エリア 8.5円/kWh
九州電力エリア 7.5円/kWh
沖縄電力エリア 非対応

 2020年12月分まで適用の買取価格です。


 九州エリアのみ7.5円で、それ以外の地域では8.5円で買取ります。
 買取金額は新規参入の中ではやや低め、また大手電力会社と比べても例えば東北電力の方が高く、東京電力とは同額となっています(その他地域では大手電力よりも高い買取価格)


電気とのセット契約が必要


 昭和シェル石油に余剰電力を買い取ってもらうには、電気の契約も昭和シェルに切り替える必要があります(2016年3月以前のオール電化プランを契約中の場合は、買取のみの契約も可能)


 昭和シェル石油の電気料金プランは新電力としては「平均的」な水準で、例えば東京電力エリアで40A契約・月391kWhの使用量がある場合は東電よりも年間9037円安くなります。更に、月100Lまでシェルのスタンドでの給油がリッター2円安くなる特典があります。


 オール電化用のプランもあります。


 電気料金プランの詳しい解説は以下の記事をご覧ください。


解約条件は?


 解約時の違約金などは発生しないとしています。




出光昭和シェル石油のメリット・デメリット


 他社サービスと比較したメリット・デメリットを紹介します。


トータルで見るとお得感が低い


 太陽光発電の売電と、電気の購入をそれぞれ東京電力(「従量電灯B」)と契約した場合と比較します。


ケース 電気代削減 買取金額上積み 合計(東電比)
売電・購入ともに東電 0円 0円 0円
売電・購入ともにシェル -9188円 0円 9188円トク
売電をENEOS
購入をエルピオでんき
-14862円 +8750円 23612円トク

 年間売電量を3500kWh、電気の使用量を40A・月391kWhとした場合の年間試算です。


 8.5円あるいは7.5円という買取価格は、新規参入企業としては「低め」と言わざるを得ません。例えば最高値クラスの買取価格を提示しているスマートFITは10円/kWh以上(一部地域を除く)という買取価格を提示しています。昭和シェルとの差額を3.0円/kWhとすると、年間で10500円もの差になります。しかもこちらは電気とのセット契約が必要無いので、安い電気料金プランと組み合わせことも可能です。




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