- 文:管理人石井 2023年7月11日更新
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ハチドリソーラーのメリット・デメリットを解説
太陽光発電設置サービス「ハチドリソーラー」のメリット・デメリットを、他社の設置サービスと比較しながら分かりやすく解説します。
目次
ハチドリソーラーとは
ハチドリソーラーは「社会起業」をコンセプトに事業を展開しているボーダレス・ジャパンが提供しています。ボーダレス・ジャパンは2007年設立、従業員数1471名(23年3月時点)、売上高75億円(22年度)という企業です。
ボーダレス・ジャパンではCO2排出量の削減や地球温暖化対策にも力をいれており、電力供給サービス「ハチドリ電力」などのサービスを提供しています。
ハチドリソーラーのメリット
他社の太陽光発電設置サービスと比較した「メリット」を解説します。
自家消費に制限無し 売電収入も得られる
他社の太陽光発電設置サービス(特に無料設置サービス)では、自宅の太陽光発電で発電した電力を自宅で使う「自家消費」に一定の制限を設けている場合があります。自家消費量に制限を設けている例があります。
ハチドリソーラーではそのような制限は無く、自宅で作った電力を自宅で自由に使うことができるので、電気代の削減効果を大きくすることが可能です。
それに加え、他社の太陽光発電無料設置サービスでは契約期間中(10〜20年)に発生する売電収入はユーザーではなく設置業者が得るものがほとんどです。ハチドリソーラーでは契約期間内も売電収入をユーザーが得ることが出来るので、電気代の削減と売電収入でダブルでお得です。
電力会社の指定無し オール電化でも使いやすい
他社の太陽光発電設置サービスでは、業者指定の電力会社と契約しなければならないものが多いです。中には大手電力標準プランと比べて割高になる料金メニューを指定される場合もあり、実際に2022年下半期〜2023年春にかけて多くの太陽光発電無料設置サービスの抱き合わせの電気料金メニューが大手電力標準プランより割高になっていました。
ハチドリソーラーでは自由に電力会社を選ぶことが出来るため、そのような割高な電気料金プランを契約して損をする必要がありません。ハチドリ電力という電力供給サービスを提供していますが、これを契約する必要は無いですしハチドリ電力は市場連動型プランと呼ばれる電気代高騰リスクがある料金メニューなので契約をおすすめしません。
特にオール電化住宅の場合、太陽光発電無料設置サービスでは対応プランを提供していない場合もあり、電気代が特に大幅に割高になるケースがあります。他社のオール電化プランを利用しながら導入できるハチドリソーラーはオール電化住宅でも利用しやすいと言えます。
パネルは日本製(長州産業)
ハチドリソーラーは長州産業株式会社と提携し、日本製のソーラーパネルを設置しています。中国が安値攻勢で世界中に大量にソーラーパネルを輸出し、日本国内からは次々にパネル製造メーカーが撤退している中、国産品を応援することが出来ます。
停電対策・地球温暖化対策になる
これはハチドリソーラーに限ったメリットではありませんが、太陽光発電を導入することで停電対策と地球温暖化対策に大きく貢献します。
下のデメリットの部分で詳説しますが、ハチドリソーラーは契約期間中の当初15年はほぼ経済的メリットが無く、トントンくらいの収支になりますが停電対策・地球温暖化対策については契約期間中からメリットとして享受することが出来ます。
ハチドリソーラーのデメリット
デメリットもあります。
無料ではない 月額費用が掛かる
他社の「無料設置」サービスでは、初期費用だけでなく月額料金も一切掛からない(別途電気代が掛かる)ものが多いです。
一方、ハチドリソーラーは初期費用こそ0円とされていますが、月額料金として「ソーラープラン」3kWの場合6300円以上の費用が発生します。
3kWの太陽光発電システムの場合、年間発電量は3000kWhが目安です。電力会社から購入する電力を1kWh30円とすると、毎月7500円の節約になる計算です。実際には売電に回る電力もあり売電価格は16円/kWh(2023年度導入の設備の場合)と低いため、月額費用と電気代節約・売電収入でトントンくらいになる水準と言えます(詳しくは公式サイトから試算を依頼してください)
太陽光発電のパネルの寿命は30年程度と言われており、ハチドリソーラーの契約期間が満了する15年経過後も継続して利用することが出来ます(パワーコンディショナーなどの交換は必要) 契約期間満了後は丸々、経済的メリットを得ることが出来ます。
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