電力会社の解約手続きが完了したか確認するには
意外とあっけなく完了する電力会社の乗り換え手続き。簡単だからこそ、「ちゃんと手続き出来ているのか」不安に感じる人も少なくないようです。この記事では、電力会社の解約手続きが完了したかどうか確認する方法を紹介します。
目次
どうやって解約するの?解約の方法は
まずは解約手続きについて簡単に説明します。主に2通りのパターンがあります。
まず一番多いと思われるのが、電力会社を他の会社に切り替える際に発生する解約手続きです。
新しい会社に切り替える際は、新しい会社の方に申し込みの手続きをするだけで、ユーザーは特に解約手続きを自分で行う必要はありません。申し込んだ新しい会社の方から、現在契約している会社に解約手続きがいきます。
もう一つのパターンとしては、電気の使用自体を止めるために「解約」する場合です。
この場合は、現在契約中の電力会社に対し、自分自身で解約手続きを行う必要があります。ウェブのマイページから簡単に手続き出来るところもありますし、あるいは電話やメールで連絡すれば手続き出来ます。
解約完了を確認する方法
解約手続きをしたものの、本当に解約が済んだのか気になる人のために確認方法を紹介します。
電力会社から届く通知を確認する
一番わかり易いのは、これまで契約していた電力会社から「解約完了」の連絡が届くというものです。
私はこれまでに4社の新電力を解約していますが、その内の2社はメールで解約完了の連絡をしてくれました。
2社とも、実際に解約した日(契約が終了した日)から1〜2日後にメールが届きました。
残念ながらメールなどで通知を行っていない電力会社も数多く存在するものと思われるので、「連絡が来ていない=解約が完了していない」というわけではない点はご注意を。
ウェブのマイページを確認する
一部の新電力では、ウェブのマイページにログインすることで解約が済んでいるのか確認できる場合があります。
例えばあしたでんきの場合、「ご契約情報」というページを開くと契約期間を確認できるので、ここで契約終了(解約)を確認できます。
また、多くの新電力が電気使用量の「見える化」サービスを提供していますが、このデータの更新が止まっていれば少なくとも電気の供給が停止したと判断することも出来ます。
ちなみに、私がこれまでに解約した4社の新電力では、いずれも解約後もマイページを確認することが出来ています。一番古いものは2年前の解約ですが、現在もログイン出来ています。
切り替え先の電力会社を確認する
他社への切り替えによる解約の場合、切り替えた先の電力会社の状況を確認するという方法もあります。
電力自由化での電力の契約切り替えは「供給地点特定番号」という22桁の番号をもとに、「スイッチング支援システム」というシステムを介して行われます。
同じ供給地点番号の場所に2社同時に電気を供給するということが起こらないようなシステムになっているので、供給元が新しい会社に切り替わっていれば、古い会社からの供給は終了しているはずです。
新しい会社に切り替わっているかどうかは、やはりウェブのマイページで確認できます。契約情報や、あるいは「見える化」のデータをチェックしましょう。
サポートに問い合わせて確認する
解約出来たか気になってしょうがない場合は、契約していた電力会社のサポートセンターにメールや電話で問い合わせをして確認するのがおすすめです。ちゃんと答えてくれるはずですし、一番確実です。
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