電力会社の切り替え手順を解説
電力会社の乗り換えには興味があるけど、どんな手続きをするのか分からない。何をすればいいのか不安・・という人も多いでしょう。
私は既に電力会社を3回乗り換えているので、その時の体験談も交えながら乗り換えの手順を詳しく解説します!
目次
準備するもの
電力会社を乗り換えるにあたって、手続きはネットから簡単に出来るのですが、手元に準備しておきたいものがあります。
それは電気の検針票です。
電気の検針票には「契約名義」「お客様番号(契約番号)」「供給地点番号」の3つの情報が書かれています。申込みにあたってはこれら3つの情報が必要となるので、検針票を手元に置いておくとスムーズです。
それに加えて、電気と何か別のサービス(ガスなど)をセット契約にする場合は、セット契約にするサービスのお客様情報的なものも必要になるので、準備しましょう。
申込みから使用開始までの流れ
では、実際に乗り換えの手順をご紹介します。
電力会社を選ぶ
まずは乗り換え先の電力会社・プランを選びます。
契約するにあたっては、料金プランをよく確認することと、解約の条件は念入りに確認するようにしましょう。
まだ乗り換え先が決まっていない人は、当サイトの比較シミュレーションなどを活用すると簡単に候補をしぼりこめるので、おすすめです。
申込みをする
乗り換え先が決まったら、申込みをしましょう。
手続きはほとんどの会社がネットで出来ます。
公式サイトから必要情報を入力するだけ。手元に検針票があれば、5分もあれば完了します。簡単です。
なお、現在使っている電力会社(大手・新電力とわず)に対しては、今回申込む会社から解約申請がいくので、自分で手続きをする必要は基本的に無いです。
使用開始日が通知される
申込みが受理されると、電気の供給開始日(実際に切り替わる日付)がメールなどで通知されます。
この通知があるまでに1週間以上掛かることもありますし、申込み時に不備があると、確認の電話やメールが来るので対応してください。
スマートメーターへの交換工事
初めて新電力に切り替える場合は、自宅に「スマートメーター」と呼ばれる次世代型のメーターを設置する必要があります(義務ではないのですが、そうなっています)
自宅にまだスマートメーターが設置されていない場合は、メーターの交換工事が入ります。既に交換済みの場合はそのままで大丈夫です。
メーターの交換工事は「工事費用無料」ですし、停電も無く済むことも多いです。また、立ち会いの必要も無いことも多いです。賃貸のマンションやアパートでも特に問題はありません。
切り替え完了
メーターの交換も完了。そして月日は流れ・・
通知された使用開始日を迎えると、晴れて電力会社が新しい会社に切り替わります。切り替わった瞬間は全く分からないので拍子抜けすると思いますが、何の変化もありません。
乗り換えにあたって気になる疑問
切り替えにあたって不安や疑問に感じることが多い点を解説します。
メーターの交換工事について
上でも説明しましたが、スマートメーターが設置されていない場合はメーター交換工事が行われます。
既にメーターが交換済みの場合は、工事はありません。なのでこの数年内に建った新しい建物などでは、スマートメーターが設置済みなのでその場合は工事はありません。
切り替えまで何日掛かるの?
申込みから実際に切り替わるまでの日数が気になるかと思います。
これはケースバイケースなので一概には言えませんが、私自身の実体験やネットの口コミを総合すると、概ね「数週間前後」掛かります。
多くの新電力では、ネットから自宅の電気の使用量を確認できる「見える化サービス」を提供しているので、そのデータを確認すると切り替わったことを実感できると思います。
新電力から新電力への切り替えはどう?
新電力から新電力への切り替えも出来ます。私も既に2回経験済みです。
手順は上で紹介したのと変わりなく、メーター交換工事も必要ないのでスムーズです。
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