スマートメーターへの交換工事が必要!

電力会社を乗り換えるのは、ネットのプロバイダを変更するのと似ています。
形式的に契約先を変更するだけで、電気は今までと同じルート(電線)を通って同じように送られてきます。ですから、新たに配線を引き込むような大掛かりな工事はいりません。
ですが、ただ1つスマートメーターへの交換が必要になります。
交換作業は無料でやってもらえる(※特殊な場合を除く)ので工事費用はかかりません!
スマートメーター交換工事の詳細
スマートメーターへの交換を詳しく説明します。
立会不要・停電も無し?
電力メーターの交換にあたっては、立会は必要ない場合がほとんどです。また、工事にあたって停電が無いことも多いです。電気を止めて工事する必要がある場合でも、停電時間はせいぜい5〜10分程度で済みます。
立ち会いについては、鍵を開けないと入れないエリア(オートロック内とか)にメーターが設置されている場合などには必要な場合もあります。管理人さん常駐のマンションなら、管理人さんが応対してくれると思います。
ちなみに、私の自宅では事前連絡無しで勝手に工事が始まり、そのままポストに紙切れ一枚を投函されて終了しました。部屋のLED電球が数分間にわたって点滅を繰り返すという異常があり、それでメーター交換工事に気づきました。幸い、起動中のデスクトップPCは無事でしたが、稼働中だったエアコンはオフになっていました。(2016年4月13日AM10時頃 東京都品川区にて)
賃貸でもOK
スマートメーターへの交換工事が必要、と言われると賃貸住宅にお住まいの方は心配に思うかもしれません。でもご安心ください。大家さんや管理会社の許可は必要ありません。原状復帰の必要もありません。
そもそも電力メーターは電力会社の所有物なので、大家さんがとやかく言うことはないです。また、法律により定期的な交換が義務付けられているので、大家さん側も「メーターを交換します」と言われれば「ああそうですか」となるはずです(そもそも大家さんに連絡がいかない事が多い)
乗り換える度にメーター交換するの?
電力自由化が定着すれば、電力会社の「乗り換え」を数年おきにする人が多くなると思います。そこで心配になるのが、乗り換えの度にメーターの交換が必要になるのか、ということです。でもご安心を。一度スマートメーターに交換してしまえば、後は耐用年数まで交換する必要はありません。
少し難しい話になりますが、メーターは東電や関電といった、地域の電力会社の所有物です。電力自由化が始まって新電力に乗り換えたとしても、あなたのご自宅のメーターは地域電力会社の持ち物です。「新電力」は電気を発電・供給する役割のみを持っている会社で、電気を届ける「送配電」の機能は持っていません。この送配電の部分は引き続き地域電力が担うことになっています。そして、各家庭の「メーター」は送配電機能の一部と見なされています。送配電機能は全ての電力会社が共用するものなので、電力会社を乗り換えてもメーターや電線を変える必要はない、ということになっています。
スマートメーターとは?
通信機能があるデジタル式の電力量メーターです。
検針員による検針が不要で、更に30分ごとのリアルタイムの電気使用量もチェック出来るようになります。
順次交換が進められていきます
通信式とか怖い・・ 変なメーターに交換しないで欲しいんだけど、と思った人には残念なお知らせになりますが、電力会社を乗り換えなくても日本中のメーターがスマートメーターに切り替わっていくことが決定しています。
例えば、東京電力管内では2020年度までに2700万台全てをスマートメーターに順次切り替えていくことになっています。メーターは耐用年数が決まっているので、電力会社を乗り換えない家庭でも、古くなったものから順に交換作業が進められていきます。
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