エイブルでんきの概要
運営会社 | エイブル | 電力調達 | PinT(東電系) |
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供給エリア | 沖縄・離島除く全国 | 契約条件 | 特に無し |
目次
エイブルでんきの特徴
- エイブルが募集、東電系新電力が電気を供給
- 新電力としては割高な料金設定
不動産仲介のエイブルが、東電系の新電力であるPinTと提携して提供しているのがエイブルでんきです。
賃貸アパートやマンションを契約する際に、勧められる機会が多い「電気」ですが、大手電力会社やほかの新電力とサービスとも比較しながらメリット・デメリットを詳しく解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
最新の料金表がネット上に見当たらないため評価が出来ない状況にありますが、以前は供給元であるPinTでんきと同じ料金メニューを採用していました。現在もPinTでんきと同等の料金プランであるとすると、北海道から九州まですべてのエリアの一般家庭において、エイブルでんきの電気料金は大手電力各社の標準メニューと比較して割高です。(30A契約/月348kWh 2023年12月分燃料費調整単価)
2023年11月28日作成されたエイブルでんきのチラシに記載されたQRコードのリンク先はPinTでんき公式サイトの料金メニューのページとなっており、現在もエイブルでんきはPinTでんきと同じ料金単価を採用しているものと推察しています。
地域によっては大手電力より2割以上割高になっている場合もあり、注意が必要です。PinTでんきの最新の料金プランについては、当サイトの電気料金一括シミュレーションに掲載しているのでこちらで参照してください。
セット割引は?
エイブルガス、エイブルひかりの料金と合算して割引が計算されるため、まとめて契約することで安くなります。ただし、エイブルガスなどもやはり料金設定で他社に見劣りするため、自分で安い会社を探して契約する場合と比べて「大幅に割高」と言わざるを得ません。
解約時の違約金は?
解約違約金などは発生しないとしています。
支払い方法は?
クレジットカードと口座振替に対応しています。
エイブルでんきの評価
大手電力より割高になる可能性に注意
記事前半でも解説したとおり、エイブルでんきの電気料金がPinTでんきと同等であった場合、大手電力標準メニューよりも「割高」です。契約する際に必ず「燃料費調整額」を含めた電気料金をよく確認することをおすすめします。
ガスやネットと一緒に契約することで割引になる「ポイントプログラム」という割引もありますが、この割引の適用にも注意が必要です。一般家庭では支払額がせいぜい1〜2%程度割引になる程度です。
1ヶ月の料金 | 割引率 |
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〜5千円 | 1% |
5001〜2万円 | 3% |
20001〜5万円 | 5% |
50001円〜 | 7% |
注意点としては、例えば料金が「7千円」の場合は7千円に対して3%つまり210円の割引が適用されるのではなく、5千円までに1%(50円)、5001〜7千円までに3%(60円)の割引が適用されます。
電気代全体が3%引きになるわけではありません。
環境面・エコ
環境省を通じて公表されたCO2排出係数によると、CO2排出量は1kWhあたり453g(2018年度実績)と、新電力としてはやや少ないと言える値でした。東京電力や中部電力と同等です。