シナネンあかりの森でんきの概要
運営会社 | シナネン | 電力調達 | 不明 |
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供給エリア | 沖縄・離島除く全国 | 契約条件 | 地域によっては 20A以上 |
目次
シナネンあかりの森でんきの特徴
- プロパンガスなどを展開するシナネングループの電力
- CO2排出量実質ゼロの電気を供給
- 解約事務手数料に注意 解約条件が厳しい
- 2023年4月から値上げへ
プロパンガスやガソリンスタンド事業などを展開するシナネングループの電力サービスです。ちなみに、シナネンの「シナ」はChinaのシナではなく品川のシナです。以前は品川燃料という社名でした。ちなみに現在の本社は品川区ではなく港区に置いています。
そんなシナネンが提供している「あかりの森でんき」のメリット・デメリットを、他社のサービスとも比較しながら詳しく解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
2023年4月分から値上げを実施します。値上げ幅がかなり大きいため、契約している方は注意してください。大手電力各社の標準プラン(従量電灯)より大幅に割高になっています。
あかりの森でんきは当サイトの料金一括シミュレーションに掲載しています。
オール電化プランも提供
あかりの森でんきはオール電化対応の「プランS」も提供しています。Co2排出0メニュー料金や、あかりの森プロジェクト料金が加算されるため基本的には大手電力のオール電化プランよりも割高な料金設定です。
解約時の違約金は?
1年ごとの自動更新で、更新日の「2週間前」以外の解約時に3300円の解約事務手数料が発生します。
また、契約期間満了前に解約した場合、残りの契約月数分のサポーター料金が一括で請求されます。
新電力の解約違約金の条件としてはかなり厳しいと言えます。
支払い方法は?
クレジットカード払いに対応しています。
シナネンあかりの森でんきの評価
解約条件が厳しい
記事前半でも紹介したように、あかりの森でんきは解約条件が厳しいと言えます。解約事務手数料が発生せずに解約できるのは一年の内2週間だけ、というのはかなり厳しいです。
そもそも、契約期間に関係無く解約事務手数料が発生する料金プランは、電力自由化で参入した新電力の中でも少数といえる珍しい存在です。家庭向けに電気を販売している新電力大手の中ではソフトバンクでんきくらいですし、そのソフトバンクでんきも解約事務手数料は550円という設定です。
燃料費調整上限が無いため割高
電気料金には毎月の燃料価格の変動を転嫁する燃料費調整という項目があります。大手電力の従量電灯プランの場合、燃料費調整には上限があり全国全てのエリアがこの上限に達しています(10月分で全エリア上限に到達)
一方、シナネンあかりの森でんきを含む多くの新電力ではこの上限を設けていません。そのため、電気料金本体部分で「最安」だった料金プランが、燃料費調整の上限が無いことで逆に大手電力従量電灯よりも割高になる事例が相次いでいます。
2023年2・3月分の燃料費調整単価では、燃料費調整に上限が無い全ての料金プランが、大手電力従量電灯よりも割高になっています。あかりの森でんきも例外ではありません。
一部の料金比較サイトでは、直近の燃料費調整単価を反映せず試算を行っているため注意してください。当サイトの料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます。
環境面・エコ
非化石証書やJ-クレジットという仕組みを利用することで実質的に再生可能エネルギー100%、そして実質CO2排出量ゼロとしています。
シナネンの電気自体は卸電力取引所37%、FIT電気20%、石炭火力15%ほかという電源構成です(2020年度実績)
2023年4月から値上げ
2023年4月分から値上げを実施します。値上げについては以下の記事で詳しく解説しています