CDエナジーダイレクトの評価

CDエナジーの概要


運営会社 CDエナジーダイレクト
中電と大ガスが共同出資
電力調達 非公表
供給エリア 東京電力管内 契約条件 一部プランは30A以上

公式サイト

あなた電気(CDエナジーダイレクト)の特徴


・中部電力と大阪ガスが共同出資して設立
・都市ガスとのセット割引も


 中部電力と大阪ガスが共同出資で設立し、首都圏の顧客獲得を狙う新会社が「CDエナジーダイレクト」です。大手電力会社と大手ガス会社がタッグを組み、国内最大市場である首都圏に「攻め込み」、東電や東京ガスの顧客を奪おうとしています。


 中部・関西エリアに家族がいると割引になる制度など、親会社の基盤を活かした他社には無いサービスもあります。詳しく解説していきます。


料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 燃料費調整に上限を設けていません。2022年9月分以降、東京電力の従量電灯B・Cと比較して割高になる場合があります。


 最新の燃料費調整単価に基づく料金シミュレーションは以下の電気料金一括シミュレーションで確認できます。


 なお、2022年9月分の燃料費調整単価を含めて試算した場合、一人暮らし世帯の平均使用量(20A契約・月170kWh)では東電の従量電灯Bよりも割高になっています。当サイトでも直近まで「一人暮らしにおすすめ」と紹介していたため大変申し訳ございませんが、一人暮らし世帯の方には速やかに東電従量電灯Bへの切り替えを推奨します。


 2人暮らし世帯の平均使用量(30A契約・月348kWh)ではベーシックでんきが東電と「ほぼ同水準」に、3人以上世帯の平均使用量ではまだCDエナジーの方が安い状況ですが、今後燃料費調整が上昇した場合、CDエナジーが東電従量電灯Bよりも割高になる恐れがあります。


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オール電化プランも


 新電力としては珍しいオール電化用プラン「スマートでんき」というプランもあります。基本料金・電力量料金の単価は東電の現行のオール電化プランである「スマートライフ」と同額で、1%のポイント還元分、東電よりお得です。


 他の新電力では東電よりも割高になる料金体系のオール電化プランも珍しくありませんが、このプランはしっかりと安くなる料金設定です。


セット割引は?


セット割対象サービス 割引額
ガス・電気のセット割 電気・ガス料金が
それぞれ0.5%引き
ポイント還元 電気料金の1%
(試算には含めています)
家族ポイント割 毎月100ポイント

 「家族ポイント割」は、離れて暮らす家族(2親等以内)が中部電力か大阪ガスと契約している場合に、あなた電気と契約することで毎月100ポイント(中部電力契約者)か1000円分のクオカード(大ガス契約者)がもらえるというサービスです。


 関西・中京圏から首都圏に単身赴任をしている場合や、子供が東京の大学に通っている場合などに適用されるでしょう。


 付与されるポイントはいずれも中部電力が運営しているカテエネポイントです。T-POINTやJALマイル、dポイント、WAONポイントなどに交換できます。


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初期費用は?


 初期費用はありません。契約事務手数料などの設定はありません。


解約時の違約金は?


 ベーシック、ファミリー、シングルプラン、スマートでんきなどでは違約金が掛かりません


 一方、Amazonプライム会員の会費が無料になる「エンタメでんき」や、「よしもとでんき」など特典が付帯するプランについては、契約残期間に応じて違約金が発生します。エンタメでんきの場合、契約残期間1ヶ月あたり400円と、更に495円の解約事務手数料が掛かります。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


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CDエナジーダイレクトの評価


顧客対応は?


 サービス開始直後にメールで問い合わせ、また申し込みを行った際に電話でのやり取りがありましたが、新電力としては質が高い顧客対応であると評価できる内容でした。回答内容が丁寧です。


 事務処理などは大阪ガス子会社が行っているようです(書類の送付先が大ガス系だった)


「見える化」も提供


 自宅の電気使用量をウェブで確認できる「見える化」サービスも提供しています。マイページにログインすると月別・日別・時間別のグラフで電力使用量を確認できます。


CDエナジーの「見える化」グラフ

時間別でのグラフ

 データの更新は1日1回、まとめて行なわれています。
 また、自宅の前年同月の使用実績や同じような使用状況の家庭と比較して診断結果を教えてくれる「省エネ分析」という機能もあり、定期的にチェックすると面白いですし、電気の使い方を見直すのに役立ちます。


環境面・エコ


 電源構成は公表されていません。2022年3月に卸電力取引所から脱会しているため、卸電力取引所からの直接の仕入れは出来ない状況となっており、親会社の調達ルートを利用しているのではないかと推測しています。


 環境省を通じて公表されたCO2排出係数は1kWhあたり430g(2017・18年度実績)、432g(19〜21年度)と新電力としてはCO2排出量が少ないと言える水準です。東電と比較しても一貫してCO2排出量が少ないです。


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