CDエナジー「ファミリーでんき」のメリット・デメリット

契約した私が語るCDエナジー「ファミリーでんき」


 実際にCDエナジーの「ファミリーでんき」を契約している私が、このプランのメリット・デメリットを他の新電力やCDエナジーの他のプランと比較しながら、分かりやすく解説します。


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料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる? 東電との比較


セット割引は?


 都市ガスとセット契約にすることで、電気代・ガス代がそれぞれ0.5%引きになります。ガスは東京ガスの都市ガスエリアのみ対応しています。


解約時の違約金は?


 解約違約金は掛かりません。


支払い方法は?


 クレジットカード、口座振替での支払いに対応しています。


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CDエナジーの他のプランとの比較


 CDエナジーの他のプランと、「ファミリーでんき」を比較します。


ベーシックプランと比較 損益分岐点は?


 まずは「ベーシックでんき」と比較します。


 月の使用量が390kWhを超えると、ファミリーでんきの方が安く、下回るとベーシックでんきの方が安いです。損益分岐点は390kWh、東電の電気代請求額にして11000円です。


 概ね3人以上の世帯ではファミリーでんきの方が安く、2人以下の世帯ではベーシックでんきの方が安いと言えます。


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シングルでんきとの比較


 続いて「シングルでんき」と「ベーシックでんき」を比較します。


 30A契約の場合、月の使用量が290kWh(東電の請求額にして8000円程度)を下回るとシングルでんきの方が安くなります。1・2人世帯が該当するでしょう。


 ただし290kWh以下の場合でも、シングルでんきよりも「ベーシックでんき」の方が安いので、ベーシックでんきを選んだ方が良いです。


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CDエナジーダイレクトの評価


 


環境面・エコ


 電源構成は現在のところ公表されていません。


 環境省を通じて公表されたCO2排出係数は1kWhあたり430g(2017・18年度実績)・432g(2019・20年度実績)と、新電力としてはCO2排出量が少ないと言える水準です。東電と比較しても一貫してCO2排出量が少ないです。


「見える化」も提供


 自宅の電気使用量をウェブで確認できる「見える化」サービスも提供しています。マイページにログインすると月別・日別・時間別のグラフで電力使用量を確認できます。


CDエナジーの「見える化」グラフ

時間別でのグラフ

 データの更新は1日1回、まとめて行なわれています。
 また、自宅の前年同月の使用実績や同じような使用状況の家庭と比較して診断結果を教えてくれる「省エネ分析」という機能もあり、定期的にチェックすると面白いですし、電気の使い方を見直すのに役立ちます。


顧客対応は?


 2018年のサービス開始直後にメールで問い合わせ、また2019年末に申し込みを行った際に電話でのやり取りがありましたが、新電力としては質が高い顧客対応であると評価できる内容でした。回答内容が丁寧です。


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