CDエナジー「CDグリーンでんき」を他プランと比較
CDエナジーが提供を開始した「CDグリーンでんき」のメリット・デメリットを、CDエナジーの他プランや他新電力と比較しながら解説します。
目次
CDグリーンでんきとは
まずはCDグリーンでんきの概要を解説します。
実質再生可能エネルギー100%の電気
CDグリーンでんきの最大の特徴は、実質再生可能エネルギー100%の電気を供給する点です。
通常のCDエナジーの料金メニューは再生可能エネルギーは約3%(2022年度実績)ですが、CDグリーンでんきでは非化石証書(再エネ指定)という仕組みを利用することで、供給する電力を実質100%再生可能エネルギーとしています。CO2排出量も実質ゼロです。
非化石証書が付与された電気は、実質的に再生可能エネルギーでつくられたとみなされる制度があり、この仕組みを利用しています。

5%ポイント還元
電気料金(税込み)100円につき5ポイントのカテエネポイントが付与されます。カテエネポイントはCDエナジーの親会社の一つである中部電力ミライズのポイントで、1ポイント=1円相当としてVポイント(旧Tポイント)やPontaポイントなどに交換ができるほか、電気料金の支払いにも充当できます。当サイトの試算にはポイント還元率5%として計算に含めています。
なお、ポイント還元の対象には再エネ賦課金は含まれません。

CDグリーンでんきのメリット
CDエナジーの他プランや他電力会社と比較したCDグリーンでんきのメリットを整理します。
電気代が安い(料金シミュレーション)
一般家庭の平均点な使用条件では、東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)よりもCDグリーンでんきの方が電気代が安いです。世帯人数別の平均使用条件で料金を比較します(2026年3月分の燃料費調整単価・料金、ポイント還元込み 同額の再エネ賦課金は含まない 使用条件によりお得額は変動します)
| お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
| 東京電力エリア CDグリーンでんきB |
-1194円 | -4247円 | -4338円 | -4503円 |
一般的な使用条件では、東京電力より電気代が安いです。また東京ガスの基本プランと比較しても安く、新電力の中でもまずまずの料金水準です。
従量料金部分は東京電力のスタンダードSと同額、基本料金が10Aあたり100円高く設定されています。5%分のポイント還元があるため、一般家庭ではポイント還元込で「お得」ですが、電気の使用量が少ない場合は東京電力より高くなります。20A契約の場合、月120kWを下回るとポイント還元を含めても東電より高いです。

環境負荷が小さい電気を使える
実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロの電気が供給されるので、環境意識を低減することができます。
家庭から排出されるCO2の内、50.9%が「電気」に由来するとされています(出典:全国地球温暖化防止活動推進センター) CDエナジーの通常の料金メニューでも、東京電力エナジーパートナーと比較してCO2排出量が少ない(2017〜23年度実績)ですが、ゼロではなく1kWhあたり298g(23年度実績)のCO2を排出するので、CDグリーンでんきを利用することでCO2排出量を実質的に大きく削減することができます。
CDグリーンでんきのデメリット
デメリットも指摘します。
通常プランより電気代が高い
実質再生可能エネルギー100%という付加価値がある分、CDエナジーの通常の料金メニューと比較して割高です。世帯人数別の平均使用条件で東京電力エナジーパートナーの標準メニュー(スタンダードS)と料金を比較します(2026年3月分の燃料費調整単価・料金、ポイント還元込み 同額の再エネ賦課金は含まない 使用条件によりお得額は変動します)
| お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
| 東京電力エリア CDグリーンでんきB |
-1194円 | -4247円 | -4338円 | -4503円 |
| 東京電力エリア ベーシックでんきB |
-1888円 | -6667円 | -9366円 | -12221円 |
| 東京電力エリア ファミリーでんき |
+54157円 | -6105円 | -9268円 | -12621円 |
| 東京電力エリア シングルでんき |
20A契約不可 | -2522円 | -2862円 | -3210円 |
電気代の安さを求めると、ベーシックでんきやファミリーでんきが「正解」と言えます。
とはいえ、平均的な使用条件では東京電力の標準メニューよりも安いですし、東京ガスの基本プランと比較しても安いです。
また、前述の通り電気の使用量が少ない場合は東京電力の標準メニューより割高になる場合もあります。例えば太陽光発電と蓄電池を導入している戸建てや別荘などでは注意が必要です。このような使用条件で実質再エネ100%の電気を使いたい方には、東京ガスのさすてな電気をおすすめします。
CDエナジーの他プランのくわしい解説は以下の記事で。

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