CDエナジーの動力プランのメリット・デメリットを専門家解説 | 低圧電力

広告

CDエナジーの低圧電力(動力)を専門家が解説


 CDエナジーが密かに提供している低圧電力(動力プラン) そのメリット・デメリットを、電力自由化の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私が解説します。



CDエナジーの低圧電力の特徴


 CDエナジーの低圧電力の概要を解説します。


電気料金 少使用量なら安い


 CDエナジーの電気料金は「基本料金が安く」「電力量料金が高く」設定されています。


 東京電力エナジーパートナーの「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


年間削減額

小規模マンションEV
東京電力エリア -3904円

 小規模マンションのエレベーターの例では、東京電力より年間で3904円の節約になります。


 ただし、電気の使用量が大きいケースでは節約メリットが小さくなったり、あるいは逆に東京電力よりも電気代が高くなるケースもあります。ご自身で試算をすることをおすすめします。


 例えばエアコン用に動力プランを使用している場合などにはメリットが出づらい料金体系といえます。


公式サイト

解約違約金無し


 CDエナジーの低圧電力には解約違約金などはありません。


 2023年10月以前の契約分については、途中解約で10000円の解約違約金設定がありましたが2023年10月以降分の契約については解約違約金は削除されています。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


公式サイト

CDエナジー低圧電力のメリット


 他社と比較したメリットを挙げます。


使用量が少なければ電気代が安い


 記事前半でも紹介したとおり、電気の使用量が多くなければメリットを得られる料金体系です。特に契約容量に対して使用量が少ないと、メリットが大きくなります。


 例えば庭の水撒きなどに使う井戸ポンプや、ホームエレベーターなどの用途が当てはまるでしょう。逆に空調用に低圧電力を利用している場合には適さない料金体系です。


電灯契約もかなり安い


 CDエナジーの電灯契約は東京ガスやauでんき、ENEOSでんきといった主要な新電力各社と比較しても競争力のある料金水準です。例えば4人世帯の平均的な使用条件(50A・月437kWh)で年間約1万円ほど東京電力の標準メニューより安いです。


 電灯契約の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。


公式サイト

CDエナジー低圧電力のデメリット


 デメリットを指摘します。


(Web)動力だけでは申し込めない


 CDエナジーの公式サイトでWebの申し込みフォームを確認すると、動力プランは電灯契約とセットで申し込む形でフォームが用意されており、低圧電力だけでの申し込みが少なくともWebからは出来ないようになっているようです。


 低圧電力だけで契約を検討している場合は出光でんきの低圧電力をおすすめします。CDエナジー




関連記事


地域別 電気料金比較表

電気料金比較シュミレーション

電力自由化Q&A

項目別おすすめ

人気の電力会社