povoはauでんきのセット割対象だがデメリットもある

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povoでもauでんきの割引は受けられます


 割安な新料金プランとして登場したpovoの契約者も、実はauでんきのセット割の対象です。povo2.0の最新情報も交えながら、分かりやすく解説します。



auでんき公式サイト

povoもauでんきの割引対象


 povoの契約者についても、通常のau契約者と同様の内容でauでんきを利用することが出来ます。


auでんきでの割引内容は


auショップ


 auでんきでは、「auでんきポイントで割引」という割引をauの通信契約者に提供しています。


 auでんきは各地域の大手電力会社の標準メニュー(従量電灯)と同水準、あるいは同額の電気料金単価が設定されています。つまり、電気代は大手電力と同じということです。


 その電気料金に対して、毎月以下のポイント還元率でPontaポイントを還元するのが「auでんきポイントで割引」の中身です。ポイント還元率は以下のとおり。


auでんきの料金 還元率
8千円未満 0.5%
8千円以上 1%

 毎月の電気代の金額に応じて還元率が変動する仕組みです。


 注意点としては、ポイント還元は「税抜」の電気料金に対して行われるため、消費税10%を含んだ電気料金ベースではポイント還元率は最大で約0.9%となります。つまり、「auでんきポイントで割引」が適用された場合のauでんきの料金は、大手電力の標準メニューと比較して最大約0.9%安くなります。


auでんき公式サイト

「auでんきポイントで割引」には微妙な違いが


 この「auでんきポイントで割引」は通常のauのスマホプラン、あるいはauひかり、UQモバイル契約者に適用されます。また、povoの契約者も対象です。ですが、povo1.0とpovo2.0とでは割引の適用の仕方が若干異なります。


 povo1.0では通常のau回線と同様に「auでんきポイントで割引」が適用されていました、povo2.0では「auでんきポイントで割引」は割引対象回線として設定することは出来ないものの、au IDの統合手続きを行うことで「auでんきポイントで割引」と同等のPontaポイント還元を受けることが出来ます。


 ややこしい文章で理解に時間が掛かりますが、言い換えると手続きは異なるが、ポイント還元は同じということです。povo2.0を契約してauでんきを利用する場合は注意してください。


申し込み方法は


 auでんきの申し込みは公式サイトから出来ます。au IDがあれば、あとは現在契約している電力会社の「お客様番号」と「供給地点特定番号」があれば簡単に申し込み出来ます。


 お客様番号と供給地点番号は電力会社の検針票や請求書に記載されています。


 現在povoも含めauと契約が無い場合は、先にpovoの契約手続きを済ませてからauでんきに申し込んでください。


auでんき公式サイト

povoとauでんきを一緒に利用するデメリットも


 povo契約者が利用してもメリットがあるauでんきですが、デメリットもあります。


auでんきは他社と比較して電気代が高い


 上述のように、auでんきは大手電力の標準メニューと比較して最大で「実質0.9%」安くなる料金体系です。


 一方、電力自由化で参入した新電力会社の中には、条件にもよりますが大手電力より5%あるいは10%以上安くなる料金プランを提供しているところもあります。


 auでんきの料金水準は、新電力としては平均的か、あるいはやや割高といえます。特にファミリー世帯で電気を多く使う場合は、auでんきではなく他社の電気と組み合わせて使った方がお得です。


 お得な料金プランは以下の料金シミュレーションで確認できます(auでんきも掲載)


オール電化住宅などでは割高


 auでんきは大手電力の標準プラン(従量電灯)に準じた料金体系です。オール電化プランは提供していません。


 オール電化住宅でauでんきを契約した場合、大手電力の「オール電化プラン」と比較して年間数万円単位で割高となってしまうケースが多いので注意が必要です。大手電力より安くなる可能性は極めて低いです。


 オール電化住宅では必ずオール電化プランを契約してください。以下の記事で割安なオール電化プランを紹介しています。




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