中部電力「おとくプラン」のデメリットは

中部電力の「おとくプラン」にはデメリットもある


 中部電力の新プラン「おとくプラン」にはデメリットもあります。契約する前に知っておくべき特徴を、電力自由化の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私が分かりやすく解説します。



中部電力おとくプランの特徴・メリット


 まずは「おとくプラン」の特徴やメリットを紹介します。


従量電灯Bよりも「安い」


 中部電力の標準メニューである「従量電灯B」と、「おとくプラン」は実は電気料金の単価自体は同じです。電気代は同じと言えます。


 ですがおとくプランの場合、従量電灯Bには無い以下の特典が付く分「安い」です。



 上記の特典分、従量電灯Bと比較しておとくプランの方がお得です。月200円程度、従量電灯Bよりも安くなるとイメージしてください。


 なお、割引額は中部電力の無料の会員サイト「カテエネ」への登録の有無で変わります。登録していれば月153円が割引されるので、おとくプランを契約する前にカテエネへの登録をおすすめします。申し込みもカテエネから出来ます。


中部電力公式サイト

2年契約だが解約違約金は無い


 契約上は2年契約となっており、公式サイトにも「2年間の継続利用が加入条件となります。」とありますが、解約違約金の定めはありません。仮に短期間で解約することになっても、特に費用は発生しません。この点は「従量電灯B」と同じです。


ガスとのセット割引が適用される


 中部電力は東邦ガスのエリアで都市ガスの販売も行っています。電気・ガスをセット契約にすることでセット割引としてガス料金が2%引きになる特典がありますが、従量電灯Bはセット契約の対象ではありません。


 おとくプランはセット契約の対象プランであるため、おとくプランを契約した方がセット割引で年1000〜2000円程度お得です。


従量電灯Bとの比較(まとめ)


 従量電灯Bと比較したおとくプランのメリット、特徴をまとめます。



中部電力公式サイト

おとくプランのデメリット


 一方で注意すべきデメリットもあります。


口座振替割引は適用されない


 従量電灯Bは口座振替で電気料金を支払うことで「口座振替割引」が適用されます。1ヶ月55円という金額です。


 一方、おとくプランは口座振替割引の対象外です。おとくプランは従量電灯Bと比較して月200円程度お得であると記事前半で紹介しましたが、口座振替で電気代を払っている場合は差額が月150円まで縮みます。


新電力のプランと比べると割高


 「おとくプラン」は中部電力の従量電灯Bと比較すると月200円程度、年間で2000円以上お得になりますが、電力自由化で参入した新電力の中には、従量電灯Bと比較して年間1万円近く割安になる料金プランを提供しているところもあります。


 そうした割安な新電力と比較すると、「おとくプラン」は割高と言えます。


結論:中電を使い続けたいなら最良の選択肢


 新電力の料金プランと比較すると割高と言える一方、従量電灯Bと比較すると「おとくプラン」は間違いなく安いと言えます。


 わけの分からない新電力とは契約したくない、中部電力を使い続けたいという人には「おとくプラン」は最良の選択肢と言えます。


中部電力公式サイト



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