大東エナジーの特徴
・大東建託グループの電力事業部門
・対応エリアの広さに期待
・自社物件での太陽光発電がメイン
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大東エナジーが事業縮小を決定!利用者はどう対応すればいいの?他社への転出を要請している件について |
概要
『大東エナジー』は「アパート一括借り上げ」の賃貸経営受託システムで成功を収めている大東建託グループが2014年に設立した子会社。大東建託は2012年から賃貸物件で「屋根借り太陽光発電」をし、地域電力会社への売電を行っています。
今後はその売電先を大東エナジーに順次切り替え、グループが管理する賃貸物件入居者に格安で小売りされることになります。賃貸物件での太陽光発電の他、電力卸市場の取引などで電力を調達する方法も検討しているようです。
予想供給エリア
大東グループが管理する全てのマンション・アパートへの電力小売りを目指していますから、おそらく供給エリアは全国になるでしょう。ただし、主な電力を太陽光発電に依存していますので、東北や北海道などの一部地域をのぞく形になるかもしれません。他社賃貸物件や戸建て住宅などへの供給予定は今のところないようです。
口コミ・評判
大東建託グループは、LPガスなどのエネルギー事業にも早くから取り組んできました。長年温めていたエネルギー事業のノウハウ、そして2017年には100万戸を突破する管理物件数でも同業のレオパレスエナジーを一歩リードするかもしれません。
現在、一括受電を導入している物件では、入居者に電気料金の5%相当を一律に還元するシステムを取っています。制度開始後は、より個別のスタイルに合わせた料金プランの提供に期待しましょう。