ドコモでんきGreenはなぜCO2排出量「実質」ゼロなのか

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ドコモでんきGreenはなぜCO2排出量が実質ゼロなのか


 CO2排出量を「実質」ゼロとしているドコモでんきGreen。「実質」とはどのような意味なのか、ドコモでんきGreenのメリット・デメリットとあわせて解説します。



公式サイト

CO2排出量が「実質ゼロ」のドコモでんきGreen


 まずはドコモでんきGreenの特徴を解説します。


CO2排出量実質ゼロのドコモでんきGreen


 au、ソフトバンクの電力自由化参入から遅れること6年。満を持して電気の販売を開始するドコモが提供するのが「ドコモでんきGreen」です。


 ドコモでんきには他に「ドコモでんきBasic」という料金プランもあります。Basicは電気代の安さにフォーカスした料金プランであるのに対し、Greenは環境を意識した料金プランという位置づけとなっています。


料金は大手電力より「割高」になる場合も


 ドコモでんきGreenは、日本の多くの一般家庭において、大手電力の標準メニューと比較して「割高」となる料金プランです。大手電力の標準メニューとの料金比較は以下のとおり(ドコモ回線契約者・非dカードGOLD会員の場合の試算)


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
Green
+3678円 +1039円 +276円 -530円
東北電力エリア
Green
+3992円 +1683円 +993円 +263円
東京電力エリア
Green
+4027円 +1732円 +1062円 +352円
中部電力エリア
Green
+4544円 +2896円 +2393円 +1863円
北陸電力エリア
Green
+4021円 +1870円 +1258円 +610円
関西電力エリア
Green
調整中 調整中 調整中 調整中
中国電力エリア
Green
+3990円 +1652円 +1066円 +439円
四国電力エリア
Green
+4076円 +1846円 +1272円 +657円
九州電力エリア
Green
調整中 調整中 調整中 調整中

 4人世帯など、一部の条件では大手電力よりも電気代が安くなりますが、基本的には電気代が高くなる料金設定です。電気代に対して5%のdポイントが還元される料金体系ですが、上記はポイント還元を含めた試算です。


 dカードGOLD会員の場合、還元率が10%となり、この条件では主に3人以上の世帯では大手電力よりも安くなる料金設定です。ただしdカードGOLDは11000円の年会費が掛かるので、年会費まで含めて計算すると「割高」と言えます。


 詳しい料金シミュレーションは以下の料金一括シミュレーションで確認できます。dカードGOLD会員、あるいは非ドコモ回線契約者のケースも試算できます。


公式サイト

なぜCO2排出量「実質ゼロ」なのか


 テレビCMや広告でもCO2排出量が「実質」ゼロを強調していますが、「実質」とはどのような意味なのか。複雑な仕組みを分かりやすく噛み砕いて解説します。


非化石証書という仕組みを利用している


 ドコモでんきGreenは「非化石証書(再エネ指定)」という仕組みを利用することで、CO2排出量を相殺し、実質的に排出量ゼロとする料金プランです。


 非化石証書は、再生可能エネルギーや原子力発電でつくられた電力から「CO2排出量ゼロである」という価値の部分を切り離して売買する仕組みです。非化石証書には大きく分けて再エネ・原発由来の「指定無し」と、再エネに限定した「再エネ指定」があり、ドコモでんきGreenは再エネ指定の非化石証書を利用しています、


環境価値のイメージ


 太陽光発電や風力発電、あるいは原子力発電などで作られた電力は発電時にCO2を発生しません。それらの電力から「CO2排出ゼロ」という価値を切り出して売買する仕組みが日本を始め世界各国で導入されています(制度の内容は国によって大きく異なる)


 ドコモでんきは「CO2排出量ゼロ」という価値を他所から買ってくることで、供給する電力を実質的にCO2排出量ゼロとしています。


 CO2排出量ゼロの電力として発電された「もともとの電力」は、CO2排出量ゼロであるという価値を切り離された時点で「CO2を排出する電力」「再エネではない」として扱われます。太陽光発電の電力であっても、この価値が切り離された電気はCO2を排出して作られたとみなされるルールです。二重カウントは認められません。


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