エネワンでんきの口コミ・評判

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エネワンでんきの概要


親会社 サイサン(LPガス大手)
中部電力
電力調達 提携発電所など
(LNG、バイオマスなど)
供給エリア 離島除く全国 契約条件 一部プランは30A以上


エネワンでんきの特徴

・LPガスの「ガスワン」の電力 全国に幅広い販売網
・24万件の契約を獲得
・基本料金が5ヶ月無料のキャンペーン実施中 2025年5月31日まで


 埼玉県を代表する企業の一つとして知られるサイサン(旧「埼玉酸素」)の電力サービスとして開始したのがエネワンでんきです。サイサンは「ガスワン」のブランドでプロパンガスの販売を行っており、関東だけでなく甲信越や東北、中京エリアにも顧客を抱えています。
 サイサンでは「ガスワン」のブランド名で、LPガスの販売を関東、甲信越、東北、中京のエリアで展開していますが、こうしたLPガスの販売網を生かして電気の販売拡大を進めています。


 2022年には電力販売部門を分社化し、中部電力の出資も受けて「株式会社エネワンでんき」を設立、現在はこの会社を通じてサービスの提供を行っています。


 そんなエネワンでんきのメリット・デメリットを解説します。


公式サイト

料金プランの解説


地域別 乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。世帯人数別の平均的な電気使用量の家庭で各地域の大手電力各社の料金と比較します。以下の試算にはPontaポイント還元0.5%を含む、セット割は含めていません。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
試算はエネワンでんき(北海道)のメリット・デメリット
東北電力エリア
エネワンハッピー
20A契約不可 -1182円 -1440円 -1705円
東北電力エリア
エネワンバリュー
20A契約不可 -2925円 -4743円 -6677円
東京電力エリア
エネワンハッピー
20A契約不可 -1174円 -1428円 -1690円
東京電力エリア
エネワンバリュー
20A契約不可 -2882円 -4666円 -6565円
中部電力エリア
エネワンハッピー
20A契約不可 -964円 -1188円 -1418円
中部電力エリア
エネワンバリュー
20A契約不可 -2128円 -3390円 -4729円
北陸電力エリア
エネワンハッピー
20A契約不可 -1150円 -1394円 -1644円
北陸電力エリア
エネワンバリュー
20A契約不可 -2787円 -4483円 -6288円
中国電力エリア
エネワンバリュー
+2907円 -3078円 -4730円 -6498円
四国電力エリア
エネワンハッピー
-877円 -1285円 -1390円 -1503円
四国電力エリア
エネワンバリュー
+2991円 -2947円 -4531円 -6225円
沖縄電力エリア
エネワン300プラン
+68726円 -3194円 -3703円 -4246円

 北海道エリアの料金試算は「エネワンでんき(北海道)のメリット・デメリット」で紹介しています。


 東北・沖縄の2エリアの2人以上世帯ではかなり安いです。他の地域ではサイサンのプロパンガスなどとのセット割引が適用される場合は、他社と比較しても安く使える場合があります(試算にセット割引は含めていません)


公式サイト

セット割引も


 サイサンのプロパンガス、宅配水「ウォーターワン」、都市ガスとのセット割引があります。月の割引額は以下のとおり(当サイトの試算にセット割は含めていません)


契約状況 割引(月)
電気&宅配水 165円
電気&LPガス 220円
電気&都市ガス
※東京ガス地域以外
220円
電気&LPガス&宅配水 275円

 電気だけの契約だと契約メリットが薄い地域も少なくないですが、セット割が適用されると一気にお得になります。サイサンのLPガスやウォータワンを利用しているご家庭ではエネワンでんきはおすすめです。


 都市ガス料金プランについては以下の記事で詳しく解説しています。


解約時の違約金は?


 契約から12ヶ月未満で解約する場合に、解約事務手数料として3300円が発生します


支払い方法は?


 電気のみで契約する場合は「クレジットカード払い」のみです。
 プロパンガスなどの契約がある場合は、ガス代とまとめて口座振替も出来ます。


公式サイト

最新のキャンペーン情報


 5ヶ月間基本料金が無料になるキャンペーンを2025年5月31日まで実施しています。


 当サイトの試算にはこの割引分は含めていません。


エネワンでんきの評価


環境・エコ


 バイオマス発電や太陽光発電を全面に出して宣伝していますが、実際の数値で見ると必ずしも「エコ」と言える内容ではありません。


 2021年1月に環境省が公表した2019年度実績のCO2排出係数によると、エネワンでんきのCO2排出量は1kWhあたり528gと、新電力としては平均的と言える水準です。


ガス自由化にも参入


 サイサンはこれまでプロパンガスを中心に手がけてきましたが、ガス自由化を機に都市ガスにも更に力を入れています。


 東彩ガス、東日本ガス、北日本ガス(いずれもニチガス系)のエリアや中部地方の東邦ガスのエリアにも供給を開始しました。


公式サイト



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