ENEOSでんきの口コミ・評判

ENEOSでんきの概要


運営会社 ENEOS 電力調達 自社の火力発電所、
バイオマス発電所など
供給エリア 離島・沖縄除く全国 契約条件 特に無し


公式サイト

特徴


ガソリンでおなじみのENEOS


・ガソリン、軽油、灯油の給油がお得になる特典も
・駆けつけサービスが無料付帯
・皇居、羽田空港などにも供給実績


 ENEOSはガソリンスタンドのブランドとして有名ですが、ガソリンの需要が減っていく中でエネルギーの総合企業に生まれ変わろうとしており、その一環として電力事業に力を入れています。2020年8月には電気の契約件数が79万件を突破しました。


 今後も火力発電所やメガソーラーの増設を続け、2030年には400万kW規模(130万世帯分に相当)の自社発電設備を整備する計画です。


 私自身も1年間利用したので、その時の体験談も交えながら詳しく解説していきます。


料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」からの乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。世帯人数別の平均的な電気使用量でシミュレーションします。


1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
北海道Bプラン
-3.9%
-2368円
-5.6%
-7484円
-6.0%
-9163円
-6.2%
-10958円
北海道電力エリア
2年契約
-4.6%
-2774円
-6.3%
-8315円
-6.5%
-10097円
-6.8%
-12002円

1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東北電力エリア
東北Bプラン
-2.2%
-1073円
-3.6%
-3946円
-4.0%
-5094円
-4.2%
-6321円
東北電力エリア
2年契約
-3.0%
-1479円
-4.3%
-4777円
-4.7%
-6028円
-4.9%
-7364円

1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東京電力エリア
Vプラン
-2.8%
-1412円
-6.4%
-7237円
-7.2%
-9566円
-7.9%
-12057円
東京電力エリア
2年契約
-3.6%
-1824円
-7.1%
-8065円
-7.9%
-10497円
-8.6%
-13098円

1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
中部電力エリア
中部Bプラン
-2.0%
-1038円
-3.3%
-3677円
-3.7%
-4795円
-4.0%
-5989円
中部電力エリア
2年契約
-2.8%
-1450円
-4.0%
-4522円
-4.4%
-5742円
-4.7%
-7046円

1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北陸電力エリア
北陸Bプラン
-2.1%
-946円
-3.6%
-3417円
-4.0%
-4396円
-4.3%
-5441円
北陸電力エリア
2年契約
-3.0%
-1352円
-4.5%
-4248円
-4.9%
-5329円
-5.2%
-6485円

1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
関西電力エリア
関西Aプラン
-4.4%
-1988円
-6.4%
-6510円
-6.7%
-7864円
-7.0%
-9313円
関西電力エリア
2年契約
-5.2%
-2363円
-7.1%
-7305円
-7.5%
-8761円
-7.7%
-10320円

1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
中国電力エリア
中国Aプラン
-2.3%
-1075円
-3.8%
-4073円
-4.3%
-5217円
-4.7%
-6441円
中国電力エリア
2年契約
-3.1%
-1446円
-4.6%
-4868円
-5.0%
-6115円
-5.4%
-7449円

1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
四国電力エリア
四国Aプラン
-1.9%
-890円
-4.0%
-4334円
-4.7%
-5742円
-5.2%
-7249円
四国電力エリア
2年契約
-2.7%
-1270円
-4.8%
-5139円
-5.4%
-6650円
-5.9%
-8266円

1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
九州電力エリア
九州Bプラン
-2.1%
-972円
-3.7%
-3699円
-4.1%
-4857円
-4.5%
-6095円
九州電力エリア
2年契約
-3.0%
-1377円
-4.5%
-4530円
-4.9%
-5791円
-5.3%
-7139円

 いずれの地域でも、一人暮らし世帯では上位のお得なプランと言えます。他の新電力会社が受け付けていないか、受け付けていても割高になる20A以下の契約でもお得になります。


 2年契約にすることで、1kWhあたりの電気料金が0.2円安くなります。また、3年目以降は0.3円引きにパワーアップするので、長期で継続して利用するとお得です(試算はいずれも0.2円引きで計算)


公式サイト

セット割


セット割対象サービス 詳細 割引額
ガソリン・軽油・灯油 ENEOSカード利用で
キャッシュバック
リッター1円引き
ENEOSカードの割引に加算して
Tポイント 電気料金にポイント付与 200円につき1P

 ENEOSのガソリンスタンドでの給油がリッター1円引きになります。


 ただし、この割引を受けるにはENEOSカードというクレジットカードで電気代を支払う必要があります。また、1ヶ月の割引適用上限が150Lとなっています。


ENEOSカード


 やや不便ですが、ENEOSカード自体に給油がリッター2〜7円安くなる特典があり、それに加算して割引されます。年会費無料のカード※年1回以上の利用が条件もありますから、この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。


 また、東京ガスのエリア向けに「ENEOS都市ガス」も開始しましたが、セット割引はありません。


解約時の違約金は?


 通常のプランは違約金無しでいつでも解約できます。


 2年契約を解約月以外に解約する場合は1100円かかります。
 金額は良心的ですが、更新月以外の解約で発生する点には注意が必要です。


公式サイト

電気使用量「見える化」


 家庭の電気使用量を「見える化」するサービスも提供されています。


 会員画面から、指定の日の30分間ごとの使用量や、1日ごとの使用量のグラフを表示します。
 下の画像のようなグラフだけではなく、一覧表でも確認出来るので、Excelに貼り付けて使えば自分で色々と分析するのに役立ちそうです。


ENEOSの電気使用量見える化サービス(30分ごと) ENEOSの電気使用量見える化サービス(1日ごと)

 我が家では夏のエアコンの使い方改善に役立ちました。1日中つけっぱなしの方が消費電力が少ないのは目からウロコでした。


 ENEOSでんきの「見える化」は数時間遅れでデータが更新されるので、1日1回まとめて更新される他社(Looopでんきなど)よりも使い勝手がいいです。


無料付帯! 駆けつけサービス


 電気関連の困りごとを解消してくれる「駆けつけサービス」が利用できます。


無料で駆けつけサービスを使えるENEOSでんき


 電気がつかない、電球を交換してほしい(年3回まで無料)、コンセントが使えないなどのトラブルに無料で自宅まで出向いて、対応してくれるサービスです。部品交換が必要な場合は追加費用が発生しますが、30分程度の作業は無料で対処してくれます(住宅が対象で、事務所や店舗は対象外)


公式サイト

ENEOSでんきの評価


環境・エコは?


 まずは電源構成から紹介します。


比率
ガス火力 38%
石油火力 26%
再エネ 6%
市場調達 29%
その他 2%

ENEOSでんきはCO2排出量が多い  石油火力発電の比率が大きいのは、新電力の中ではとても珍しい構成です。
 以前は自社発電所からの調達が大部分を占めていましたが、契約数の増加にともない市場調達の割合が年々高まっています。


 CO2排出量は1kWhあたり494g(2018年度実績)と、新電力としては平均的な水準です。
 2023年頃の稼働を目標に、千葉県内でガス火力発電所の建設を進めており、稼働すればCO2排出量が大幅に下がるでしょう。


こんな施設にも電気を供給


 ENEOSでんき(JXTGエネルギー)は入札で様々な施設への電気の供給を落札しています。例えばこんな施設への供給実績があります(過去のものも含む)



顧客対応に好印象


 私自身1年間利用し、また記事を書くために何度か問い合わせていますが、ENEOSでんきの顧客対応はとても良いと感じます。


 コールセンターの対応が丁寧かつ、少し込み入った質問にも的確に回答してくれます。
 例えば業務用の動力プランの「力率」について5社に問い合わせたところ、他社は「力率」という言葉自体はじめて聞くような様子で「折返し返答します」という対応でしたが、ENEOSのみその場で的確に回答してくれました。よく教育されていると思います。


 これまでに40社以上の新電力に問い合わせていますが、ENEOSはその中でも最も良いと思います。


公式サイト

ガスも始めた


 2019年2月から、東京ガスのエリアで「都市ガス」を始めました。ENEOSでんきとのセット割引はありませんが、ENEOSに電気・ガスをまとめた場合どうなるのか、料金比較をします。


東電・東ガスとの料金比較


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
東京ガスのガスと
東電の電気
5007円 9306円 14313円 -
電気・ガスともに東電 4857円 9202円 14059円 -254円
電気・ガスともに東京ガス 5007円 8573円 13580円 -733円
電気・ガスともにENEOS 4781円 8713円 13494円 -819円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWh:30Aで計算
2人世帯の平均使用量 東ガス、ENEOSともにポイント還元込み

 電気・ガスをまとめるならば、東京ガスや東電よりもENEOSの方がお得です。


公式サイト

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