エバーグリーンリテイリングの料金改定の詳細で
モノタロウでんきの概要
運営会社 | モノタロウ | 電力調達 | エバーグリーン |
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供給エリア | 沖縄・離島除く全国 | 契約条件 | 特になし |
目次
モノタロウでんきの特徴
- エバーグリーン社が電力を供給
- モノタロウのクーポンがもらえる
- 市場連動型プランに移行
モノタロウでんきは通販大手のモノタロウが募集し、エバーグリーン社が電力を供給する新電力サービスです。エバーグリーン社は新電力大手のイーレックスと、東京電力系が出資するエネルギー企業です。
料金プランやサービス内容を、他社のサービスと比較しながらメリット・デメリット両面から解説します。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
電力取引価格の変動を電気代に転嫁する市場連動型プランを採用しており、大手電力各社の家庭向け料金プランとは異なる値動きをします。最新月の調整単価を含んだ料金は当サイトの電気料金一括シミュレーションで確認できます。
セット割引は?
モノタロウでんきを契約すると、36ヶ月(3年)にわたり契約件数1件につき毎月500円のモノタロウのクーポンがもらえます。1契約で年間6000円、3年間で18000円です。当サイトの試算にはこのクーポン分の金額を含めていません。
クーポンは発行日から1ヶ月と短い点に注意が必要です。仕事などでモノタロウで毎月必ず利用する人であれば、使いこなせると思います。
解約時の違約金は?
解約違約金などはありません。
支払い方法は?
クレジットカード払いと口座振替での支払いに対応しています(コンビニ払いはカード・口座振替での支払いでエラーが出た場合などに利用可能)
モノタロウでんきの評価
市場連動型プランに移行(電源調達調整額)
2023年5月から電源調達調整額という料金体系を採用します。
電源調達調整額は電力の取引価格を電気代に転嫁する仕組みで、いわゆる市場連動型プランに該当します。モノタロウでんきの公式サイトには『「市場連動型プラン」ではありませんので、ご安心ください。』と大きく記載されれていますが、実態は市場連動型プランなので注意してください。
電源調達調整費では電力の取引価格の推移によっては電気代がより高くなる恐れがあります。このような料金体系のプランの利用は推奨しません。
環境面・エコ
環境省が公表したCO2排出係数のデータによると、モノタロウでんきの供給元であるエバーグリーンのCO2排出量は1kWhあたり731g(2019年度実績)と、新電力会社としてはCO2排出量がきわめて多いと言わざるを得ません。大手電力と比較しても排出量が著しく多いです。
環境負荷が大きな電力と言えます。
2024年4月に料金改定で大幅値上げ
2024年4月に料金改定を実施し、実質的に大幅に値上げします。値上げに関する詳細な解説は以下の記事で。