ゲームでんきの口コミ・評判

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このプランは新規申込受付が終了しました 以下、過去情報です
最新情報は大阪ガスの電気

ゲームでんきの概要


運営会社 ソニーIE 電力調達 関東はCDエナジー
その他は大阪ガス
供給エリア 北海道・東北
沖縄除く全国
契約条件 特に無し

ゲームでんきの特徴


 ソニーグループでゲーム事業を手掛けるソニー・インタラクティブエンタテインメントが2020年7月から開始した新サービスです。


 PS PlusやPS Nowの利用権と、家庭向けの電力がセットになった料金プランが特徴です。本当にお得なのか、メリット・デメリットを大手電力会社の料金プランや他の新電力のサービスと比較しながら解説します。


大阪ガス CDエナジー

料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量で各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+14.2%
+7288円
+2.3%
+2656円
-0.2%
-195円
-1.9%
-2969円
ゲームでんき
Nプラン
+4.2%
+2134円
-3.6%
-4087円
-5.2%
-6939円
-6.3%
-9713円

 関東ではCDエナジーダイレクトが電気を供給します。同社は大阪ガスと中部電力が50%ずつ出資して設立され、関東で営業している新電力です。


 CDエナジーの「ベーシックプラン」と比較して、P・Nプランは年間で約9千円分割高な料金設定です。Nプランは、電気の使用量が増えると差額が縮小(=ゲームでんきNプランがお得)になります。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+15.1%
+7938円
+5.3%
+5967円
+3.9%
+5132円
+2.8%
+4243円
ゲームでんき
Nプラン
+8.3%
+4338円
+2.1%
+2367円
+1.2%
+1532円
+0.4%
+643円

 大阪ガスが供給しています。中部電力と比較すると電気料金自体は割高となります。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+16.6%
+7382円
+7.4%
+7044円
+6.3%
+6949円
+5.5%
+6849円
ゲームでんき
Nプラン
+8.5%
+3782円
+3.6%
+3444円
+3.1%
+3349円
+2.6%
+3249円

 大阪ガスが電気を供給します。北陸電力と比較すると、いずれの条件においても電気料金は割高になります。


お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+17.0%
+7655円
+5.3%
+5410円
+4.0%
+4656円
+2.9%
+3850円
ゲームでんき
Nプラン
+9.0%
+4055円
+1.8%
+1810円
+0.9%
+1056円
+0.2%
+250円

 大阪ガスが電気を供給します。平均的な使用量の世帯では、いずれも関西電力よりも電気代が割高となります。


お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+16.0%
+7496円
+7.0%
+7453円
+6.1%
+7443円
+5.4%
+7432円
ゲームでんき
Nプラン
+8.3%
+3896円
+3.6%
+3853円
+3.2%
+3843円
+2.8%
+3832円

 大阪ガスが電気を供給します。平均的な使用量の家庭では中国電力よりも割高な料金となります。


お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+18.0%
+8578円
+6.5%
+6947円
+4.7%
+5724円
+3.2%
+4416円
ゲームでんき
Nプラン
+10.4%
+4978円
+3.1%
+3347円
+1.7%
+2124円
+0.6%
+816円

 大阪ガスが電気を供給します。いずれも四国電力よりも電気料金は割高です。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
ゲームでんき
P・Nプラン
+17.6%
+8110円
+6.4%
+6466円
+4.4%
+5202円
+2.9%
+3870円
ゲームでんき
Nプラン
+9.8%
+4510円
+2.9%
+2866円
+1.4%
+1602円
+0.2%
+270円

 大阪ガスが電気を供給します。九州電力と比較すると電気料金自体は割高です。


大阪ガス CDエナジー

 なお、この料金プランには燃料費調整の上限が設定されていません。上記の料金シミュレーションでは燃料費調整の上限を考慮していないため、燃料価格の推移によっては試算値よりも高くなる場合や、燃料費調整に上限を設けている大手電力の従量電灯よりも高くなる場合があります。他の料金比較サイトを利用する場合も注意してください。料金一括シミュレーションでは最新月の燃料費調整単価をもとに試算できます(市場連動型の調整単価は一部未反映)


特典の内容


 多くの条件下で、各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」よりも電気代が割高に設定されているゲームでんきですが、特典が付いています(試算には含めていない)


プラン名 特典内容 相当額
P・Nプラン PlayStation PlusとPlayStation Nowの
12ヶ月利用権
年12123円相当
Nプラン PlayStation Nowの
12ヶ月利用権
年6980円相当

 それぞれ、プランを契約中はPlayStation PlusとPlayStation Nowの会費が掛からなくなる(電気料金に込みになる)という特典が付きます。


 例えば東京電力エリアの場合、供給元であるCDエナジーの「ベーシックでんき」と比較して、P・Nプランは年間で約9千円前後割高な料金設定となっているので、PlayStation PlusとPlayStation Nowを自分で別途契約するよりも年間3000円程度お得です。


PlayStation Plus

PlayStation Plusのロゴ

 また、関西電力エリアについても、大阪ガスの電気のみで契約するプランと比較して年間1万円前後、電気・ガスのセット契約と比較して年間9千円前後お得です(P・Nプランの場合) やはり自分でPS Plus/PS Nowを別途契約するよりも年間で3〜4千円お得と言えます。


 なお、このプランを契約するとハガキなどでPlayStation Plus/Nowのプロダクトコードが届き、それを入力すると契約期間が1年延長されるので、既に契約中の人でも利用が可能です。


大阪ガス CDエナジー

解約時の違約金は?


 CDエナジーや大阪ガスの通常の料金プランでは違約金などは掛かりませんが、ゲームでんきプランについては途中解約で違約金が発生します。


 Nプランについては、契約残期間1ヶ月あたり581円、PNプランでは1ヶ月あたり1009円の違約金が発生します。


支払い方法は?


 口座振替、クレジットカード払いなどに対応しています。


大阪ガス CDエナジー

ゲームでんきの評価


 


セット契約プランとしては良心的な内容


 これまでにも、例えばAmazonプライム会員の会員権とセットになった電気料金プランなどがありましたが、「定価」の年会費がほぼそのまま電気代に上乗せされているものが目立ちます。わざわざセット契約にするメリットが無いと言い切れるようなものでした。


Amazon Prime

Amazonプランは年会費分ほぼそのまま上乗せされている

 ですがこのゲームでんきについては、自分で別途PS Plus/PS Nowを契約するよりもディスカウントが効いた価格が、CDエナジー/大阪ガスの通常プランに上乗せされている点は上でも指摘したとおりです。


 支払う電気代自体は大手電力会社よりも割高ではありますが、PS Plus/PS Nowを利用していて大阪ガス/CDエナジーの電気の利用を検討する場合は、第一にこのプランを検討すべきです。


一人暮らしのゲーマーにはお得なプランと言える


 一人暮らしのように電気の使用量が少ないケースでは、「最安値水準」の新電力を契約して自分でPS Plus/PS Nowを支払うよりも、ゲームでんきを契約した方がお得になるケースが多いです。


 例えば東京電力エリアで最安値水準のCDエナジー「ベーシックでんき」は東電と比較して年間1692円安いので、PS Plus/PS Nowの会費(年12123円)を払うと差し引き+10431円です。それに対しゲームでんきは+7288円なので、ゲームでんきの方が年3143円お得です。


 一人暮らし向けでは、最安値水準の新電力でも大手電力会社と比較して年間数千円程度安くなるだけです。PS Plus/PS Nowの会費部分で3〜4千円の値引きが効いているゲームでんきがその分有利になります。


大阪ガス CDエナジー

2〜3人以上の世帯では「別々の契約」の方がお得に


 例えば3人世帯では「最安値水準」の別の新電力を契約して、自費でPS Plus/PS Nowの会費を支払った方がお得になるケースが多いです。


 例えば東京電力エリアで最安値水準(3人世帯:40A/月391kWh使用)のエルピオでんきは東電と比較して年間14862円安いので、ゲームでんきとの差額は14667円となり、PS Plus/PS Nowの会費(年12123円)を自分で払っても2544円のお釣りが来ます。


環境面・エコ


 環境省が2021年1月に公表したCO2排出係数のデータによると、大阪ガスのCO2排出量は1kWhあたり403g、関東エリアを担当しているCDエナジーは432g(いずれも2019年度実績)と、新電力としてはCO2排出量が少ないと言える水準です。


 いずれも環境負荷が小さな電気と評価できます。各地域の大手電力会社と比較してもCO2排出量が少ないです。


大阪ガス CDエナジー



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