グリーナでんきの口コミ・評判

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グリーナでんきの概要


運営会社 ネクストエナジー・アンド・リソース 電力調達 FIT電気など
供給エリア 東北、東京、中部、関西電力管内 契約条件 地域によっては30A以上

グリーナでんきの特徴


・環境配慮型の電気 再エネ100%やCO2排出ゼロなど
・料金は大手電力会社とほぼ同額かやや安い
・2022年2月に「事業譲渡」へ


 産業用太陽光発電システムなどを手がける、ネクストエナジー・アンド・リソース社が提供している「GREENaでんき」を紹介します。


 いずれのプランもCO2排出量「ゼロ」を実現している上、再生可能エネルギーの比率は50%もしくは100%という究極の環境配慮型の料金プランを提供しています。


 以下、サービス内容を詳しく解説します。




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東北電力エリア
スタンダード
20Aは契約不可 -3.0%
-3295円
-3.6%
-4598円
-4.1%
-5984円
東北電力エリア
RE100
20Aは契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円
東京電力エリア
スタンダード
20Aは契約不可 -4.0%
-4574円
-4.5%
-5941円
-4.8%
-7397円
東京電力エリア
RE100
20Aは契約不可 +0%
+11円
+0%
+16円
+0%
+21円
中部電力エリア
スタンダード
20Aは契約不可 -2.4%
-2712円
-2.7%
-3435円
-3.0%
-4413円
中部電力エリア
RE100
20Aは契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円
関西電力エリア
スタンダード
-1.3%
-595円
-2.3%
-2346円
-2.8%
-3285円
-3.3%
-4290円
関西電力エリア
RE100
+3.2%
+1425円
+3.4%
+3447円
+3.5%
+4056円
+3.6%
+4707円

 プランは2種類です。
 違いや特徴は以下のとおりです。


スタンダードプラン RE100プラン
料金水準 大手より安い 大手と同額
関西ではやや高い
環境配慮 CO2排出量ゼロ
50%再生可能エネルギー
CO2排出量ゼロ
100%再生可能エネルギー

 無理なくエコに貢献できるプランです。


セット割引は?


 ネクストエナジー・アンド・リソース社は産業用太陽光発電システムなどを手がける会社なので、今のところセット割引などはありません。


解約時の違約金は?


 契約上は1年契約となりますが、1年未満で解約しても違約金は発生しません。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


グリーナでんきの評価


発電所を選ぶことも可能(RE100)


 RE100プランでは、「グリーン電力証書」という仕組みを使うことでCO2排出量を書類上「実質ゼロ」としています。


 グリーン電力証書は太陽光や風力など、再生可能エネルギーの発電所が「CO2排出ゼロ」で発電して排出量を削減した分を、他の企業に売却するという仕組みです。
 発電所側は発電による収入に加えて証書の売却でも利益を得ることができ、また権利を購入する側は「実質CO2ゼロ」で電気を使えるようになります。


 全国各地の太陽光発電、バイオマス発電などから自分で選択して選ぶことが出来ます。


オクトパスエナジーに事業譲渡


 グリーナは2021年12月28日に、TGオクトパスエナジーへの事業譲渡を発表しました。既存契約者に対しては、これまでと「同等の契約条件」で引き続き電力の供給が行われるとしています。また、特に手続きなどは必要無いとしています。


 TGオクトパスエナジーは東京ガスが70%、英国オクトパスエナジーが30%を出資して2021年1月に設立された新電力です。英国オクトパスエナジーは再生可能エネルギーを中心とした電力の販売を手掛けています。


 グリーナ社は事業譲渡の理由を公表していませんが、背景には再エネ系新電力を取り巻く事業環境の急速な悪化があるとみられます。2021年1月には卸電力取引所の取引価格が約1ヶ月にわたり異常な高騰を見せました。また、2021年末も取引価格の高止まりが続いています。


 グリーナは電源構成として「JEPX(卸電力取引所)・その他」を40%と公表していますが、この部分のコストが大幅に上昇しています。また、再エネ系新電力はFIT電気(固定価格買取制度で買い取られた電力)を多く調達しているところが目立ちますが、FIT電気の調達価格は卸電力取引所の取引価格と連動しているため、再エネ系新電力には苦しい状況が続いています。




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