【低圧電力】グリーナでんきの「動力プラン」の解説

グリーナでんきの低圧電力「動力プラン」の解説


 再エネ系新電力としてしられる「グリーナでんき」ですが、新電力の動力プランとしては珍しいCO2排出量ゼロのプランを提供しています。料金は高いのか安いのかも含めて分かりやすく解説します。



料金プランの解説


 まずは料金プランの特徴を紹介します。


いくらお得になるのか


 大手電力会社の「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


基本料金

1kWあたり
従量料金
年間削減額

小規模マンションEV
夏季
その他
東北電力エリア
RE100
-5.1%
1200.83円/kW
+6.4%
16.97円/kWh
+7.0%
15.51円/kWh
-1277円
東北電力エリア
スタンダード
-7.9%
1164.81円/kW
0%
15.95円/kWh
+0.1%
14.49円/kWh
-3614円
東京電力エリア
RE100
-5.0%
1065.9円/kW
+5.9%
18.39円/kWh
+6.5%
16.82円/kWh
-979円
東京電力エリア
スタンダード
-7.9%
1033.92円/kW
+0.1%
17.38円/kWh
0%
15.80円/kWh
-3168円
中部電力エリア
RE100
-5.0%
1086.80円/kW
+6.0%
18.06円/kWh
+6.6%
16.51円/kWh
-1019円
中部電力エリア
スタンダード
-7.8%
1054.54円/kW
0%
17.04円/kWh
0%
15.49円/kWh
-3221円
関西電力エリア
RE100
-5.0%
1024.10円/kW
+17.2%
17.13円/kWh
+20.6%
15.83円/kWh
+765円
関西電力エリア
スタンダード
-7.9%
993.37円/kW
+10.2%
16.11円/kWh
+12.8%
14.81円/kWh
-1382円

 どちらも「CO2排出量ゼロ」を達成していますが、大手電力の低圧電力プランと比較して割安な料金で利用できる場合もあります。


 なお、動力プランのみの契約は出来ません。従量電灯相当プランとあわせて契約することが必要です。


RE100とスタンダードプランの違いは


 大手電力の「低圧電力」相当である動力プランはRE100プランとスタンダードプランの2つがあります。いずれのプランもCO2排出量ゼロを達成していますが、電源構成に違いがあります。


 RE100プランはグリーン電力証書などを活用することで、実質的に「再生可能エネルギー100%」を達成しているプランです。再エネとして扱わないルールが定められているFIT電気とは異なり、制度上しっかりと「再エネ100%」と認められるものです。


 スタンダードプランは再エネ100%ではありませんが、CO2排出量ゼロを達成し料金もRE100より割安です。


支払方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


解約時の違約金は?


 特に契約期間の定めは無く、解約によって違約金が発生することはありません。


グリーナでんき「動力プラン」のメリット


 このプランのメリットを紹介します。


CO2排出量がゼロ


 グリーナ電力の動力プランの最大のメリットは、CO2排出量が「ゼロ」である点です。


 例えば東京電力エナジーパートナーでは1kWhあたり462g、関西電力は418gのCO2を排出します(いずれも2018年度実績) 電気の使用量や使い方はこれまで通りでも、そのままCO2排出量がゼロになるのがグリーナでんきです。


 環境意識が高い消費者はもちろん、商店や事務所では「CO2排出ゼロ」をお客さんにアピールできるメリットがあります。「調整後排出係数」でゼロを達成しているとしており、正真正銘のCO2排出量ゼロプランです。


 動力プランで排出量ゼロのプランは非常に珍しいです。


料金も削減できる場合が多い


 低圧電力は請求額に占める「基本料金」の比重が大きい場合が多いです。グリーナでんきの動力プランは基本料金が大手電力会社の低圧電力よりも割安(反面、従量料金は割高)なので月々の料金全体として支払額を削減できる場合があります。


グリーナでんき「動力プラン」のデメリット


 続いてデメリットを紹介します。


料金削減が主目的ならメリットが弱い


 料金削減メリットがあると上で紹介しましたが、一方で他の新電力の動力プランと比較すると料金は「割高」と言える水準です。


 環境負荷を低減するという付加価値があるため当然といえば当然ですが、料金削減を第一の目的として電力会社を選ぶ場合はデメリットと言えるでしょう。


 CO2排出量はゼロではありませんが、例えば動力プランではLooopでんきは1kWhあたり349g(2018年度実績)と、大手電力と比較してCO2排出量が大幅に少なく、また料金もグリーナでんきよりも大幅に割安です。


低圧電力だけで契約できない


 グリーナでんきの動力プランは、公式サイトに小さく記載されていますが動力プランだけでの契約が出来ません。従量電灯プランなどと一緒に契約する必要があります。


 なお、グリーナでんきにはオール電化プランなど、時間帯によって料金単価が変動するプランが無いため、そうした時間帯によって料金単価が変動するプランから乗り換えると料金が大幅に割高となる場合があります。


 一般的な大手電力会社の「従量電灯」からの切り替えであれば、大手電力とほぼ同額、あるいは地域によっては若干の料金削減となる場合があります。従量電灯相当プランについては以下の記事で詳しく解説します。




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