ハルエネでんきのメリット・デメリット

ハルエネでんきの概要


運営会社 ハルエネ
「光通信」の関連会社
電力調達 卸電力取引所など
供給エリア 離島を除く全国 契約条件 地域によっては30A以上

ハルエネでんきの特徴


・「光通信」が設立した新電力
・料金削減メリットはほぼ無い
・契約事務手数料や解約時の違約金に要注意


 ハルエネはIT企業として知られる「光通信」のグループ企業です。
 「ハルエネでんき」のほか、全国各地の地名を冠した「○○でんき」というブランドを30以上立ち上げ、各地の企業を代理店として契約を増やしています。新電力の中では6位のシェアを獲得しています(2018年1月時点)


 シェアが高いものの、料金は大手電力会社とほぼ変わらず、また契約事務手数料や解約時の違約金といった点で「問題」がある新電力です。そうした問題点を詳しく指摘していきます。


公式サイト
法人契約はこちら



料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.5%
-603円
-0.5%
-804円
-0.6%
-1004円
東北電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.5%
-583円
-0.6%
-778円
-0.7%
-972円
東京電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.5%
-505円
-0.5%
-674円
-0.6%
-842円
中部電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.5%
-505円
-0.5%
-674円
-0.6%
-842円
北陸電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.3%
-261円
-0.4%
-383円
-0.4%
-503円
関西電力エリア
ホームライトH
-0.5%
-201円
-0.2%
-201円
-0.2%
-201円
-0.2%
-201円
中国電力エリア
ホームライトH
-0.4%
-199円
-0.2%
-199円
-0.2%
-199円
-0.1%
-199円
四国電力エリア
ホームライトH
-0.5%
-242円
-0.2%
-242円
-0.2%
-242円
-0.2%
-242円
九州電力エリア
ホームライトH
20A契約不可 -0.3%
-274円
-0.4%
-418円
-0.4%
-560円

 家庭向けの「ホームライトプランH」の料金水準は、ほぼ大手電力会社と変わらないといってもよい水準です。料金削減効果はほぼ無いと言えます。


 なお、ハルエネが全国各地で展開している「○○でんき」についても、ごく一部を除いてハルエネでんきと全く同じ料金プラン、契約条件となっています。「札幌でんき」のみ条件が微妙に違うようですが、私が確認した限りではそれ以外は全て同じでした。


 この他にも多数の料金プランがあります。
 料金シミュレーションに掲載しているので、他のプランはこちらで確認してください。


セット割引は?


 東京ガスのエリアで「ハルエネガス」を提供しており、ガスと電気を一緒に契約することでガスの「基本料金」が毎月数十円〜百円前後安くなります。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。


ハルエネでんきの評価


 ハルエネでんきの問題点を指摘します。


契約事務手数料という落とし穴


ハルエネでんきに節約効果はほぼ無い


 ハルエネでんき(と、その他ブランド)を契約する際に、契約事務手数料として3780円が発生します。初月の請求とあわせて支払うようです。


 上でも紹介したようにハルエネでんきの「料金削減額」が年間で数百円〜1000円程度であることを考えると、ハルエネでんきに乗り換えることでかえって損をするユーザーが大半ではないでしょうか。


 5年、10年というスパンでみなければ節約メリットを出すことが出来ません。


 そもそもこうした契約事務手数料を徴収している新電力はごく少数です。契約するメリットはきわめて小さいどころか、デメリットになる可能性も小さくありません。


解約条件も厳しい


ハルエネでんきは3年しばりで解約違約金の発生条件が厳しい


 既に契約してしまったユーザーには残念なお知らせとなりますが、ハルエネでんきの解約条件は全新電力の中でもワーストクラスの内容です。


 3年ごとの自動更新で、解約月(36ヶ月目とその翌月)以外に解約すると3780円の契約解除料が発生します。


 3年以上契約すればOKではなく、解約月に解約しないと違約金が請求されるというのは、消費者にとって大きな不利益をもたらします。このような発生条件は全新電力の中でも最悪といってもよいですし、違約金の金額も「平均的な水準」と比べて少々高いです(2〜3千円程度が一般的)


 そもそも、いつ解約しても違約金が発生しないとしている新電力も多いので、わざわざ違約金に縛られにいくのはおすすめしません。


環境面・エコ


 電源構成は公表していませんが、卸電力取引所からの調達が中心であるとみられます。


 環境省を通じて発表されたCO2排出係数を見ると、1kWhあたり559gのCO2を排出しています(2016年度実績) 決して良いと言える数字ではありませんが、特段悪いものでもありません。




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