HISの電気 HTBエナジーの口コミ・評判

HTBエナジー(H.I.S.)の概要


親会社 H.I.S.(大手旅行代理店) 電力調達 他社、自社発電所など
供給エリア 沖縄・一部離島を除く全国 契約条件 プランにより異なる


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特徴


・大手旅行代理店エイチ・アイ・エスの関連会社
・使用量、契約アンペアに関係なく一律5%引き(一部地域除く)


エイチ・アイ・エスの「たのしいでんき」


 HTBエナジーは長崎・佐世保のテーマパーク「ハウステンボス」が設立した新電力です。ハウステンボスは大手旅行代理店のエイチ・アイ・エスの子会社(他に九州電力なども出資)なので、HTBエナジーはエイチ・アイ・エスの孫会社ということになります。


 旅行やテーマパークと電力の間には全く関係性が無いため、「すぐ撤退するのでは?」「節操が無い」と思う人も多いでしょう。ですがHTBエナジーは、自社でLNG火力発電所や地熱発電所を建設するなど、しっかりと腰を据えて電力事業に参入しています。他の多くの新電力は自前の発電所を持っていませんから、それだけでも評価に値します。


 ちなみに、HTBというのはハウステンボスの略称です。


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料金プランの解説


地域別 乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア 20A契約不可
30Aなら-5.0%
-5.0%
-6484円
-5.0%
-7541円
-5.0%
-8658円
東北電力エリア 20A契約不可
30Aなら-5.0%
-5.0%
-5369円
-5.0%
-6328円
-5.0%
-7312円
東京電力エリア
B5
20A契約不可
30Aなら-5.3%
-5.3%
-5923円
-5.3%
-6906円
-5.3%
-7947円
東京電力エリア
B10
20A契約不可
40A以上なら10%off
30A契約不可
40A以上なら10%off
-10.0%
-13048円
-10.0%
-15041円
中部電力エリア 20A契約不可
30Aなら-5.0%
-5.0%
-5489円
-5.0%
-6375円
-5.0%
-7311円
北陸電力エリア 20A契約不可
30Aなら-5.1%
-5.1%
-4794円
-5.1%
-5545円
-5.1%
-6339円
関西電力エリア
シングルプラン
-2.8%
-1225円
-4.4%
-4435円
-4.5%
-5214円
-4.6%
-6048円
関西電力エリア
ファミリープラン
+0.1%
+64円
-9.1%
-9102円
-10.9%
-12590円
-12.4%
-16322円
中国電力エリア -5.2%
-2398円
-5.2%
-5446円
-5.2%
-6220円
-5.2%
-7048円
四国電力エリア -1.1%
-497円
-3.3%
-3436円
-3.5%
-4210円
-3.7%
-5038円
九州電力エリア 20A契約不可
30Aなら-5.0%
-5.0%
-4921円
-5.0%
-5751円
-5.0%
-6627円

 一人暮らしや共働きなどで使用量の少ない二人世帯では、各地域で最安値水準の料金です。残念ながら20A以下では契約できないのでその点はご注意ください。


 関東と関西には使用量が多い世帯向けのプランもあります。関東のB10プラン(6月末まで受付の限定プラン)は東電と比べて一律10%オフ、関西のファミリープランは定率の値引きではありませんが関西で「上位クラス」の低料金です。


 また、毎日一定時間帯の電気料金が無料になる「ママトクコース」「朝ママトクコース」や、別ブランドとしてニチデンプランなどがあります。ママトクについては記事後半で詳しく解説。


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セット割や特典は?


 HTBエナジーの契約者向けに、H.I.S.の旅行(国内・海外)を特別価格で提供する「H.I.S. BENEFIT SECTION」というサービスを提供しています。
 旅行代金に応じて、一人あたり1000〜3000円の割引を受けられます。


 なお、「東京ガス」のエリアにお住まいの人に限られますが、HTBエナジーはガス自由化にも参入したため、ガスとのセット割引も導入されました。ガス料金もまた、単身世帯でお得な料金プランです。


 ガス火力発電所の建設やLNGタンカーを購入する方針を示すなど、今後の動向に目が離せないです。


解約時の違約金は?


 1年未満の解約2千円+税が発生します。


 1年以上利用すればその後は違約金は掛かりません。


ママトクコース


 毎日一定時間帯の電気料金が「無料」のママトクコースと朝ママトクコースを紹介します。


 朝ママトクは6〜8時、ママトクは19〜21時の電気料金が無料になるというプランです。この時間帯にまとめて家事をする人に魅力的なプランです。


 ただし、注意点もいくつかあります。



 契約にあたってはスマートメーターから取得した30分ごとの使用量データをもとに、詳しくシミュレーションすることを強くおすすめします。そうでないと正確な試算が出来ないので、当サイトのシュミレーションなどには載せていません(他の比較サイトの試算結果もアテにしないほうがいいです)


旅トクコース


 東京電力エリアで40A以上の世帯限定で、「旅トクコース」という料金プランもあります。


 このプランで契約した世帯がH.I.S.で旅行(国内・海外)に行く場合、旅行に行った月の基本料金が「無料」になるというプランです。1ヶ月のみですが、年4回まで適用できるため最大年4ヶ月分の基本料金が無料になります。


 申し込みは11月1日から。料金単価は通常プランより割高。


アンペア 基本料金(月)
40A 1023.2円
50A 1304円
60A 1584.8円

 使用条件にもよりますが、年3回旅行に行くと通常プランより安くなるかな、という感じの料金水準です。旅行に全く行かない場合は東電(従量電灯B)よりわずかに安いです。


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HTBエナジーの評価


環境・エコ

HTBエナジーはCO2排出量は平均的

 2017年度実績のCO2排出量は1kWhあたり543gと、他の新電力や大手電力会社と比較して「平均的」と言える水準です。過去の実績を見ても、概ね同じ傾向です。


 電源構成は詳細に公表していませんが、卸電力取引所からの市場調達を行っているとしています。


顧客対応にやや不満も


 私自身が以前に電話で問い合わせを行った際はすぐに電話が繋がりましたが、「繋がりにくい」との報告を頂きました。Twitterなどでも同様の投稿が散見されます。


 また、問い合わせの電話が平日のみ10〜18時の対応で、かつ通話料が有料である点を含めても顧客対応の点で少々不満があります。


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HTBエナジーのサービス


電気使用の「見える化」サービス


 HTBエナジーのサイトにログインすると、ご自宅の電気使用量を「見える化」するサービスが付いています。スマートメーターで取得したデータをグラフで確認出来るので、節電意識の向上や電気の使い方の改善に役立てることができます。


支払い方法は?


 クレジットカード払いと、コンビニ払い(手数料200円)の他、口座振替にも対応しました。
 口座振替は手数料不要で、都市銀行や主要な地銀の他、主要なネット専業銀行(ネットバンク)にも対応しています。


生活サポートサービス(オプション)


 月250円(税抜き)を支払って「安心サポート24」というサービスに加入すると、生活の様々なトラブルに無料で自宅まで出張し、24時間365日対応してくれます。


生活サポートサービスがオプションで設定


 電球交換や水まわりのトラブル、鍵の解錠などに対応してくれるそうです。部品代は実費で請求されますが、出張料や作業料が無料なのでとてもお得です。高齢者の方にぜひおすすめしたいです。離れて暮らす親御さんなどにいかがでしょうか。


 年間たったの3千円ですから、電気使用量が多い高齢者世帯では電気代が安くなる分で賄えると思います。


 HTBエナジーで電気を契約した後、会員画面から申し込んでください。


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「ニチデン」プラン


 HTBエナジーの別ブランドとして、「ニチデン」プランというものがあります。こちらは使用量が多い世帯で割安、使用量が少ないと割高になる料金プランです。


 詳しい解説は以下の記事で。


HTBエナジーってどんな会社なの?


 エイチ・アイ・エスの系列会社ということは説明しましたが、どんな会社なのか気になる人も多いと思うので、最後に詳しく紹介します。


こんな会社です


 HTBエナジーは2015年に設立されたばかりの会社ですが、既に売上高は50億円以上・6万件以上の契約を獲得する規模になっています(2017年9月期目標:H.I.S.決算説明会資料より) 来期には100億円の売上を目指しているそうです。


夜のハウステンボス

夜のハウステンボス

 設立の経緯としては、H.I.S.創業者でHTBエナジー会長でもある澤田秀雄氏がハウステンボスを運営していて「何でこんなに電気代が高いのか」と感じたことがきっかけだったそうで、実際にハウステンボスにも電気を供給しているそうです。


今後の展望に注目


 HTBエナジーはとても大きなビジョンを掲げています。


 既に太陽光発電所や地熱発電所を保有していますが、ガス火力発電所やバイオマス発電所などを全国各地に建設することを表明しています。


発電所(計画中も含む) 規模
LNG火力発電所(関東) 10万kW以上
バイオマス発電(宮城) 4.1万kW
地熱発電(大分) 40kW
太陽光発電
(ハウステンボス敷地内)
250kW
ガス火力発電
(ハウステンボス敷地内)
1.2万kW

 また、ガスを運ぶタンカーやガスを貯蔵する基地の建設も検討しています。母体は旅行代理店ですが、新規参入企業としては異例の大規模な投資を打ち出しており、今後の動向に目が離せません。


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ガス自由化にも参入(関東のみ)


 前半でも紹介しましたが、HTBエナジーは「ガス自由化」にも参入しガスの供給も始めました。


 当初は東京ガスのエリアにお住まいで、HTBエナジーの電気を契約している人のみが利用できます。電気と同様に、使用量が少ない世帯で特にお得になる料金プランです(一律「3%オフ」)


 詳しくは以下の記事をご覧ください(姉妹サイト)


 日経が2017年に報じたところによれば、佐世保市周辺でもガスの小売を検討しているとのことです。




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