HTBエナジーの口コミ・評判

HTBエナジーの概要


親会社 光通信 電力調達 他社、自社発電所など
供給エリア 一部離島を除く全国 契約条件 プランにより異なる


特徴



エイチ・アイ・エスの「たのしいでんき」


 HTBエナジーは大手旅行代理店HISグループとして設立された新電力会社です。HISグループの新電力会社として「HISでんき」というブランド名でも展開していましたが、2022年4月に光通信グループへの売却が発表されました。


 そんなHTBエナジーを、電力自由化の専門家として多数のメディア取材を受けてきた私が分かりやすく解説します。


HTBエナジー公式サイト

料金プランの解説


地域別 乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしました。


お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-2662円
-5.0%
-7710円
-5.0%
-8853円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-2211円
-5.0%
-6468円
-5.0%
-7472円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-2278円
-5.0%
-6633円
-5.0%
-7650円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-2240円
-5.0%
-6513円
-5.0%
-7469円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-1892円
-5.0%
-5494円
-5.0%
-6285円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
PRIMEプラン -5.0%
-2264円
-5.0%
-5100円
-5.0%
-5838円
-5.0%
-6627円
MUSUBIプラン 0%
0円
0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
PRIMEプラン -5.0%
-2340円
-5.0%
-5330円
-5.0%
-6093円
-5.0%
-6910円
MUSUBIプラン 0%
0円
0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
PRIMEプラン -5.0%
-2391円
-5.0%
-5372円
-5.0%
-6156円
-5.0%
-6995円
MUSUBIプラン 0%
0円
0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
PRIMEプラン 20A契約不可 -2.0%
-2010円
-5.0%
-5869円
-5.0%
-6765円
MUSUBIプラン 20A契約不可 0%
0円
0%
0円
0%
0円

お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
PRIMEプラン -2.0%
-1045円
-2.0%
-2286円
-2.0%
-2601円
-2.0%
-2937円

 沖縄エリアでの電力販売からは撤退しました


 なお、2022年10月分から料金高騰リスクがある料金体系へと変更されています。上記試算よりも料金が高額になるリスクがあるため注意してください(詳細は記事後半で解説)


HTBエナジー公式サイト

PRIMEプラン


 2021年10月にスタートした新たな料金プランです(以前の「プライムプラン」とは異なるため要注意)


 生活のトラブルをサポートしてくれる「あんしんサポート365」というサービスが無料で付帯しています。トイレや配管詰まり、水漏れ、鍵の解錠などを出張料・作業料「無料」で行ってくれるサービスです(部品代などが実費で発生する)


ママトクコース


 毎日一定時間帯の電気料金が「無料」のママトクコースと朝ママトクコースを紹介します。


 朝ママトクは6〜8時、ママトクは19〜21時の電気料金が無料になるというプランです。この時間帯にまとめて家事をする人に魅力的なプランです。


 ただし、注意点もいくつかあります。



 契約にあたってはスマートメーターから取得した30分ごとの使用量データをもとに、詳しくシミュレーションすることを強くおすすめします。そうでないと正確な試算が出来ないので、当サイトのシュミレーションなどには載せていません(他の比較サイトの試算結果もアテにしないほうがいいです)


寄付金付きの「MUSUBIプラン」


 MUSUBIプランは大手電力の標準メニューと同水準の料金設定のプランです。料金削減メリットが無い代わりに、電気料金の4.5%を人身売買の防止活動や、海外での医療・教育支援などの活動に毎月自動で寄付し続けることが出来る料金メニューです。


 1世帯の電気料金は平均で年間10万円と言われているので、年間4500円を継続して寄付し続けることが出来るイメージです。自分のためではなく、人のためになる料金プランといえます。


HTBエナジー公式サイト

HTBエナジーのサービス


セット割や特典は?


 「東京ガス」のエリアにお住まいの人に限られますが、HTBエナジーはガス自由化にも参入したため、ガスとのセット割引も導入されました。ガスのみの契約は出来ず、電気とのセット契約が必要です。


解約時の違約金は?


 1年未満の解約2200円が発生します。


 1年以上利用すればその後は違約金は掛かりません。


支払い方法は?


 クレジットカード払いと、コンビニ払い(手数料200円)の他、口座振替にも対応しました。
 口座振替は手数料不要で、都市銀行や主要な地銀の他、主要なネット専業銀行(ネットバンク)にも対応しています。


電気使用の「見える化」サービス


 ウェブのマイページから自宅の電気使用量を確認できる「見える化」を提供しています。


HTBエナジーの見える化

グラフで視覚的に確認できる

 データは1時間半程度遅れて随時反映されます。データが1日1回まとめて更新される「見える化」を提供している新電力も多いので、HTBエナジーの見える化はその点、使い勝手が良いと言えます。


HTBエナジー公式サイト

HTBエナジーの評価


環境・エコ

HTBエナジーはCO2排出量がやや多い

 環境省が2022年1月に公表した2020年度実績のCO2排出量は1kWhあたり538gと、新電力としては「平均的」か「やや多い」と言える排出量です。


 電源構成は詳細に公表していませんが、卸電力取引所から調達を行っているとしています。


光通信グループへ売却


 HISグループの新電力会社として設立されたHTBエナジーですが、2022年4月に光通信グループへ売却されました。


 HISは本体の旅行事業が新型コロナ禍の影響を受けて低迷、またHTBエナジーも2020年末から1ヶ月にわたり発生した電力取引価格高騰や、2021年下半期から長期間続く電力取引価格高騰の影響を受け業績が低迷。2021年9月期に100億円近い赤字を計上し、直近は債務超過に陥っています。


 HISはHTBエナジーの自社グループ内での再建を断念し、電力小売事業を広く手掛ける光通信グループへHTBエナジーを売却することを決定しました。光通信はハルエネエフエネグランデータなどグループ内に複数の新電力を抱えており、電力小売事業の拡大に力をいれています。


料金高騰リスクがある料金体系へ変更


 2022年10月分の請求から料金体系が変更されます。


電源調達調整費を導入


 HTBエナジーは2022年10月分の電気料金から新たに「電源調達調整費」を導入します。


 電源調達調整費は日本卸電力取引所での電気の取引価格の変動を、ユーザーが支払う電気料金に転嫁する仕組みです。2022年になって導入する新電力が増えていますが、多くの電力会社は採用していない特殊な料金体系です。


 HTBエナジーを含め多くの電力会社では、天然ガス・石炭・石油の輸入価格の変動を毎月の電気料金に転嫁する「燃料費調整制度」を採用していますが、電源調達調整費はそれとは異なります。なお、HTBエナジーは燃料費調整の加算も継続するとしています。


現在の情勢下では非常にリスキー


 現在、電気の取引価格は燃料費の高騰と電力需給の逼迫を受け、暴騰を続けています。HTBエナジーが経営危機に陥ったのも電気の取引価格高騰が原因です。


 電源調達調整費は電力の取引価格が安く推移すれば電気代が安くなる方向にも採用しますが、現在は取引価格が異常に高騰しているため、2022年の情勢下では「負担増」となります。下表は直近3年間の東京エリア向けの取引価格の月平均の推移です。


1月 2月 3月 4月 5月 6月
2020年 8.17円 7.59円 7.48円 6.85円 5.75円 5.57円
2021年 66.53円 8.29円 6.70円 7.05円 6.98円 7.02円
2022年 23.95円 23.36円 30.76円 21.65円 19.50円 25.27円

 また、2022年夏にも電力不足が懸念されていますが、2023年1・2月はより一層深刻な電力不足が想定されています。電力不足下では電気の取引価格が一段と暴騰するため、電源調達調整を導入している料金プランを利用していると電気代が大幅に高くなる恐れがあります。


 HTBエナジーの電源調達調整費の加算率は30%と、同様に電源調達調整費を採用している新電力と比べて低い(50%や100%という新電力もある)ものの、電気代が高くなることは避けられません。


HTBエナジー公式サイト


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