HTBエナジーの「ぜんぶでんき」のメリット・デメリット

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HTBエナジーのオール電化プランを解説します


 HTBエナジーがはじめたオール電化用プラン「ぜんぶでんき」を、大手電力会社やほかの新電力のオール電化プランと比較しながら、メリット・デメリットを分かりやすく解説します(2021年秋のリニューアル後のプランを解説)



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料金プランの解説


 料金プランを解説します。2021年秋のリニューアル後の料金プランを解説します。


乗り換えでいくらお得になる?


 いずれの地域でも、大手電力の現行のオール電化プランと比較して割安になる料金設定です。時間帯割も大手電力に準じているので、比較もしやすいです。


 例えば東京電力エリアで料金を比較すると以下のようになります(10kVA契約、月480kWhのモデルケース)


東京電力EP
スマートライフL
HTBエナジー
ぜんぶでんき
料金(月) 13800円 13644円

 その他の地域についても、大手電力よりも割安になる料金設定です。特に関西では電力量料金単価が関電と比較して「一日中」6%安いので、他の新電力と比較しても割安な料金設定です。


支払い方法は?


 クレジットカードと口座振替に対応しています。


解約時の違約金は?


 契約から一年以内に解約すると2200円の解約違約金が発生します。


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HTBエナジー「ぜんぶでんき」のメリット


 大手電力や他社のオール電化プランと比較して優れていると言える点を整理します。


大手電力現行オール電化プランより安い


 HTBエナジーの「ぜんぶでんき」は、大手電力の現行のオール電化プランと比較して割安な料金設定です。


 ほかの新電力のオール電化プランでは、大手電力と比較して明らかに割高だったり、あるいは条件によっては割高になるような料金設定のものがありますが、「ぜんぶでんき」では時間帯割も同じなので料金比較がしやすいです。


 特に関西と四国では、他の新電力のオール電化プランと比較しても割安な料金設定です。


旅行の割引特典も


 HTBエナジーの電気を契約すると、H.I.Sの旅行が割引になる特典があります。


 国内・海外旅行とも1人1000〜3000円引きです。回数に制限は無いので、旅行好きの人におすすめです。H.I.S.は私も新婚旅行で利用しましたが、もともとの価格がお手頃な旅行商品が多いのでお得に旅行できます。


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HTBエナジー「ぜんぶでんき」のデメリット


 デメリットも指摘します。


大手電力の旧プランよりも高い


 大手電力各社は、電力事情の急変(主に原発の稼働停止)に伴い、2016年頃からオール電化プランの変更を行っています。


 変更前の「過去の」オール電化プランは、現行のオール電化プランと比較して大幅に割安な料金設定のものが多いです。HTBエナジーの「ぜんぶでんき」は、そうした過去のオール電化プランと比較すると大幅に割高となるケースが多いので、注意してください。


 なお、HTBエナジーの「ぜんぶでんき」は2021年秋以前は大手電力の過去のオール電化プランに準じた内容となっていましたが、料金が改定されているので注意してください。


解約違約金の設定がある


 HTBエナジーは契約から1年以内に解約すると2200円の解約違約金が発生します。


 他社では、例えば出光興産CDエナジー(関東のみ)、東急でんき(関東のみ)などは解約違約金がありません。




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