ジャパン電力のJプランは電気代に注意! 年間「万単位」で高い
ジャパン電力がクリアでんき、プラチナでんき、プライムでんきなどのブランドで販売している「Jプラン」は、電気代に注意すべき点があります。電気料金の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私が、料金シミュレーションの結果を交えながら解説します。
目次
ジャパン電力 Jプランとは
料金が高い 料金シミュレーション結果
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
総務省統計から算出した世帯人数別の平均的な電気使用量をもとに、各地域の大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します(2026年2月分調整額を含んだ試算 Jプランは別途、容量拠出金が発生)
| お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
| 北海道電力エリア Jプラン |
+24811円 | +27100円 | +26066円 | +24997円 |
| 東北電力エリア Jプラン |
+39034円 | +55705円 | +58244円 | +60960円 |
| 東京電力エリア Jプラン |
+33893円 | +45544円 | +46667円 | +47882円 |
| 中部電力エリア Jプラン |
+35335円 | +52463円 | +55270円 | +58292円 |
| 北陸電力エリア Jプラン |
+27756円 | +38220円 | +40103円 | +42118円 |
| 関西電力エリア Jプラン |
+29213円 | +40313円 | +41871円 | +43538円 |
| 中国電力エリア Jプラン |
+34310円 | +46781円 | +48995円 | +51363円 |
| 四国電力エリア Jプラン |
+27238円 | +31474円 | +31175円 | +30855円 |
| 九州電力エリア Jプラン |
+33298円 | +46245円 | +48242円 | +50378円 |
年間で「万単位」で大手電力会社の標準メニューよりも電気代が高いです。
付帯サービスが付いている
ジャパン電力のJプランには付帯サービスが付いています。
- ジャパン家電修理アシスト
- ジャパン端末アシスト
テレビ、掃除機、冷蔵庫など主要生活家電の修理費が1回5万円(年間15万円)まで補償される保険や、スマホやタブレット、スマートウォッチなど通信機器の修理費が年間10万円まで(免責3000円)補償される通信端末修理費用保険が付いています。
プライムでんき、プラチナでんきでも販売
ジャパン電力のJプランは以下のブランドでも販売しており、契約する窓口によってはブランド名が異なる場合があります。
- プライムでんき
- プラチナでんき
- クリアでんき
ジャパン電力 Jプランのメリット
ジャパン電力のJプランのメリットを整理します。
スマホや家電の修理費サポート付き
スマホや家電製品の修理費保険などが付いているのが特徴です。ジャパン電力の通常の料金プランでは、これらを利用するには月額で合計1100円の費用が掛かりますが、Jプランではこれが電気代に含まれています。
ジャパン電力 Jプランのデメリット
デメリットを指摘します。
付帯サービスがある分、電気代が高い
記事前半の料金シミュレーションでも示したとおり、付帯サービスが付いている分かそれ以上に電気代が高いです。付帯サービスを利用する予定が無いのであれば、利用するメリットは無い料金メニューです。
例えば東京電力エリア、2人世帯(30A・348kWh)では東京電力の標準メニューより年間約8000円割安なプランがあります。ジャパン電力のJプランだと逆に45000円以上割高です(2026年2月の調整単価) モバイル保険だと年間8400円の保険料、東京電力エナジーパートナーの住設・家電修理サービスが年間8160円なので、割安な電力会社と必要な保険を組み合わせたほうがジャパン電力 Jプランよりも大幅にお得になる場合もあります。
電気代が更に高騰するリスクも
ジャパン電力のJプランは市場連動型プランなので、電気代が更に高額になるリスクがあります。
市場連動型プランは、電力取引価格に連動して電気代が変動する料金プランです。「燃料価格」に連動する一般的な電気料金メニューとは異なる値動きをします。
| 一般的な料金プラン | 市場連動型 | |
|---|---|---|
| 参照する値 | 財務省貿易統計の 原油・LNG・石炭輸入価格 と為替レート |
卸電力取引所の 電力取引価格など |
| 変動幅 | 調達調整費より 小さい |
かなり大きい ※会社によって異なる |
| 採用している 電力会社 |
ほとんどの会社 大手電力・新電力 |
少数の会社 ※最近増えている |
電力取引価格はしばしば高騰することがあり、高騰が発生すると市場連動型プランの電気代は高額になるリスクがあるため、当サイトでは基本的に利用を推奨していません。