ジャストエネルギージャパンの概要
運営会社 | Just Energy Japan | 電力調達 | 不明 |
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供給エリア | 沖縄・離島除く全国 | 契約条件 | 特に無し |
目次
ジャストエネルギージャパンの特徴
・北米のエネルギー会社の日本法人
・CO2排出量がとても多い
・アストマックスエネルギーに事業譲渡
アメリカやカナダなどを中心に展開しているジャストエネルギーグループの日本法人です。現地では電力のほか、ガスの販売も手がけています。家庭向けの新電力としては日本国内で300社近くが参入していますが、「外資」はジャストエネルギージャパンを含めて数社だけです。
米国やカナダでは消費者問題を起こして罰金の支払いを何度か命じられていますが、現在のところ日本法人は目立った問題は起こしていません。そんなJust Energy Japanを詳しく解説します。
注) ジャストエネルギーはアストマックスに買収され、アストマックスエネルギーにサービスが引き継がれています。以下、ジャストエネルギーの過去情報として残しておきます。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
北海道電力エリア JEブライト |
-4.2% -2697円 |
-7.2% -9336円 |
-8.2% -12395円 |
-9.0% -15611円 |
東北電力エリア JEブライト |
-4.1% -1985円 |
-4.4% -4738円 |
-5.1% -6418円 |
-5.6% -8162円 |
東京電力エリア JEブライト |
-4.5% -2277円 |
-6.6% -7318円 |
-7.5% -9808円 |
-8.3% -12425円 |
その他の地域については料金比較シミュレーションに掲載しているので、こちらをご確認ください。
大手電力比較サイトなどでは安い料金プランと表示されることもあるようですが、料金単価だけで見ると北海道・東京電力エリアでは最安値水とまでは言えないものの、上位のお得なプランと言えます。そのほかの地域については平均程度です。
いずれの地域でも、「JEブライト」プランは大手電力の一般的なプラン(従量電灯)と比べて割高になることが無い料金設定なので、その点は安心して契約できます。
某電力比較サイトではJust Energy Japanが上位に表示されますが、これは入会特典を加味した場合の結果で、電気料金単体で見ると必ずしもお得とは言えない場合もあるので注意してください。
セット割引は?
セット割引などはありません。
解約時の違約金は?
契約上は1年契約ですが、解約時の違約金や手数料は発生しないとしています。
支払い方法は?
口座振替とコンビニ払いに対応しています。クレジットカード払いには非対応とのことです。
口座振替を選択した場合も、手続きの都合上初回の支払いはコンビニ払いになります。また、2回目以降もコンビニ払いを選択した場合は、1回200円の手数料が別途掛かります。
ジャストエネルギージャパンの評価
環境面・エコ
電源構成や電源の調達方法は不明ですが、環境省を通じて公表されているCO2排出係数を見ると、非常に悪い値となっています。数値から推測すると、石炭火力発電や石油火力発電の比率が高いとみられます。
1kWhあたりの排出量は772g(2017年度実績)です。16年度も同じく772gと、例えば東京電力と比較して62.9%も悪いです。全国の新電力の中でもワーストクラスの成績で、環境負荷が大きな電気と言えます。