香川電力の口コミ・評判

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香川電力の概要


運営会社 香川電力 電力調達 不明
供給エリア 東北 東京 中部 関西
中国 四国 九州の各電力管内
契約条件 地域によっては30A以上

香川電力の特徴


・香川県高松市に本社を置く新電力
・料金高騰リスクがある


 香川県高松市に本社を置く新電力会社です。香川だけでなく全国の広い地域で電力の販売を行っています。


 そんな香川電力の料金プランには、電気代が高騰するリスクのある「問題点」が潜んでいます。電力自由化の専門家としてこれまでに多数のメディア取材を受けてきた私がメリット・デメリットを詳しく解説します。




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
東北電力エリア 20A契約不可 -3.4%
-3716円
-4.1%
-5263円
-4.6%
-6914円
東京電力エリア 20A契約不可 -3.8%
-4301円
-5.1%
-6819円
-6.2%
-9531円
中国電力エリア 0%
0円
-4.6%
-4876円
-5.6%
-6867円
-6.5%
-8998円
九州電力エリア 20A契約不可 -3.6%
-3582円
-4.9%
-5713円
-5.9%
-7992円

 上記の地域では、新電力としては「平均的」な料金水準です。


 なお、2022年5月から電源調達調整費を導入します。この電源調達調整費は卸電力取引所の取引価格の推移によっては電気代が高くなるリスクがあるもので、上で示した試算の通りに料金削減メリットを得られないリスクがある点には注意が必要です。


支払い方法は?


 口座振替、クレジットカード払いに対応しています。
 JCB、VISA、Masterなど主要な国際ブランドに対応しています。


解約時の違約金は?


 ホームページの分かりやすい場所に記載はありませんが、電力供給約款には1年未満の解約で2200円の「解約手数料」が掛かると記載されています。


 新電力の違約金の発生条件としては平均的な内容です。


香川電力の評価


電源調達調整費を導入 電気代高騰リスクがある


 香川電力は2022年5月に料金体系を変更、卸電力取引所の取引価格変動を電気代に反映する「電源調達調整費」を導入しました。


 卸電力取引所の取引価格は近年度々高騰しており、卸電力取引所からの調達に頼る多くの新電力の経営に深刻なダメージを与えています。調達コストを顧客に転嫁するため、このような電源調達調整費を導入する新電力が少しずつ増えている状況です。


 卸電力取引所の取引価格の推移によっては、電気代削減メリットが十分に得られない、あるいは電気代が高くなってしまうリスクがある点には注意が必要です。


環境面・エコ


 香川電力は電源構成などの情報を公開していませんが、環境省を通じて公表されているCO2排出係数は1kWhあたり579g(2017年度)、586g(2016年度)となっています。


 新電力としては平均的か「やや多い」と言える水準です。




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