シンエナジーの評判・メリットデメリット

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シンエナジーの概要


運営会社 シン・エナジー 電力調達 不明
供給エリア 北海道、離島除く全国 契約条件 30A以上(地域による)


シン・エナジー公式サイト

特徴

・ソーラー、水力、地熱など自社再エネ発電所保有
・三井物産やオリックス、JR西日本系などが出資
・電源調達調整費を導入 市場連動型プランに 料金高騰リスクあり


 知名度こそありませんが、大規模ビルや冠婚葬祭場など大口向けに多数の供給実績がある新電力です。三井物産やオリックスなど大企業が出資し、本社は神戸にあります。


温泉による地熱発電所も


 再生可能エネルギーによる発電に力を入れており、北海道から沖縄まで65ヶ所に自社発電所を保有しています。日本では再エネというと太陽光にばかり注目が集まっていますが、シン・エナジーは小水力発電や地熱発電、バイオマス発電も多数手がけています。
 長崎県雲仙市の小浜温泉では、湧出するも海に捨てられていた未利用の温泉水を活用した地熱発電をおこなっており、注目を集めました。


 これまで洸陽電機(こうようでんき)という社名でしたが、2018年4月に「シン・エナジー」という社名に変更しています。そんなシン・エナジーを詳しく解説します。


料金プランの解説


 シン・エナジーの電気料金プランを解説します。


地域別 乗り換えでいくらお得になる?


 当サイトの電気料金一括シミュレーションに掲載しているのでこちら確認できます。


 料金シミュレーションでは最新月単月(2025年2月)の調整単価を反映しており、タイミングによっては最安水準という結果が表示される場合がありますが、それは一時的な現象であるため今後も継続する保障は一切ありません。電力取引価格の推移によっては今後、節約メリットを遥かに上回るデメリットが生じる恐れがあるため、当サイトとしてはシン・エナジーを含め市場連動型プランの契約は推奨しておりません。


 市場連動型プランのリスクについては以下の記事で詳しく解説しています。


シン・エナジー公式サイト

セット割


セット割対象サービス 詳細 割引額
JALマイル還元 200円につき
1マイル
実質0.5%還元
口座振替割引 口座振替と
カード払いで割引
月55円

 当サイトの試算には、口座振替割引とJALマイル還元を含めています。口座振替割引はクレジットカード払いでも適用されます。


解約時の違約金は?


 特に契約期間の定めは無く、短期間で解約しても違約金は発生しません。


支払い方法は?


 クレジットカードと口座振替に対応しています。


シン・エナジー公式サイト

シン・エナジーの評価


環境・エコは?


 自社で小水力発電所や地熱発電所を多数保有していますし、公式HPにも「多様な再生可能エネルギーを開発・推進しています」と一番目立つところに大きく表示していますが、電源構成を公表していません。


 環境省が2022年1月に公表したCO2排出係数(2020年度実績)を見ると、CO2排出量は1kWhあたり473gと、新電力としては平均的といえる水準です。年々改善傾向がみられます。


電源調達調整費を導入 料金高騰リスクがある


 シン・エナジーは一般的な電力会社が導入している燃料費調整額とは異なる「電源調達調整費」しており、電力取引価格の変動に左右される市場連動型プランです(沖縄は除く)


 市場連動型プランは電力取引価格が安定しているタイミングでは一般的な料金プランよりも割安になる傾向がありますが、電力取引価格が高騰すると電気代が「高額」になるリスクがあります。


 シン・エナジーに関しても、電力取引価格が安定していた2023年下半期〜24年上半期頃はかなり安く、当サイトの料金一括シミュレーションの中でも最安水準、一般家庭の平均的な使用量で年間2万円前後割安になっていたタイミングもありますが、2024年下半期は電力取引価格の高止まりを受け、東京電力管内などでは割高になっています。


 当サイトの電気料金一括シミュレーションではシン・エナジーの最新月の調整単価を含めた料金試算が可能です。毎月更新しています。


シン・エナジー公式サイト

容量拠出金も加算


 シン・エナジーは2024年春から、電気料金に「容量拠出金」の加算を開始しています(沖縄は除く) 電気料金をご自身で計算する際に見落としがちなポイントなので注意が必要です。


 容量拠出金は将来の電力不足を防ぐために、みんなで「発電能力」に対してお金を支払う制度で、2024年春から費用負担が開始しています。どの電力会社も条件などに応じた同額の容量拠出金を負担しています。一般的な電力会社では容量拠出金「込み」の料金を料金メニューに表示していますが、シン・エナジーでは料金単価本体とは別途で容量拠出金を外付けして加算しています。


 単価は毎年4月に変更され、2024年度の単価は1.65円/kWhとしています。月300kWhを使う一般家庭では月に495円の負担となります。


 当サイトの電気料金一括シミュレーションではこの容量拠出金分の単価も含めた試算が可能です(電源調達調整単価と合算して調整単価を表示)


プランの選び方


 シン・エナジーには「きほんプラン」と「昼・夜の生活フィットプラン」があり、申込時に迷ってしまう人も多いと思います。


 一人暮らしの場合は「きほんプラン」が、2人以上の世帯では生活フィットプランの方が安くなるケースが多いです。更に、共働きなどで昼間在宅している時間が短ければ夜プラン、昼間在宅している時間が長ければ昼プランが安いです。


シン・エナジーの料金シミュレーション

マイページの「ぴったりプラン診断」機能

 なお、どのプランが安いのか確認できる機能がマイページにあり、また契約後のプラン変更もマイページから可能です。


シン・エナジー公式サイト



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