マネーフォワードでんきの概要
運営会社 | マネーフォワード | 電力調達 | シン・エナジー |
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供給エリア | 離島除く全国 | 契約条件 | 一部地域では30A以上 |
目次
この記事の著者:石井元晴
2014年から当サイトを運営。産経新聞、週刊女性自身、週刊ポスト、女性セブンなど数々のメディアに電力自由化の専門家として取材を受けてきました。400社以上の料金プランに目を通しています。
マネーフォワードでんきの特徴
- 大手電力の標準メニューより3%安い料金設定
- マネーフォワードMEプレミアムが無料になる特典
マネーフォワードが提供している家庭向けの電力サービスです。実際に電力を供給するのはシン・エナジーです。シン・エナジーはオリックスやJR西日本系の会社が出資している中堅の新電力会社です。
当サイトで掲載している全国の新電力453社・5566プランと比較しながら、マネーフォワード電気のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
料金プランとサービスの解説
乗り換えでいくらお得になる?
当サイトの電気料金一括シミュレーションに掲載しているのでこちら確認できます。
料金シミュレーションでは最新月単月(2025年2月)の調整単価を反映しており、タイミングによっては最安水準という結果が表示される場合がありますが、それは一時的な現象であるため今後も継続する保障は一切ありません。電力取引価格の推移によっては今後、節約メリットを遥かに上回るデメリットが生じる恐れがあるため、当サイトとしてはシン・エナジーを含め市場連動型プランの契約は推奨しておりません。一切推奨しておりません。
マネーフォワードMEの無料特典が付帯
マネーフォワード電気を契約すると、マネーフォワードMEのプレミアムプランが無料で使えるようになります。プレミアムプランの会費は月額500円もしくは年額5500円(Android版の価格、iOSは5300円)なので、年間5300〜5500円分の特典が付いていると言えます。
解約時の違約金は?
解約違約金などは発生しません。
支払い方法は?
口座振替とクレジットカード払いに対応しています。シン・エナジーに料金を支払います。
マネーフォワードでんきの評価
電気代高騰リスクがある
記事前半でも紹介したとおり、マネーフォワードでんきは市場連動型プランです。電力取引価格の推移によっては電気代が高額になる恐れがあります。
電力取引価格は近年、しばしば高騰しており例えば2021年1月や2022年下半期〜2023年春にかけて高騰していました。高騰が発生しなければ、割安に推移する場合もありますがリスクがあるため当サイトでは基本的に市場連動型プランの利用を推奨していません。
詳しくは以下の記事もご覧ください。
類似の市場連動型プランとしては、しろくま電力には電力取引価格高騰にそなえて毎月「積み立て」を行う仕組みがあり、高騰が起きた際の電気代高騰を一定程度抑制することが出来ます。その分、平時の電気代はマネーフォワードでんき(シン・エナジー)と比較してやや高い傾向がありますが、リスクを考えるとこのような仕組みがあることが「最低限望ましい」と思います(しろくま電力についても推奨しているわけではありません)
環境面・エコ
環境省が2022年1月に公表したCO2排出係数(2019年度実績)を見ると、CO2排出量は1kWhあたり473gと、新電力としては平均的といえる水準です。年々改善傾向が見られます。