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シン・エナジー「プランC」のメリット・デメリット
シン・エナジーが提供している「プランC」のメリット・デメリットを、当サイトの電気料金シミュレーションに掲載している450社・5519プランと比較しながら分かりやすく解説します。
目次
プランCとは
まずはシン・エナジー「プランC」の概要を解説します。
大手電力「従量電灯C」相当のプラン
「プランC」は、東京電力や九州電力など大手電力会社が提供している「従量電灯C」プラン相当の料金メニューです。
従量電灯Cは大家族や広い住宅、あるいは小規模な店舗や事務所で使われる契約です。一般的な住宅で利用される「従量電灯B」が原則として契約容量が60A以下であるのに対し、従量電灯Cは60A以上(6kVA以上)から利用できます。利用すべきプランは契約容量によって変わります。
シン・エナジー「プランC」のメリット
当サイトでは電気料金比較サイトとしては最多の450社・5519プランの電気料金メニューを掲載していますが、他社の料金メニューと比較してシン・エナジーの「プランC」が優れている点を紹介します。
東北・関東・九州で最安水準
シン・エナジーのプランCは、東北電力・東京電力・九州電力エリアでは多くの条件で最安水準の料金プランです。当サイトでは450社の料金メニューを掲載していますが、3地域で従量電灯Cの平均的な使用条件で試算すると、シン・エナジー「プランC」が最安となります。
例えば東電エリアで10kVA契約、月1000kWhの電力を使用する場合、東電の従量電灯Cと比較して21%、年間で80005円の削減になり、当サイトの料金シミュレーションにおいて「最安」です。使用量に対して契約容量が極端に大きいケースを除けば、多くの条件下でシン・エナジーのプランCが最安となります。
東北、九州電力においても同条件で19%程度安くなり、「最安」です。
シン・エナジー「プランC」は電力量料金(使用量に応じて発生する部分)の単価が、大手電力やほかの新電力と比較して大幅に安く設定されています。電気の使用量が多い従量電灯C契約でメリットが大きい料金体系です。
解約違約金の発生が無い
シン・エナジーは解約時の違約金・解約事務手数料等の発生がありません。私は1社でも多くの新電力を自分自身で利用することを目指しており、シン・エナジーをわずか半年で解約していますが、もちろん何も取られていません。
カード払いにも口座振替割引が適用される
大手電力各社は従量電灯プランの契約者に対し、月50円程度の口座振替割引を提供していることが多いです。一方、多くの新電力には口座振替割引がありません。
そんな中、シン・エナジーは月55円の口座振替割引を提供しています。しかも、この割引は「口座振替」だけでなくクレジットカード払いでも適用されます。クレジットカードによってはカード会社がポイント還元を行っていることがありますが、カード会社のポイント還元と二重でお得になります。
なお、当サイトではシン・エナジーの試算に口座振替割引を含めて計算しています。
デメリットも
他社と比較して分かる欠点を指摘します。
「3エリア」以外では最安水準ではない
東北・関東・九州の3エリアでは「最安」といってもよいシン・エナジーのプランCですが、それ以外の地域では最安ではありません。上位に入るお得なプランではありますが、他社の方が更にもう一段安いです。