わが家のシン・エナジー乗り換え体験記
1社でも多くの新電力を実際に契約して試すことを目標としている私が、自宅で12社目の新電力として契約したのがシン・エナジーです。申込み手続きや切り替えまでの流れを、実際の日付を交えながら詳しく解説します。
目次

シン・エナジーへの乗り換えの手順
続いて、私がシン・エナジーに切り替える際の手続きの流れを、実際の日付も交えながら紹介します。
日数 | イベント |
---|---|
0日目 | ネットから申込み |
6日目 | 「供給開始日」がメールで通知された |
27日目 | シン・エナジーに切り替わった |
66日目 | 初回の料金請求が届いた |
それぞれ詳しく紹介します。
申込み
公式サイトから申込みます。
住所などの個人情報にくわえ、現在契約している電力会社の「お客様番号」や、供給地点特定番号を入力します。手元に現在契約している電力会社の検針票や、ウェブのマイページの画面を用意しておくとスムーズです。

「供給開始日」の通知が来た
ウェブからの申込み完了後、6日目に「供給開始日のご連絡」というタイトルでメールが届きました。シン・エナジーに契約が切り替わる予定日がこのメールで分かります。
私の場合は申込みから27日目の日付が記載されていました。
シン・エナジーに限らず、電力会社の切り替えは地域によって異なる「検針日」をもって行われるのが基本です。私はこれまで10回以上電力会社を切り替えてきましたが、いつも毎月17日に切り替わっており今回も例に漏れず、でした。
申し込みのタイミングと検針日までの日数によっては、切り替えに1ヶ月以上掛かる場合もあります。
切り替え完了
通知された日付をもってシン・エナジーに切り替わりました。特に変化はありませんが、翌日以降にマイページに自宅の電気使用量のデータが反映されたので、それをもって切り替えを確認することが出来ました。

シン・エナジーを使ってみた感想
続いて、シン・エナジーを使ってみた感想を紹介します。
毎月の「節約額」が分かるのは面白い
シン・エナジーの請求書には、大手電力会社の標準的なプランと比較して毎月いくら節約になったのか記載されています。
我が家の場合は初月だけで2千円近い節約になっていました。こうした「節約額」を知らせてくれるのは、これまで契約した10社以上の新電力の中でも他に数社のみでしたが、電力会社を切り替えるメリットを可視化出来るので良い取り組みだと思います。
最適なプランを診断してくれる機能が便利
シン・エナジーではベーシックなプランと、深夜に安いプラン、昼間に安いプランの大きく分けて3つの異なる電気料金プランを提供しています。
マイページ上で、毎月どのプランが最も安いのかを使用実績に基づいて教えてくれる機能を提供しています。この結果を見て後から最適なプランに切り替えることも出来ます。
特に時間帯によって料金単価が異なるプランは、電気料金比較サイトなどで試算しても正確な結果を得るのが難しいです。後からしっかりと確認出来ることは大事なことだと思います。
既存顧客を重視する姿勢が見られた
新電力の多くはキャッシュバックなどで新規顧客を優遇する一方、一度契約したユーザーには何も特典などを与えません。釣った魚に餌を与えない、と言えば分かりやすいでしょうか。
シン・エナジーでは、マイページに毎月ログインして「福引き」を行うことで、毎月100名の電気料金が最大1万円引きになる企画を提供しており、契約を継続する人に対しても一定の配慮が見られました。
なお、シン・エナジーの低圧電力契約数は8万件程度(私の契約番号からの推定)なので、当選確率は0.1%以上ということになると思います。
