【低圧電力】熊本電力の「動力プラン」の解説

熊本電力の低圧電力「動力プラン」の解説


 格安な料金で注目を集める熊本電力。その動力プラン(「低圧電力」相当)のメリット・デメリットを、大手電力の低圧電力や他新電力の動力プランと比較しながら詳しく解説します。



熊本電力公式サイト

料金プランの解説


 まずは料金プランの特徴を紹介します。


いくらお得になるのか


 大手電力会社の「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


基本料金

1kWあたり
従量料金
年間削減額

小規模マンションEV
夏季
その他
東京電力エリア -5.0%
1065.9円/kW
+0.1%
17.38円/kWh
0%
15.8円/kWh
-2017円
中部電力エリア -20.0%
915.2円/kW
0%
17.04円/kWh
0%
15.49円/kWh
-8237円
関西電力エリア -20.0%
862.4円/kW
0%
14.62円/kWh
0%
13.13円/kWh
-7762円
九州電力エリア -24.5%
763.89円/kW
+0.2%
17.16円/kWh
+0.3%
15.48円/kWh
-8884円

 いずれの地域でも、大手電力会社の「低圧電力」プランと比較して基本料金が割安に、従量料金がほぼ同額に設定されています。


 料金水準としては、試算例(小規模マンションのエレベーター)のケースでは東京電力エリアでは他社に劣る、その他エリアでは「上位」のお得なプランと言えます。


熊本電力公式サイト

支払方法は?


 クレジットカードと、「Paidy」という決済サービスを利用すると口座振替、また毎回数百円の手数料が掛かりますがコンビニ払いも可能です。


解約時の違約金は?


 個人名義の場合は違約金の発生は無し、法人名義では場合によっては違約金が発生する場合があるとしています。


熊本電力「動力プラン」のメリット


 このプランのメリットを紹介します。


電力使用量が多い場合にお得


 他新電力の動力プランは基本料金が割安に設定されている反面、従量料金が大手電力よりも大幅に割高な設定になっている場合が少なくありません。


 電気の使用量が少ない場合は、こうしたプランは「お得」になるものの、使用量が多い場合は料金削減メリットが薄くなったり、あるいはかえって割高になる恐れもあります。


 熊本電力は基本料金が割安、従量料金は大手電力とほぼ同水準であるため、使用量が多い場合にお得です。例えば業務用冷蔵庫や空調など、コンスタントに使用する機器に適しているでしょう。


熊本電力公式サイト

キャッシュレス消費者還元事業で5%お得に


 熊本電力は、政府が2020年6月まで実施している「キャッシュレス消費者還元事業」の対象です。月々の電気代の支払いについて、5%の還元を受けることが出来ます。


 なお、当サイトの試算にはこの還元分を含めていません。


熊本電力「動力プラン」のデメリット


 続いてデメリットを紹介します。


基本料金の削減幅は他社に劣る


 基本料金の部分に関しては、熊本電力よりも楽天でんきLooopでんきの動力プランの方が安い(従量料金は熊本電力が安い)ので、例えば月に数時間しか稼働しない機械に使用している低圧電力などでは、楽天やLooopの方が電気代トータルで安くなるでしょう。


 低圧電力では、電気代に占める基本料金のウェイトが大きい場合が多く、電気代全体としても基本料金が割安な他社の方が安くなるケースが少なくないでしょう。ただし、上でも紹介したように使用量が多い場合は熊本電力が有利です。


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