くらしでんきの口コミ・評判

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くらしでんきの概要


運営会社 ソフトバンク 電力調達 SBパワー
供給エリア 北陸、離島除く全国 契約条件 特に無し

くらしでんきの特徴


 ソフトバンクでんきが「おうちでんき」に続いて投入したのが「くらしでんき」です。「おうちでんき」との違いや、他社のサービスと比較したメリット・デメリットを詳しく解説します。一部地域では電気代高騰リスクがある市場連動型プランに以降しており、注意が必要です。


ソフトバンクショップ




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのか。
 世帯人数別に、平均的な電気使用量で大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と比較します。2023年の料金改定に対応済み。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
従量電灯B
-1651円 -5594円 -6891円 -8277円
東北電力エリア
従量電灯B
試算不能 試算不能 試算不能 試算不能
東京電力エリア
従量電灯B
試算不能 試算不能 試算不能 試算不能
中部電力エリア
従量電灯B
-1021円 -3329円 -4152円 -5031円
関西電力エリア
従量電灯A
試算不能 試算不能 試算不能 試算不能
中国電力エリア
従量電灯A
-1456円 -4887円 -6058円 -7309円
四国電力エリア
従量電灯A
-1389円 -4666円 -5808円 -7031円
九州電力エリア
従量電灯B
試算不能 試算不能 試算不能 試算不能
沖縄電力エリア
従量電灯B
-1752円 -5688円 -7021円 -8447円

 東北・東京電力・関西・九州電力の4エリアでは、30分ごとに料金単価が変動する市場連動型プランを採用しています。市場連動型プランは事前の料金予測が出来ないため試算ができません。電気代が高額になるリスクもあるので、記事後半の注意点をよくご確認ください。


セット割引は?


 セット割引はありません。


 同じくソフトバンクでんきの「おうちでんき」では、スマホやネット回線といったソフトバンクの通信回線とのセット割引「おうち割」がありますが、くらしでんきには適用されません。


解約時の違約金は?


 解約する際には、契約期間に関係なく550円の解約事務手数料が発生します。


支払い方法は?


 口座振替、クレジットカード払いに対応しています。


くらしでんきの評価


 


「おうちでんき」との違いは?


 同じくソフトバンクでんきが提供している「おうちでんき」との違いを比較します。


くらしでんき おうちでんき
セット割引 無し スマホ、ネットなど
付帯サービス おうちレスキュー
2年間無料
おうちレスキュー
2年間無料
料金プラン 使用量多い場合にお得 使用量少ない場合にお得

 最大の違いは料金体系です。
 「くらしでんき」は電気の使用量が増えるごとに、大手電力会社と比較したお得率が高まる料金体系です。一方、「おうちでんき」は使用量が少ない方がお得率が高く、たくさん使うとお得率が下がる料金体系です。


 例えば東京電力エリアで30A契約、通信回線を1回線とした場合、月260kWh程度で「くらしでんき」「おうちでんき」がほぼ同額となります。それを超えると「くらしでんき」がお得に、下回ると「おうちでんき」がお得です。


 一人暮らしや共働きの二人世帯では「おうちでんき」、それ以外のファミリー世帯などでは「くらしでんき」の方がお得になるというイメージです。あるいは、家族全員でソフトバンクを契約しているような場合は、1回線ごとに月110円のセット割引が適用される「おうちでんき」の方がお得です。


駆けつけサービスが2年間無料付帯


 「おうちレスキュー」という駆けつけサービスを2年間無料で利用できます。



 上記のトラブルが発生した際に、30分以内まで無料で駆けつけ、応急処置をしてくれるというサービスです(部品代などは別途発生する場合がある) なお、「おうちでんき」でも同様のサービスを利用できます。


環境面・エコ


 環境省が2021年1月に公表したCO2排出係数のデータによると、くらしでんきの供給元であるSBパワーのCO2排出量は1kWhあたり524g(2019年度実績)と、新電力としては「平均的」と言える水準でした。環境負荷は特に大きくもなければ、小さくもないと言えます。前年度も同程度の値でした。


東北・東京・関西電力エリアは注意 市場連動型プランとは


 ソフトバンクでんきは東北・東京・関西・九州電力エリアで市場連動型プランと呼ばれる特殊な料金体系に移行しています。


 市場連動型プランでは、「電力取引価格」に連動して電気代の単価が30分ごとに変動します。電力取引価格が高くなると電気代が高くなり、下がると電気代も安くなります。


 電力取引価格はしばしば暴騰することがあり、そのようなタイミングではソフトバンクでんきの電気代が「高額」になる恐れがあります。過去の高騰時を例にすると、大手電力標準メニューの1.5倍以上の電気代になるケースもあります。


 リスクが大きいため、このような市場連動型プランの利用は推奨しません。東北・東京・関西・九州電力エリアにお住まいの方にソフトバンクでんきは推奨しません。それ以外の地域にお住まいの方にのみ、おすすめします。




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