まちエネの低圧電力プランの解説

まちエネの低圧電力プランのメリット・デメリット


 ローソンと三菱商事が設立した新電力「まちエネ」の低圧電力プランのメリット・デメリットを、大手電力会社や他の新電力の低圧電力プランと比較しながら解説します。



まちエネ公式サイト

料金プランの解説


 まずは料金プランの特徴を紹介します。


いくらお得になるのか


 大手電力会社の「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


基本料金

1kWあたり
従量料金
年間削減額

小規模マンションEV
夏季
その他
東北電力エリア -5.0%
1201.75円/kW
0%
15.95円/kWh
0%
14.50円/kWh
-2277円
東京電力エリア -34.4%
736.07円/kW
+23.0%
21.37円/kWh
+35.3%
21.37円/kWh
-8612円
中部電力エリア -5.0%
1086.8円/kW
+0.2%
17.04円/kWh
+0.2%
15.49円/kWh
-2029円
関西電力エリア -5.0%
1024.1円/kW
+1.3%
14.62円/kWh
+1.4%
13.13円/kWh
-1754円
四国電力エリア -5.0%
1060.68円/kW
0%
15.80円/kWh
0%
15.36円/kWh
-2010円

 「低圧電力きほんプラン」でのシミュレーションです。この他、「低圧電力かんたんプラン」もありますが、きほんプランの方が「お得」なのできほんプランの方を推奨します。


 モデルケースの小規模マンションのエレベーターの場合、東京電力エリアでは「最安水準」と言える料金設定です。


 試算には含めていませんが、電気料金1000円につき10ポイントのPontaポイントも貯まります。


まちエネ公式サイト

支払方法は?


 口座振替、もしくはクレジットカードに対応しています。


解約時の違約金は?


 契約上は1年契約となっていますが、1年未満で解約しても違約金はありません。


まちエネ公式サイト

まちエネの低圧電力プランのメリット


 他社と比較して優れている点を紹介します。


関東で「最安水準」


 記事前半の料金シミュレーションでも紹介したように、小規模マンション・エレベーターのモデルケースでは、まちエネの「低圧電力きほんプラン」は最安水準の料金プランです。他社のプランと比較しても競争力のある料金設定です。


 関東で、使用量が多く無い場合にメリットが大きいと言えます。


ローソンで商品と交換できるクーポンが毎月付与


 まちエネの「低圧電力きほんプラン」を契約すると、ローソンの店頭で指定の商品と無料で交換できるクーポンが毎月発券されます。


まちエネのクーポンでもらえる商品

過去のクーポン特典
プレミアムロールケーキ2個(20年3月)、カフェラテL(20年12月)

 商品は月によって変わります。過去にはプレミアムロールケーキや、カフェラテなどの商品が提供されていました。「月数百円相当」のイメージなので、電気料金の削減メリットとは別途、年間数千円お得になるイメージです。


まちエネ公式サイト

ユナイテッド・シネマの映画が1300円に


 同じくローソン系の映画館「ユナイテッド・シネマ」の映画チケットが一人1300円で購入できる特典が付いています。通常料金は大人一人1800円、レイトショー1300円なのでいつでもレイトショー料金で見られるようなイメージです。


 回数制限、人数制限はありません。


まちエネの低圧電力プランのデメリット


 続いてデメリットを紹介します。


関東以外では料金メリットが薄い


 関東(東電管内)の新電力の低圧電力プランとしては最安水準といってもよい値付けですが、その他の地域では他社と比べて競争力がある料金水準とは言い難いです。


 他社の低圧電力プランには無い、ローソンで商品と交換できるクーポン券(年間数千円相当)や、映画が割引になる特典を考慮して検討してください。


まちエネ公式サイト

「きほんプラン」と「かんたんプラン」の違いは?


 まちエネでは「低圧電力きほんプラン」と「低圧電力かんたんプラン」の主に2つの低圧電力プランを提供しています。この2プランの違いは以下のとおり。


きほん かんたん
Pontaポイント還元 約1%分 -
クーポン券 毎月 -
映画割引 あり あり
検針票発行 Webのみ Web
紙で郵送(無料)
料金単価 同じ

 「低圧電力かんたんプラン」は、いくつかの特典が省略されている代わりに、検針票が紙で毎月郵送で届きます。「きほんプラン」でもウェブのマイページからPDFでダウンロードすることが出来ますが、自分で印刷するのを面倒に感じる人は、「かんたんプラン」を選ぶと良いでしょう。




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