Looopでんきと北海道電力の比較

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Looopでんきの値上げについて

Looopでんきと北海道電力の比較


 北海道限定のプランを投入するなど、北海道での展開に力を入れているLooopでんき。北海道電力と比較して電気代はどれほど安いのか、サービスにはどのようなメリット・デメリットがあるのか分かりやすく解説します。



電気料金の比較


 まずは電気料金プランを解説します。


世帯人数別シミュレーション


 世帯人数別の平均使用量・契約アンペアで北海道電力の標準的なプランである「従量電灯B」と比較します。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
北海道電力エリア
おうちプラン
試算不能 試算不能 試算不能 試算不能

 4人世帯では年間2万円以上、Looopでんきの方がお得です。Looopでんきは2人以上の世帯で、北海道電力エリアの新電力の中でも上位のお得な料金水準です。


 20A以上で契約している場合は北電より安くなりますが、20A契約の場合は他社と比較して優位性があるとは言い難いです。一人暮らしでも30A以上で契約している場合はLooopでんきはおすすめです。


公式サイト

15A以下の契約ではLooopは割高


 20A以上の契約では北電より電気代が安いLooopでんきですが、15A以下で契約している場合はLooopでんきに乗り換えることで電気代が割高となる可能性が大きいです。


 15A契約の場合は他社をおすすめします(北海道の15A契約ではENEOSでんきが安いです)


再エネどんどん割というプランもあるが・・


 Looopでんきは「再エネどんどん割」というプランを北海道エリアから順次展開しています。このプランは契約を継続していくと20年にわたり毎年料金単価が安くなっていくというものです。


Looopでんきの再エネどんどん割

料金単価が毎年安くなっていく

 当初の料金単価は上で紹介した「おうちプラン」よりも割高であるため、かなりの年数(具体的な年数は以下の解説記事にて)にわたり契約を継続しないと「おうちプラン」よりも安くなりません。当サイトとしては再エネどんどん割は推奨しません。


公式サイト

Looopでんきのサービス


 Looopでんきのサービスを紹介します。


環境負荷を北海道電力と比較すると


太陽光発電


 LooopでんきのCO2排出量は1kWhあたり349g(2016〜20年度の実績)と、新電力としては排出量が少ないと評価出来る水準です。


 一方、北海道電力は1kWhあたり600g以上(20年度は601g)と、大手電力10社の中でも排出量が大きいです。Looopでんきに乗り換えることで、CO2排出量を41.9%減らすことが出来ます(20年度実績での比較)


解約違約金無し


 Looopでんきは解約違約金の設定がありません。いつでも北電に戻したり、他の新電力に負担無く乗り換えることが出来ます。


口座振替に対応していないデメリットも


 Looopでんきの電気料金はクレジットカード決済のみです。北電のように口座振替(銀行引き落とし)やコンビニなどでの窓口払いには対応していません(コンビニ払い出来る新電力は非常に少ない)


公式サイト

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