【低圧電力】Looopでんきの「動力プラン」の解説

Looopでんきの低圧電力「動力プラン」の解説


 エレベーターや冷凍庫などを動かすのに使う低圧電力。Looopでんきにも低圧電力に対応した「動力プラン」があります。このプランの特徴を、メリット・デメリット両面から詳しく解説していきます(家庭用プランの解説はこちら




料金プランの解説


 まずは料金プランの特徴を紹介します。


エリア別 いくらお得になるのか


 大手電力会社の「低圧電力」プランとの料金単価の比較と、小規模マンションのエレベーターを想定した年間削減額の目安です(契約容量3kW 月85kWh 力率85%)


基本料金

1kWあたり
従量料金
年間削減額

小規模マンションEV
夏季
その他
北海道電力 -44.6%
700円/kW
+32.6%
23円/kWh
+32.6%
23円/kWh
-14527円
東北電力 -43.6%
700円/kW
+53.3%
24円/kWh
+54.6%
22円/kWh
-11441円
東京電力 -18.3%
700円/kW
+14.3%
19.5円/kWh
+12.8%
17.5円/kWh
-5113円
中部電力 -37.7%
700円/kW
+31.5%
22円/kWh
+31.5%
20円/kWh
-10227円
北陸電力 -38.9%
700円/kW
+42.5%
17円/kWh
+37.7%
15円/kWh
-11576円
関西電力 -33.9%
700円/kW
+14.7%
17円/kWh
+12.2%
15円/kWh
-11100円
中国電力 -35.8%
700円/kW
+28.8%
19円/kWh
+26.0%
17円/kWh
-10300円
四国電力 -36.1%
700円/kW
+22.5%
19円/kWh
+20.7%
17円/kWh
-11147円
九州電力 -29.5%
700円/kW
+12.8%
19円/kWh
+11.8%
17円/kWh
-8644円

 いずれの地域でも、基本料金が大手電力会社と比べて大幅に安い一方、従量料金は高く設定されています。


 小規模マンションのエレベーターという試算前提では、東電エリア以外では最安値級の料金水準です。



こんな使い方に適したプランです


 使用量があまり大きくない低圧電力契約でお得に使えるプランです。


 具体的な例を挙げると、上で紹介したような小規模マンションのエレベーター(例示したのは1K中心:15戸)や、常に稼働しているわけではない町工場の生産設備、常時稼働ではないポンプなどが該当するでしょう。


 電力会社から届く検針票を見て、従量料金(電力量料金)よりも基本料金が多いケースでお得に使えるプランです。


業務用冷凍冷蔵庫


解約時の違約金は?


 特に契約期間の定めは無く、解約によって違約金が発生することはありません。



Looopでんき「動力プラン」のメリット


 このプランのメリットを紹介します。


基本料金が大幅に安い


 他の新電力と比べても基本料金が大幅に安く抑えられているため、料金に占める基本料金の割合が大きいケースでお得に使える料金体系です。


再生可能エネルギー26%


 Looopでんきを提供している株式会社Looop(ループ)は太陽光発電設備の販売や、太陽光発電所の運営を行っている会社です。経産省の公募事業として、ケニヤで巨大な太陽光発電所の建設を進めるなどしています。


 こうしたバックボーンを生かして、Looopでんきは「再生可能エネルギー26% 」という電源構成で電力の供給を行っています。


 Looopでんきと契約することで、環境に配慮していることをお客さんにアピールすることも可能でしょう。例えば「このエレベーターは再生可能エネルギーを26%使用しています」といった貼り紙をすれば、環境意識の高い入居者の共感を得る効果が期待できます。


環境配慮型の電気とアピールできる


Looopでんき「動力プラン」のデメリット


 続いてデメリットを紹介します。


従量料金が割高


 基本料金が大幅に安い反面、従量料金(電力量料金)は大幅に高く設定されています。したがって、電気の使用量が多いケースでは大手電力会社よりもかえって高くなる可能性もあります。


決済方法がクレジットカードのみ


 Looopでんきの電気料金は「クレジットカード払い」のみです。


 JCB、VISA、Masterなど主要なクレジットカード・デビットカードを利用できますが、口座振替やコンビニ払いなどには対応していません。


Looopは太陽光発電の会社



気になる疑問


 契約する上で気になる点を解説します。


電灯契約と別々でも大丈夫?


 低圧電力の契約とは別に電灯契約(マンションで言えばエレベーター以外、共用部の廊下など)があるケースも多いと思います。


 この場合は、それぞれ別々の電力会社と契約して利用することは「可能」です。例えば低圧電力をLooop、電灯契約は東京電力のままというのも問題ありません。


 電灯、動力でそれぞれ「最安」になる電力会社が異なる場合も多いので、それぞれ安い会社と契約するのがおすすめです。


停電時の対応は?


 災害(雷なども含めて)が発生した時の対応は、これまでと変わらず地域の大手電力会社(正確には送配電事業者)が担当します。復旧の速さや対応が変わることはありません。


 また、停電の頻度や電気の質についても、どの会社と契約しても変わることはありません。電力自由化では全ての会社が同じ送配電網に相乗りしており、特定の会社の契約者だけ停電したり、電圧降下することはありません。





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