水戸電力の概要
親会社 | 水戸ホーリーホック スマートテック |
電力調達 | 他社発電所(再エネ発電を建設予定) |
供給エリア | 東京電力管内 | 契約条件 | 30A以上 |
特徴
・2015年12月から水戸市内、近隣地域の事業所、工場などへ電力販売
・地産地消、地域貢献、初年度10億円を目指す
・太陽光発電など地元発電の買取りに注力
水戸電力は地域新電力という位置づけで、多くの新電力会社がそうであるように、地域内で生産した電力をその地域で使うことを通じて、周辺における関連産業の育成と投資、雇用の拡大、活性化を目指すことを目的にしています。
HEMS(Home Energy Management System)を採用して、電力の見えるかを促進。水戸市と近隣の地域を含めた66万人の住人に対して、安価、安全、安心をコンセプトにした電気の供給を通じて、地域の活性化を図ろうとしています。
その具体的な方向性が、卸売電力取引所を通しての多くの電力の販売について見て取れます。お客さんの利用状況、コスト削減に見合ったプランを見繕っていますので、より安価な販売が可能になっています。
料金プラン
割引率の目安
乗り換えで、電気料金がどれくらい安くなるのでしょうか。
世帯人数別に、平均的な電気使用量のご家庭をシミュレーションしてみました。
お得率と年間節約額 | 20A / 月170kWh |
30A / 月348kWh |
40A / 月391kWh |
50A / 月437kWh |
東京電力エリア 従量電灯B |
20A契約不可 | -4.6% -5127円 |
-5.0% -6561円 |
-5.4% -8096円 |
東京電力よりは安い料金設定ですが、他の新電力と比べるとやや見劣りする水準です。
ですが、再生可能エネルギーでの供給拡大を目指している点や、地域貢献に役立つという付加価値を考えれば、特に茨城県にお住まいの方にはおすすめできる電力会社の一つです。
上で紹介した従量電灯Bの他にも、定額プランがあります。
なお、セット割引の導入は今のところありません。
電源構成は?
将来的には、水戸周辺地域で発電した太陽光、バイオマス、風力を初めとする再生可能エネルギーを中心にすることを目指しており、自前の発電所建設も予定しているそうです。また、太陽光発電などの買取にも力をいれていくようです。