ミツウロコでんきEVグリーンプランのメリット・デメリット

ミツウロコでんきEVグリーンプランのメリット・デメリット


 ミツウロコでんきの電気自動車・PHV向けのプランである「EVプラン」のメリット・デメリットを、他社の電動車向けプランとも比較しながら分かりやすく解説します。



ミツウロコでんき公式サイト

EVグリーンプランとは


 まずは本プランの特徴を解説します。


再エネ実質100%


 このプランは「非化石証書」という仕組みを利用することで、CO2排出量をゼロまた再エネ比率を実質100%といた電力が供給されます。


 ミツウロコでんきの通常プランでは、大手電力会社などと同等の1kWhあたり474g(2019年度実績)のCO2を排出してつくられた電力が供給されます。本プランではそれが「ゼロ」となるため、電気自動車の充電はもちろん家庭で使用する電力によるCO2排出量をゼロにすることが可能です。


環境省の電動車補助金対象


 本プランは2021年から環境省が始めた「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」の対象プランとなっており、電動車(電気自動車、PHV、燃料電池車)の購入や充電設備を設置する際に補助金を受給することが出来ます。


EV補助金対象プラン

EV補助金対象プラン

 電気自動車の場合は上限80万円、PHVは最大40万円の補助金が支給されます。なお、補助金を受けた場合は最低4年間は、同制度の認定を受けた「再エネ100%」の料金メニューの契約を継続する必要があります。途中で他社の認定プランに切り替えることは可能ですが、認定プランでないものに切り替えると補助金の返還義務が発生する場合があるため注意が必要です。


 なお、必ずしもこのプランで供給される電力で電動車を充電する必要はありません(そもそも燃料電池車は充電が出来ません) 個人の場合は「住まい」で対象プランを利用すれば、補助金の支給要件を満たすことができます。マンション住まいの方でも問題なく補助金を受けることが出来ます。


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EVグリーンプランのメリット


 他社のプランとも比較しながら解説します。


戸建てなら電気代が安くなる


 本プランの料金体系は、戸建て住宅において大手電力会社の標準メニューである「従量電灯」よりも電気代が安くなる可能性がある内容です。


 平均的な戸建て住宅であれば、大手電力会社からの切り替えで電気代が安くなります。ただし、オール電化住宅ではかえって割高となるリスクが大きいため注意が必要です。


 電動車補助金対象プランとしては、戸建て住宅の平均的な使用条件では多くの地域で「最安水準」となる料金設定です。補助金対象外のプランと比較しても、「最安水準」となる場合もありお得な料金プランと言えます。


0〜午前5時までの電気代が0円


ミツウロコでんきEVグリーンプラン


 本プランは「月50kWhまで」という上限がありますが、午前0〜5時の電気代が「0円」となります。


 電気自動車の充電をタイマー設定でこの時間に行うことで電気代を削減することができるほか、食洗機やドラム式洗濯機などタイマー設定が可能な家電製品もこの時間帯に使用することで、電気代を節約することが可能です。用途は「充電」に限定されていません。


 月50kWhという上限ですが、戸建て住宅であれば電気自動車が無くても、家電製品の使い方を少し工夫すれば毎月上限いっぱい使うことは難しくないラインです。電気自動車の充電とあわせれば、毎月容易に達成可能です。


 当サイトの試算では月50kWhが無料になると仮定して試算を行っています。


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解約違約金無し


 仮に短期間で解約した場合でも、違約金の発生がありません。一部の新電力では解約違約金を設けている例がありますが、ミツウロコでんきは解約違約金が無いため引っ越しで解約する、あるいは契約してみたが想定したメリットを得られなかった場合でも「軌道修正」がすぐに可能です。


EVグリーンプランのデメリット


 デメリットを指摘します。


マンションなどでは電気代が高くなりやすい


 戸建て住宅では大手電力よりも「安くなる」可能性が大きいと紹介しましたが、一方でマンションではかえって電気代が高くなってしまうケースが多い料金体系です。


 このプランは「基本料金0円」そして「一段階の電力量料金単価」を採用しています。こうした料金体系は、契約容量が大きくそして電気の使用量が大きい場合に、大手電力標準メニューと比較してメリットが大きくなる料金体系です。


 マンションは戸建て住宅と比較して契約容量が小さく、電気の使用量も少ない傾向があります。本プランを契約した場合、電気代が大手電力標準メニューより高くなってしまうリスクがあると言えます。それに加え、マンションの場合は本プランで契約した電力を使って電気自動車を充電することが出来ない場合も多いため、メリットを得づらいです。


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オール電化住宅で契約すると割高


 当プランは深夜の料金が実質安くなる料金体系ではありますが、「オール電化プラン」ではありません。オール電化住宅で契約した場合、大手電力のオール電化プランと比較して割高となるリスクが大きいです。


 オール電化住宅ではオール電化プランの契約を推奨します。新電力各社からもオール電化プランが登場しているので、割安なプランを選ぶことで料金削減が可能です。




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