中之条電力の概要
親会社 | 中之条町など | 供給エリア | 主に中之条町 |
特徴
・群馬県中之条町が運営する一般財団法人中之条電力を設立。民間との共同運営
・電力の販売を通じて、地産地消の見えるかを促進
・メガソーラーで調達、公共施設に供給
「地域全体で電気エネルギーの自立、電気の地産地消を目指す」という明快なビジョンを持って、「中之条町の一般家庭に電気を売り、地域に愛される電力会社になる」ことを目指しています。これは言うまでもなく中之条町内で、山に囲まれ田畑が広がる自然の中で、太陽、水、森林などの自然力の発電で町内の電力を賄うということです。
このことが実現するようになれば、従来のような化石燃料や原発に頼らずに、再生エネルギーだけの電力を使うことができるようになります。そして、これを進める契機になったのが固定価格買収制度で、電力の購入に際して低炭素投資促進機構から交付金を得ることができるようになったために、メガソーラーに代表される太陽光発電が拡がったことが追い風になっています。
電源構成・発電方法
太陽光発電のメガソーラー発電所を3カ所持っており、その総発電量は5MWに達しています。この数字は、中之条町エリア全体の電力自給率の135%を達成しています。今のところは、高圧需要家に対しての販売ですが、供給量を上げることで、当然一般家庭への供給も始まりますが、そのためには、必要電源は太陽光だけでなく、小水力発電、木質バイオマス発電などを採用することで、安定電源にする必要があります。
その他の電源確保は群馬県庁が持っている発電所などから、外部調達で安定電源として調達することも視野に入れているようです。いずれにしましても、これから先の電源確保に際しても、地産地消を前提にして中之条町周辺から調達することを目指しているようです。
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