のむシリカ電力「オール電化プラン」のメリット・デメリット
のむシリカ電力がひっそりと提供しているオール電化プランが、実は他の新電力各社を凌駕する「穴場」だったのでデメリットと併せて詳しく解説します。
目次
オール電化で安いおすすめ電力会社の一覧料金プランとサービスの解説
のむシリカ電力のオール電化プランの概要を解説します。
いくら安くなるのか
地域によって若干の差はありますが、当サイトでオール電化住宅の標準モデルとしている「10kVA契約・月480kWh使用」のケースで、大手電力各社の現行オール電化プランと比較して月200円前後安い料金設定となっています。
基本料金、電力量料金とも大手電力各社のオール電化プランと比較して若干割安に設定されており、電気代が安くなります。また大手電力各社で独自に適用している場合がある「電化割」や「IH割」などの割引もしっかりと準拠しており、ちゃんと安くなります。
燃料費調整額の部分も大手電力各社のオール電化プランに準拠しており、この点でも安心です。もちろん電気代高騰リスクがある市場連動型プランではありません。
支払い方法は？
口座振替とクレジットカード払いに対応しています。
解約時の違約金は？
解約時に3300円の解約事務手数料が発生します。
のむシリカ電力「オール電化プラン」のメリット
「ちゃんと」安くなる 大手電力に準じた割引も適用
前述のとおり、のむシリカ電力のオール電化プランは大手電力各社の現行のオール電化プランと比較して「ちゃんと」安くなるオール電化プランです。
この「ちゃんと」というのが実は新電力各社の中では異例と言えます。例えば関西電力の「はぴeタイムR」ではエコキュートとIHヒーターの設置で適用される電化割引、四国電力の「でんかeプラン」にはIH割引やエコキュート割引、でんか割引といった各種割引が提供されています。
他の新電力のオール電化プランでは、こうした大手電力のオール電化プランで提供されている各種割引が提供されておらず、割引適用後の料金で比較すると大手電力より割高となるものがほとんどです。のむシリカ電力はこうした各種割引も大手電力に準じた内容で提供されており、電気代の単価が安いだけでなく電気代全体で見て「ちゃんと」安くなります。
特に関西・四国電力エリアにお住まいの方にのむシリカ電力がおすすめです。
水が箱でもらえる
のむシリカ電力は初回契約時に1箱と、契約を継続すると毎年水を箱でもらえる特典が付いています。毎年もらえる水は、前年の電気代によってもらえる箱数が変わります（月4200円を下回る場合はもらえない）
| 月間平均電気料金 | 箱数 |
|---|---|
| 4200円以上 | 1箱 |
| 8400円以上 | 2箱 |
| 12600円以上 | 3箱 |
| 16800円以上 | 4箱 |
| 21000円以上 | 5箱 |
月間平均の電気代が4200円を下回る場合はもらえないので注意が必要ですが、オール電化住宅であれば1人暮らしでもクリアできるご家庭が多いと思います。
電気代が安くなるだけでなく、こうした「おまけ」が付くメリットがあります。
のむシリカ電力「オール電化プラン」のデメリット
デメリットも指摘できます。
解約事務手数料が発生する
のむシリカ電力は解約時に3300円の解約事務手数料が発生します。これは契約期間に関係無く発生するものです。
他社ではこうした解約事務手数料や解約違約金などが無いところも多いので、この部分はのむシリカ電力のデメリットと指摘できます。
初回契約時に水が1箱もらえるので、解約事務手数料の分はこの水1箱分でペイ出来ると理解することも出来るでしょう。
一部地域には非対応
のむシリカ電力自体は北海道から沖縄まで対応（離島地域は除く）していますが、一部地域ではオール電化プランの提供を行っていません。オール電化プランを提供していない地域は以下のとおり。
- 北海道電力エリア
- 北陸電力エリア
- 沖縄電力エリア
上記3エリアでは新電力ではなく、大手電力（北海道電力や沖縄電力）のオール電化プランの利用を推奨します。北海道・北陸では割引が適用される関係で新電力のオール電化プランが割高になりがち、沖縄では新電力がそもそもオール電化プランを提供していません。
のむシリカ電力の料金プランの解説
のむシリカ電力の低圧電力のメリット・デメリット
電気料金プランの比較表
