小田急でんきの口コミ・評判

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小田急でんきの概要


運営会社 小田急電鉄 電力調達 イーネットワークシステムズ社
供給エリア 東京電力管内 契約条件 30A以上

小田急でんきの特徴


・CO2排出量が少なく環境負荷が小さい CO2ゼロプランも
・市場連動型プラン 電気代高騰リスクあり
・2024年3月31日までの申込みで1000円分のポイント+基本料金2ヶ月無料


 2019年4月から小田急電鉄が電気の販売を開始しました。私鉄業界では2016年から東急、15万件を獲得して順調に契約を伸ばしています。小田急でんきはその後に続く形となり、同じく沿線の住民をメインターゲットとして営業活動を行っています。


小田急線沿線を中心に展開する小田急でんき

小田急線沿線を中心に展開していく

 なお、実際に電気を供給するのは小田急ではなくイーネットワークシステムズという会社で、小田急は契約を取り次ぐかたちになります。顧客対応にあたるのも小田急ではなく、イーネットワークシステムズ社です。


 そんな小田急でんきの料金プランやサービス内容を他社と比較しながら詳しく解説します。


公式サイト

料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?

 最新の電源調達調整費を含めた料金試算は電気料金一括シミュレーションで確認できます。


 一般家庭では東京電力の標準メニューである従量電灯Bより割高になることが多い(2023年8月現在)ので注意してください。2022年以降、割高な状況が続いています。


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セット割引は?


セット割対象サービス 割引額
小田急ガス Sプラン 月50円引き
Mプラン 月150円引き
OPクレジットカードで支払い ポイントが実質1%還元

 小田急電鉄の「OPクレジット」は通常0.5%還元ですが、小田急でんき・ガスの支払いに限り1%還元にポイントアップします。この分は当サイトの試算には含めていません。


 「小田急ガス」とセット契約にすることで、電気代から毎月割引があります。


 なお、小田急ガスの対応エリアは東京ガスの都市ガス供給エリアのみです。小田原ガスや秦野ガスなどのエリアには対応していません。


 ただし、上でも説明したように小田急でんきの電気代が安くないというか2023年8月分の燃料費調整単価を含めて試算すると東京電力の標準メニュー(従量電灯B)より小田急でんきの方が割高です。小田急でんき・ガスをセット契約で利用すると、東京電力・東京ガスの標準メニューを契約していた場合よりも割高になる恐れがあります。小田急ガスについては推奨できる内容ですが、小田急でんきについては推奨できません。


 セット契約にするのであれば、東京ガスの方が圧倒的におすすめです。


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解約時の違約金は?


 契約上は一年契約、また自動更新となりますがいつ解約しても違約金などの発生は無いとしています。


支払い方法は?


 口座振替、もしくはクレジットカード払いに対応しています。
 小田急の「OPクレジットカード」以外のカードでも可能です。


最新のキャンペーン情報


 2024年3月31日までに申し込んだ人を対象に、以下の特典を提供しています。



 当サイトの料金試算には上記特典分は含めていません。


小田急でんきの評価


 


駆けつけサービスが無料付帯


 小田急でんきには無料の「駆けつけサービス」が付きます。


 電気がつかない、ブレーカーがなぜか落ちてしまう、コンセントが焦げ臭いといったトラブルが発生した際に、小田急でんきから委託された東京電力パワーグリッドが無料で駆けつけて応急対応します。60分以内の作業料金が無料です。


 部品代などが実費で発生する場合もありますが、自分で業者を手配するよりも圧倒的に安いですし、また予め連絡先が分かっているので「もしも」の時に右往左往しなくて済むメリットもあります。


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環境面・エコ


 小田急でんきの供給元であるイーネットワークシステムズ社の情報をもとに評価します。


 イーネットワークシステムズの電源構成は以下のとおりです(2019年度実績)


電源 構成
LNG火力(天然ガス) 23%
FIT電気 21%
再生可能エネルギー 16%
卸電力取引所 9%
その他 31%

 「FIT電気」は大元は太陽光発電など再生可能エネルギーで発電された電力ですが、ルール上「再エネとして扱わない」ことになっている電力です。火力発電などと同様にCO2を排出する電力として扱われています。


 環境省が2022年1月に公表したCO2排出係数を見ると、2020年度実績の排出量の実績は1kWhあたり393gと、新電力の中でも優秀な成績です。東電と比べて10.8%低排出です。環境負荷が小さな電気と評価できます。過去の成績も良好です。


 また、CO2排出量ゼロの「グリーンプラン」の提供も行っています。東電の標準的なプランとほぼ同額(小田急の方が微妙に安い)で、CO2排出量をゼロとすることが出来ます。


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