大阪ガスと関西電力、まとめるならどっちがお得か

大ガスと関電、まとめるならどちらがお得か。


 お互いに電気・ガスに参入して顧客を奪い合っている大阪ガスと関西電力。どちらも「セット割引」でお得な料金になるとアピールしていますが、本当にお得なのはどちらか。数字で検証します。



モデルケースで料金を比較してみよう


 百聞は一見にしかず。まずは大阪ガスと関西電力、両社の料金プランを比較してみましょう。


二人以上の世帯での試算


 総務省「家計調査」から推定した、2人暮らし世帯の「平均使用量」によるシミュレーション結果を紹介します。なお、世帯人数が3・4人と増えても傾向は同じなので、代表して2人世帯の例を掲載します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
大ガスのガスと
関電の電気
5845円 8525円 14370円 -
電気・ガスともに大ガス 5734円 8095円 13829円 -541円
電気・ガスともに関電 5217円 8090円 13307円 -1063円
関電ガスと
ジャパン電力
5379円 7607円 12986円 -1384円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWhで計算
大ガスのセット契約はGAS得もっと割

 結果は明白で、関電にまとめた方が安いです。セット契約でお得なのは関電です。


 なお、ガスを関電に、電気を安い新電力会社にそれぞれ別々に切り替えた方が更にお得です。


大阪ガス公式サイト 関西電力公式サイト

一人暮らし世帯での試算


 続いて、一人暮らし世帯の平均使用量での試算も紹介します。2人以上の世帯とは傾向が異なるため、別途試算例を掲載します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
大阪ガスのガスと
関電の電気
3731円 3765円 7496円 -
電気・ガスともに大ガス 3731円 3663円 7394円 -102円
電気・ガスともに関電 3337円 3622円 6959円 -537円
関電ガスと
シン・エナジー(きほんプラン)
3441円 3503円 6944円 -552円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは17立米、電気は170kWhで計算

 結果は一目瞭然で、大ガスよりも関電の方が圧倒的に安いと言えます。


 また、ガスは関電ガスに、電気は安い新電力にそれぞれ切り替えると、更にわずかではありますが安くなります。


大阪ガス公式サイト 関西電力公式サイト

関西電力にまとめるデメリットもある


 関電にまとめる「デメリット」も指摘しておきます。


セット契約しない方がお得


 セット契約では大阪ガスよりも関電の方がお得という結論になりましたが、上の試算例のとおり関電にまとめない方が更にお得です。


 一人暮らしの場合は関電のセット契約と僅差でしたが、2人以上の世帯では「別々」の契約の方が年間数千円以上さらにお得です。2人以上の世帯の方にはセット契約はおすすめしません。


大阪ガス公式サイト 関西電力公式サイト

大阪ガスにまとめるメリットも


 料金比較では関電に「完敗」の大ガスですが、関電には無いメリットもあります。


紙の「検針票」が無料で発行される


 関電に電気・ガスをまとめた場合、原則として使用量や請求金額などはウェブから確認することになります。紙で必要な場合は月110円の「帳票発行手数料」が必要です。


 それに対し大ガスはセット契約にしても、これまで通り紙の検針票が毎月ポストに投函されます。セット契約にすると、電気とガスが一枚綴りになったものが届くようになります。


 紙で検針票が必要な場合は、関電の料金メリットが薄れる点には注意が必要です。特に一人暮らし世帯など使用量が少ない場合は、この月110円の手数料を加えると大ガスの方がお得になる場合もあります。


 大ガスについても、関電と同様にウェブで請求額などを確認することも出来ます。マイ大阪ガスに登録してください(無料)


コンビニ払いが可能


 関電はセット契約にするとクレジットカード払いと口座振替での支払いとなりますが、大ガスはセット契約でも「払込票」での支払いも可能です。コンビニや金融機関の窓口などでの支払いが可能です。


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