大阪ガスの電気の評価

大阪ガスの電気の概要


運営会社 大阪ガス 電力調達 自社の火力発電など
供給エリア 関西など 契約条件 特に無し


大阪ガス公式サイト

特徴

・160万件に電力を供給(2022年2月時点)
・燃料費調整額の上限撤廃 関電従量電灯Aより大幅割高に


大阪を中心とする関西エリアでおなじみ大阪ガス


 関西圏で都市ガスの供給を担ってきた大阪ガスが、電気にも参入して人気を集めています。電気の契約数は約160万件と、大手電力の背中が見えるほどの規模に成長しています。ガスの契約者への地道な営業活動が威力を発揮しています。


 そんな「大阪ガスの電気」を、関西電力や関西の他の新電力会社と比較しながら詳しく解説します。


料金プランの解説


 まずは大阪ガスの電気の料金プランを解説します。


関電からの乗り換えシミュレーション


 大阪ガスはこれまでは燃料費調整に上限を設けていましたが、2022年11月検針分から上限が撤廃されるため以降は一般家庭の平均的な使用条件では関電の従量電灯Aより割高になります。現在大阪ガスの電気を契約している方には速やかに関電の従量電灯Aへの切り替えを推奨します。


 最新月の燃料費調整単価を含めた料金シミュレーションは以下の料金一括シミュレーションで確認出来ます。月300kWhの電気を使う一般家庭の場合、関電従量電灯Aと比べて月2000円程度高くなっています(2022年12月分単価の場合)


大阪ガス公式サイト

スタイルプランPとは?


 このプランは大ガスとAmazonの提携で生まれた新プランで、大ガスの電気を契約することでAmazonプライム会員の年会費が「無料」になるというプランです。


大阪ガスの電気を契約するとAmazonプライム会員が無料に


 1年ごとに大ガスからプライム会員用の「コード」が送られてくるので、そのコードをAmazonのサイトに入力すると会費が無料になります。既にプライム会員になっている人についても、コードを入力することで終了期限が1年延長されます。


 詳しい解説は以下の記事で。


セット割引は?


 大阪ガスのガスとセット契約にすることで電気料金が割安になります。必ずしもガスとセット契約にする必要は無く、電気だけでも契約は可能です。


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解約時の違約金は?


プラン名 解約違約金
ベースプランA 無し
ベースプランA-G
電気ガスセットプラン
無し
スタイルプランd
dポイント還元プラン
無し
スタイルプランP
Amazonプラン
あり

 通常のプランについては、解約による違約金は発生しません。
 「スタイルプランP」など、他のサービスの利用権が付帯しているプランでは解約違約金の発生があるので、申込時に確認してください。例えばスタイルプランPでは1年契約(自動更新)で解約時の残り期間1月ごとに325円の違約金が発生します。例えば残り10ヶ月なら3250円の違約金です。


大阪ガス公式サイト

大阪ガスの電気の評価


 大阪ガスの電気を厳しく評価します。


燃料費調整額の上限撤廃 関電より割高に


関西電力の燃料費調整額

関西電力の燃料費調整単価

 燃料の輸入価格の増減を毎月の電気料金に反映する燃料費調整という仕組みがあります。現在、燃料輸入価格の高騰に伴い、燃料費調整も高騰しています。


 この燃料費調整に「上限」を設けている電力会社があります。例えば関西電力の標準メニューである「従量電灯」には上限がありますが、多くの新電力そして関電の新しい料金プランには上限設定がありません。


 大阪ガスはこれまで燃料費調整に上限を設けていましたが2022年11月検針分から上限を撤廃することを発表しました(8月22日発表) 上限の撤廃により、一般家庭の平均的な使用条件では関電の従量電灯Aよりも高くなるため、大阪ガスの電気を解約し関西電力の従量電灯Aに切り替えることを強く推奨します。月300kWhの電気を使う一般家庭の場合、関電従量電灯Aと比べて月2000円程度高くなっています(2022年12月分単価の場合)


 なお、関電の従量電灯A以外のプラン(なっトクでんきなど)には燃料費調整に上限が無いので注意してください。燃料費調整を含めた料金試算は以下の料金一括シミュレーションで確認できます。


環境・エコ


 環境省が2022年1月に公表した大阪ガスの電気のCO2排出量(2020年度実績)は1kWhあたり421gと、新電力としては「平均的」といえる排出量でした。


 以前は「低排出」といえる優秀な成績を残していましたが、数値が年々悪化傾向にある点は気になるところです。高効率な自社運営のLNG火力発電がCO2削減に貢献していましたが、契約件数の増加ペースに発電所の増設が間に合っていないものとみられます。


 電源構成は天然ガス火力が69%、卸電力取引所17%、FIT電気が13%となっています(2022年度計画値)


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