大阪ガスの電気の評価

大阪ガスの電気の概要


運営会社 大阪ガス 電力調達 自社の火力発電など
供給エリア 関西など 契約条件 特に無し


大阪ガス公式サイト

特徴

・関西の新電力としては契約数No.1 150万件
・ガスとのセット割引で割安な電気料金プラン
・基本料金3ヶ月無料キャンペーン中 22年9月30日まで
・燃料費調整額の上限設定アリ(関西エリア)


大阪を中心とする関西エリアでおなじみ大阪ガス


 関西圏で都市ガスの供給を担ってきた大阪ガスが、電気にも参入して人気を集めています。電気の契約数は約150万件と、国内の新電力としては東京ガスに次いで2位、関西圏ではダントツの1位です。ガスの契約者への地道な営業活動が威力を発揮しています。


 そんな「大阪ガスの電気」を、関西電力や関西の他の新電力会社と比較しながら詳しく解説します。


料金プランの解説


 まずは大阪ガスの電気の料金プランを解説します。


関電からの乗り換えシミュレーション


 関電の一般的なプラン(従量電灯A)から大阪ガスに乗り換えた場合の「お得額」を、総務省統計を元に算出した世帯人数ごとに「平均使用量」で試算しました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
電気のみ
ベースプランA
-2.0%
-918円
-3.5%
-3516円
-3.3%
-3883円
-3.2%
-4203円
電気・ガスのセット
ベースプランA-G
-2.6%
-1158円
-4.5%
-4610円
-4.4%
-5122円
-4.2%
-5602円
スタイルプランd -1.0%
-428円
-4.6%
-4663円
-4.6%
-5341円
-4.6%
-6066円
Amazonプラン
スタイルプランP
+6.2%
+2782円
-0.8%
-840円
-1.2%
-1399円
-1.1%
-1399円

 スタイルプランdは関電標準メニューと同水準の電気料金に、1〜6%のdポイントが還元される料金プランです。dポイントはコンビニやマクドナルド、すき家などで使えます。電気だけで契約可能です。


 この他、CO2排出量ゼロのプランなどがあります。


大阪ガス公式サイト

スタイルプランPとは?


 このプランは大ガスとAmazonの提携で生まれた新プランで、大ガスの電気を契約することでAmazonプライム会員の年会費が「無料」になるというプランです。


大阪ガスの電気を契約するとAmazonプライム会員が無料に


 1年ごとに大ガスからプライム会員用の「コード」が送られてくるので、そのコードをAmazonのサイトに入力すると会費が無料になります。既にプライム会員になっている人についても、コードを入力することで終了期限が1年延長されます。


 詳しい解説は以下の記事で。


セット割引は?


 セット割引や割引プランについて解説します。


セット割対象サービス 詳細 割引額
電気・ガスのセット契約 大阪ガスの都市ガス
を利用している世帯向け
1%引き

 この他に、エネファームやエコウィルといった「ガスで発電」する設備がある家庭向けのプランもあります。


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解約時の違約金は?


プラン名 解約違約金
ベースプランA 無し
ベースプランA-G
電気ガスセットプラン
無し
スタイルプランd
dポイント還元プラン
無し
スタイルプランP
Amazonプラン
あり

 通常のプランについては、解約による違約金は発生しません。
 「スタイルプランP」など、他のサービスの利用権が付帯しているプランでは解約違約金の発生があるので、申込時に確認してください。例えばスタイルプランPでは1年契約(自動更新)で解約時の残り期間1月ごとに325円の違約金が発生します。例えば残り10ヶ月なら3250円の違約金です。


最新のキャンペーン情報


 2022年9月30日までに新規で申し込んだ人を対象に、電気の基本料金が3ヶ月間無料になるキャンペーンを実施しています。例えば最もベーシックな電気・ガスのセットプラン(ベースプランA-G)の場合、合計で最大855円の割引になります。


 なお、この割引分は当サイトの試算には含めていません。


大阪ガス公式サイト

大阪ガスの電気の評価


 大阪ガスの電気を厳しく評価します。


燃料費調整額の上限設定がある


関西電力の燃料費調整額

関西電力の燃料費調整単価

 燃料の輸入価格の増減を毎月の電気料金に反映する燃料費調整という仕組みがあります。現在、燃料輸入価格の高騰に伴い、燃料費調整も高騰しています。


 この燃料費調整に「上限」を設けている電力会社があります。例えば関西電力の標準メニューである「従量電灯」には上限がありますが、多くの新電力そして関電の新しい料金プランには上限設定がありません。


 大阪ガスは燃料費調整に上限を設けている(関西エリアのみ)ため、上限が無い料金プランと比べて現在の情勢下では非常にお得です。この上限の有無の違いだけでも、例えば月300kWhの電気を使った場合1ヶ月で567円の差になります(2022年8月の単価の場合)


環境・エコ


 環境省が2022年1月に公表した大阪ガスの電気のCO2排出量(2019年度実績)は1kWhあたり495gと、新電力としては「平均的」といえる排出量でした。


 以前は「低排出」といえる優秀な成績を残していましたが、数値が年々悪化傾向にある点は気になるところです。高効率な自社運営のLNG火力発電がCO2削減に貢献していましたが、契約件数の増加ペースに発電所の増設が間に合っていないものとみられます。


 電源構成は天然ガス火力(LNG火力)が70%、FIT電気が18%となっています。再生可能エネルギー比率は5%です。


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