大阪ガスの電気料金プランやセット割の解説

大阪ガスの電気概要


運営会社 大阪ガス 電力調達 自社の火力発電が中心
供給エリア 関西電力エリア 契約条件 特に無し


大阪ガス公式サイト

特徴

 ・ガスとのセット販売も!
 ・安定した電力供給源は確保済み
 ・関西で申込数ダントツの1位 100万件を獲得


大阪を中心とする関西エリアでおなじみ大阪ガス


 関西圏で都市ガスの供給を担ってきた大阪ガスが、電気にも参入して人気を集めています。電気の契約数は45万件(9月時点)と、国内の新電力では東京ガスに次いで2位、関西圏ではダントツの1位の100万件の契約を獲得しています。ガスの契約者への地道な営業活動が威力を発揮しているようです。


 そんな「大阪ガスの電気」を詳しく解説します。




料金プランの解説


 まずは大阪ガスの電気の料金プランを解説します。


関電からの乗り換えシミュレーション


 関電の一般的なプラン(従量電灯A)から大阪ガスに乗り換えた場合の「お得額」を、総務省統計を元に算出した世帯人数ごとに「平均使用量」で試算してみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
基本プラン
(電気のみ)
-2.2%
-984円
-4.0%
-4063円
-4.0%
-4734円
-4.0%
-5380円
電気・ガスのセット -2.7%
-1224円
-5.0%
-5157円
-5.1%
-5973円
-5.1%
-6779円
スタイルプランP
Amazonプラン
+6.2%
+2811円
-0.9%
-949円
-1.3%
-1558円
-1.2%
-1558円

 2018年7月以降の関電の電気料金との比較です。
 以前あった2年契約のプランは無くなりました。


 お得額としては、関西エリアに参入している新電力の中では「下位」の水準です。あしたでんきは2人以上の世帯で10%以上、年間18403円安くなる(月437kWhの場合)ので、電気代の安さで見ると他社に分があります。


大阪ガス公式サイト

スタイルプランPとは?


 2018年8月に登場した、「スタイルプランP」を詳しく解説します。


 このプランは大ガスとAmazonの提携で生まれた新プランで、大ガスの電気を契約することでAmazonで使える特典が受けられるというものです。
 通常、年3900円の会費が掛かるAmazonプライム会員の利用権が、この電気プラン契約期間中ずっと「無料」になります。


大阪ガスの電気を契約するとAmazonプライム会員が無料に


 1年ごとに大ガスからプライム会員用の「コード」が送られてくるので、そのコードをAmazonのサイトに入力すると会費が無料になります。
 既にプライム会員になっている人についても、コードを入力することで終了期限が1年延長されます。


 デメリットとしては、通常の大ガスのプランと比べて電気代が割高に設定されている点です。
 関電(従量電灯Aプラン)よりは若干安いものの、ほぼ変わらないです(一人暮らし世帯ではむしろ割高) それなら電気代が安い新電力と契約して、浮いたお金でプライム会員になった方が圧倒的にお得です。


セット割引は?


 セット割引や割引プランについて解説します。


セット割対象サービス 詳細 割引額
電気・ガスのセット契約 大阪ガスの都市ガス
を利用している世帯向け
1%引き

 この他に、エネファームやエコウィルといった「ガスで発電」する設備がある家庭向けのプランもあります。


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解約時の違約金は?


 通常のプランについては、解約による違約金は発生しません。
 「スタイルプランP」については、1年契約(自動更新)で解約時の残り期間1月ごとに325円の違約金が発生します。例えば残り10ヶ月なら3250円の違約金です。


大阪ガスの電気のメリット・デメリット


 大阪ガスの電気を厳しく評価します。


デメリット:料金のお得さで見劣りする


 最大のデメリットは、他の新電力と比べて電気料金が「あまり安くない」点でしょう。


 関西エリアでは関電と比べて「10%オフ」になる新電力もありますが、大阪ガスは諸々の割引を適用しても5%オフ程度と、電気料金の安さではやや見劣りします。


 例えば関西エリア(ファミリー世帯)で最安値になるあしたでんきは関電と比べて年間14396円安(3人暮らし世帯:月391kWhで試算) 大阪ガスより更に年間8546円安いです。大ガスは「あしたでんき」より月712円高いことになります。


メリット:CO2排出量が少ない


 大阪ガスの電気のCO2排出係数は0.415kg-CO2/kWhと、0.509の関電と比べて1kWhあたりのCO2排出量が18.5%少ないです。関電から乗り換えるだけでCO2排出量を年間438Kg削減できる計算(平均的な家庭)です。


 電源構成は環境負荷が少ない天然ガス火力(LNG火力)が82%、FIT電気(再生可能エネルギー)が13%となっています。


 原発の電気を出来るだけ使いたくない人にもおすすめです。卸電力取引所(電源構成の2%)からの電気には原発分が含まれますが、この比率は関西エリアの電力会社の中では最も少ない水準です。


大阪ガス公式サイト

電気・ガス セット契約で関電と比較して


 人気が高い電気・ガスのセット契約ですが、大ガスと関電ではどちらの方がお得なのか、モデルケース(2人世帯標準使用量)で試算した結果を紹介します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
大ガスのガスと
関電の電気
6345円 8369円 14714円 -
電気・ガスともに大ガス
(セット契約)
6205円 7949円 14154円 -560円
電気・ガスともに関電
(セット契約)
5724円 7942円 13666円 -1048円
関電ガスと
あしたでんき
5901円 7482円 13383円 -1331円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWhで計算

 結果は一目瞭然で、関電にまとめた方が安いです。


 また、ガスは関電に、電気は他の新電力に切り替えることで更に大幅な節約が可能です。


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