大阪ガスの評価

大阪ガスの電気概要


運営会社 大阪ガス 電力調達 自社の火力発電など
供給エリア 関西電力エリア 契約条件 特に無し


大阪ガス公式サイト

特徴

 ・関西の新電力としては契約数No.1 100万件
 ・電気料金は他の新電力よりも割高な水準


大阪を中心とする関西エリアでおなじみ大阪ガス


 関西圏で都市ガスの供給を担ってきた大阪ガスが、電気にも参入して人気を集めています。電気の契約数は約100万件と、国内の新電力としては東京ガスに次いで2位、関西圏ではダントツの1位です。ガスの契約者への地道な営業活動が威力を発揮しています。


 そんな「大阪ガスの電気」を、関西電力や関西の他の新電力会社と比較しながら詳しく解説します。


料金プランの解説


 まずは大阪ガスの電気の料金プランを解説します。


関電からの乗り換えシミュレーション


 関電の一般的なプラン(従量電灯A)から大阪ガスに乗り換えた場合の「お得額」を、総務省統計を元に算出した世帯人数ごとに「平均使用量」で試算してみました。


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
月170kWh
2人
月348kWh
3人
月391kWh
4人
月437kWh
基本プラン
(電気のみ)
-2.2%
-984円
-4.0%
-4063円
-4.0%
-4734円
-4.0%
-5380円
電気・ガスのセット -2.7%
-1224円
-5.0%
-5157円
-5.1%
-5973円
-5.1%
-6779円
スタイルプランP
Amazonプラン
+6.2%
+2811円
-0.9%
-949円
-1.3%
-1558円
-1.2%
-1558円

 関西エリアに参入している新電力の中では「下位」の水準です。新電力の電気代としては「高い」と言えます。


 例えばあしたでんきは2人以上の世帯で10%以上、年間18208円安くなる(月437kWhの場合)ので、電気代の安さで見ると大阪ガスの電気はメリットが薄いと言えます。


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スタイルプランPとは?


 このプランは大ガスとAmazonの提携で生まれた新プランで、大ガスの電気を契約することでAmazonプライム会員の年会費が「無料」になるというプランです。


大阪ガスの電気を契約するとAmazonプライム会員が無料に


 1年ごとに大ガスからプライム会員用の「コード」が送られてくるので、そのコードをAmazonのサイトに入力すると会費が無料になります。既にプライム会員になっている人についても、コードを入力することで終了期限が1年延長されます。


 詳しい解説は以下の記事で。


セット割引は?


 セット割引や割引プランについて解説します。


セット割対象サービス 詳細 割引額
電気・ガスのセット契約 大阪ガスの都市ガス
を利用している世帯向け
1%引き

 この他に、エネファームやエコウィルといった「ガスで発電」する設備がある家庭向けのプランもあります。


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解約時の違約金は?


 通常のプランについては、解約による違約金は発生しません。
 「スタイルプランP」については、1年契約(自動更新)で解約時の残り期間1月ごとに325円の違約金が発生します。例えば残り10ヶ月なら3250円の違約金です。


最新のキャンペーン情報


 2020年9月30日に新規で申し込んだ人を対象に、基本料金6ヶ月にわたり半額になるキャンペーンを実施しています。


 例えばガスとのセット契約プランの場合、基本料金は月285円なので6ヶ月で合計855円の割引になる計算です。なお、この割引分は当サイトの試算には含めていません。


大阪ガスの電気のメリット・デメリット


 大阪ガスの電気を厳しく評価します。


デメリット:料金で見劣りする


 最大のデメリットは、他の新電力と比べて電気料金が「あまり安くない」点でしょう。


 関西エリアでは関電と比べて「10%オフ」になる新電力もありますが、大阪ガスは諸々の割引を適用しても5%オフ程度と、電気料金の安さではやや見劣りします。


 また、詳細はこの記事の一番最後で紹介しますが、関西電力のセット契約と比較しても大ガスのセット契約の方が高いです。


メリット:CO2排出量が少ない


 大阪ガスの電気のCO2排出係数は0.415kg-CO2/kWhと、0.509の関電と比べて1kWhあたりのCO2排出量が18.5%少ないです。関電から乗り換えるだけでCO2排出量を年間438Kg削減できる計算(平均的な家庭)です。


 電源構成は環境負荷が少ない天然ガス火力(LNG火力)が82%、FIT電気(再生可能エネルギー)が13%となっています。


大阪ガス公式サイト

電気・ガス セット契約で関電と比較して


 人気が高い電気・ガスのセット契約ですが、大ガスと関電ではどちらの方がお得なのか、モデルケース(2人世帯標準使用量)で試算した結果を紹介します。


内容 ガス料金 電気料金 月合計 月の差額
大ガスのガスと
関電の電気
5845円 8525円 14370円 -
電気・ガスともに大ガス 5845円 8095円 13940円 -430円
電気・ガスともに関電 5217円 8090円 13307円 -1063円
関電ガスと
ピタでん
5379円 7513円 12892円 -1478円
いずれも原料調整費などは含まず ガスは31立米、電気は348kWhで計算

 結果は一目瞭然で、関電にまとめた方が安いです。


 また、ガスは関電に、電気は他の新電力に切り替えることで更に大幅な節約が可能です。


大阪ガス公式サイト 関西電力公式サイト



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