燃料価格高騰が続いている現在、
関西電力の従量電灯Aと比べて大幅に割高です
以下、過去情報です
JO1でんきを分かりやすく解説します
JO1のファン向けの電力供給サービス、JO1でんきの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく説明します。実は電気代が高くなるデメリットもあります。
目次
JO1でんきの特徴
JO1でんきの概要を紹介します。
大阪ガスが電力を供給
JO1でんきは大阪ガスの電気料金メニューとして提供されています。大阪ガスは日本を代表する大手ガス会社ですが、電力事業にも参入して関西を中心に160万件に電力を供給している「電力会社」でもあります(2022年2月時点)
なお、関東地方ではJO1でんきはCDエナジーダイレクトという会社が供給を行います。CDエナジーは大阪ガスと中部電力が2018年に共同で設立し、首都圏で営業している会社です。
対応エリアは?
JO1でんきは離島・沖縄を除く全国で利用することができます。大阪ガスのサービスですが、全国展開しています。アパートやマンションでも利用できます。
大阪ガスのサービスですが、電気だけで契約できます。
料金プランの解説
続いて、JO1でんきの料金プランを解説します。
大手電力との料金比較
JO1でんきの電気料金を、大手電力会社の標準メニューと比較します(世帯人数ごとの平均使用量でのシミュレーション)
世帯人数 ・使用条件 |
年間の料金差 |
---|---|
1人 月170kWh |
+3755円 |
2人 月348kWh |
+68円 |
3人 月391kWh |
-467円 |
4人 月437kWh |
-494円 |
代表して関西電力の標準メニューである「従量電灯A」と比較していますが、その他の地域でも概ね同様の結果です。当サイトの電気料金比較シミュレーションにJO1でんきを掲載しているので、詳しく知りたい方はこちらで確認してください。
なお、このプランは関西エリアのみ、燃料費調整に上限が設けられていますがそれ以外の地域では上限がありません。燃料価格の推移によっては電気代が高くなる場合があるので注意してください。上表の試算には燃料費調整を含めていません。
支払い方法は?
クレジットカードや口座振替での支払いに対応しています。
解約時の違約金は?
1年契約となっており、契約残期間1ヶ月につき330円の解約違約金が掛かります。契約期間満了の1ヶ月前を目途に案内が届くので、そのタイミングで解約あるいは他社に切り替えをすれば違約金が掛かりません。
JO1でんきのメリット
JO1でんきのメリットを紹介します。
契約者限定のオリジナル特典が毎年もらえる
JO1でんきの契約を継続すると、契約者限定のオリジナル特典が毎年もらえます。契約者限定のスペシャルオンラインイベント、オリジナルグッズ(アクリルスタンド)があります。
オンラインイベントの参加は必ずしも契約名義本人でなくても大丈夫なので、家族にJO1でんきを契約してもらえば参加できます。
また、これは抽選ですがメンバーとのオンライントーク会やリアルで開催されるライブチケットの特典もあります。
JO1でんきのデメリット
デメリットも指摘します。
電気代が高くなる場合がある
上の試算で示したように、JO1でんきは様々な特典が付いている分、電気代が高く設定されています。特に電気の使用量が少ない一人暮らし、二人暮らしの場合は大手電力会社よりも高くなるケースが多いです。
高くなるといっても、一人暮らしでも年間数千円程度高くなるだけなので、ファンの人なら受け入れられるのではないでしょうか。
概ね3人以上の世帯では、電気代自体も大手電力の標準メニューより「若干」安くなります。
オール電化住宅などでは利用できない
ガスを使用していないオール電化住宅では、JO1でんきを利用できません。オール電化住宅ではオール電化プランと呼ばれる専用の料金メニューを契約する必要がありますが、JO1でんきにはそのようなオール電化プランがありません。公式サイト上にもオール電化住宅では「切り替えいただけません」と記載されています。
もしオール電化住宅でJO1でんきを契約すると、一般的な家庭で年間数万円程度、電気代が高くなる恐れがあります。