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ミライトでんきを分かりやすく解説します
Lilかんさいのファン向けの電力サービス「ミライトでんき」の特徴を、分かりやすく説明します。メリット・デメリット両面から指摘していきます。
目次
大阪ガスの料金プランの解説ミライトでんきの特徴
まずは「ミライトでんき」の概要を紹介します。
大阪ガスが電力を供給
ミライトでんきは大阪ガスが提供している家庭向けの電力供給サービスです。大阪ガスは国内2位のガス会社ですが、電力にも参入しています。関西を中心に、150万件に電気を供給している「電力会社」です。
なお、関東地方については大阪ガスではなくCDエナジーダイレクトという会社が電力を供給します。この会社は大阪ガスと、中部電力が一緒に設立した会社です。
ミライトでんきを契約するにあたって、工事などは必要無く、初期費用もありません。
対応エリアは？
ミライトでんきは離島・沖縄を除く「全国」で利用できます。大阪ガスがサービスを提供していますが、関西以外でも利用可能です（関東ではCDエナジーが電力を供給）
料金プランの解説
ミライトでんきの料金プランを解説します。
大手電力との料金比較
ミライトでんきの電気料金を、大手電力会社の標準メニューと比較します（世帯人数ごとの平均使用量でのシミュレーション）
| 世帯人数 ・使用条件 |
年間の料金差 |
|---|---|
| 1人 月170kWh |
+3755円 |
| 2人 月348kWh |
+68円 |
| 3人 月391kWh |
-467円 |
| 4人 月437kWh |
-494円 |
代表して関西電力の従量電灯Aと比較していますが、その他の地域でも概ね同様の結果です。当サイトの電気料金比較シミュレーションにミライトでんきを掲載しているので、詳しく知りたい方はこちらで確認してください。
電気料金プランの比較表一人暮らしの場合は年間数千円程度、電気代が高くなります。2人世帯なら大手電力とほぼ同等、3人以上の世帯では若干安くなる料金設定です。
支払い方法は？
クレジットカード払い、口座振替での支払いに対応しています。
解約時の違約金は？
ミライトでんきは1年契約となっており、契約期間の残り期間に応じて「契約残月数×140円」の解約違約金が掛かります。
契約期間満了の1ヶ月前に案内が送付されるので、解約（他社に切り替える）する場合はそのタイミングで行えば違約金が掛かりません。
ミライトでんきのメリット
ミライトでんきのメリットを紹介します。
契約者限定のオリジナルグッズが毎年もらえる
ミライトでんきを契約すると、限定のオリジナルグッズが毎年もらえます。1年目のグッズはノートブックとポーチです。詳しくはミライトでんきの公式サイトで確認してください。
3000円分のAmazonギフト券をもらえる
契約特典として、3000円分のAmazonギフト券をもらえます。一人暮らしの場合、大手電力より電気代が高くなってしまうと記事前半で紹介しましたが、この特典分を含めると1年目は大手電力の料金と実質同じくらいの水準となります。
ミライトでんきのデメリット
デメリットを紹介します。
電気代が高くなる場合がある
1〜2人世帯の場合、大手電力の標準メニューと比べて電気代が高くなってしまう点はデメリットと言えるでしょう。オリジナルグッズなどの特典が付いているので、その分電気代は高く設定されています。
オール電化住宅などでは利用できない
ガスを契約していないオール電化住宅などでは、「オール電化プラン」など特殊な電気料金メニューを契約する必要があります。ミライトでんきにはそのようなオール電化プランなどは無いため、契約することが出来ません。公式サイトにも「切り替えいただけません。」とあります。
ちなみに、オール電化住宅でミライトでんきを契約すると電気代が大手電力のオール電化プランより年間数万円程度高くなってしまいます。
オール電化住宅で安い電力会社の一覧
