大多喜ガスの電気の口コミ・評判

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大多喜ガスの電気の概要


運営会社 大多喜ガス 電力調達 天然ガス火力など
供給エリア 東京電力管内 契約条件 ガス契約者

大多喜ガスの電気の特徴


 千葉県茂原市に本社を置くガス会社、大多喜ガスが2018年から電気の販売を開始しました。それに先立ち、2017年には市原市の火力発電所に出資するなど、全国に数多く存在する中小のガス会社の中でも大多喜ガスは電力事業に力を入れているガス会社と言えます。


 そんな大多喜ガスの電気について、東京電力や他の新電力会社のサービスと比較しながらメリット・デメリットを詳しく解説します。




料金プランとサービスの解説


乗り換えでいくらお得になる?


 乗り換えで、電気料金がいくら安くなるのか。世帯人数別の平均的な電気使用量で東京電力の標準メニューと電気代を比較します(使用条件によりお得額は変動します)※2024年10月分の燃料費調整額・料金、ポイント還元原則含む


シュミレーション条件
お得率と年間節約額
1人
20A / 月170kWh
2人
30A / 月348kWh
3人
40A / 月391kWh
4人
50A / 月437kWh
大多喜ガス
お家ぽっ!ぱっ!
20A契約不可 -5237円 -6569円 -7882円
大多喜ガス
お家ぽっ!ぱっ!S
-1222円 -3921円 -5038円 -6216円
CDエナジー
ベーシックでんき
-1888円 -6667円 -9366円 -12221円

 一般家庭で契約できるのは上記の2プランです。いずれもセット割引を含めた試算です。関東の新電力会社としては「平均的」な料金水準で、最安水準の会社と比較すると割高と言えます。


 一般家庭の平均的な使用量では「お家ぽっ!ぱっ!」の方が、「お家ぽっ!ぱっ!S」よりも安くなります。ただし、前者は使用量が少ない場合は東電よりも割高となるため、一人暮らしや共働きの2人世帯では注意が必要です。30A契約の場合、月220kWhがボーダーとなります。


 「お家ぽっ!ぱっ!S」は使用量が少ない場合でも、東電より割安になる料金設定です。一人暮らしや共働きの二人暮らし世帯にはこちらのプランがおすすめです。月の使用量が320kWhより少ない場合はSの方が安いです。


セット割引は?


セット割対象サービス 割引額
お家ぽっ!ぱっ!S 電気代が1%引き
お家ぽっ!ぱっ! 月275円引き

 公式サイトの記載が非常に分かりづらいですが、プランによって異なるセット割引が適用されます。なお、当サイトの試算にはいずれもセット割引を含めて計算しています。


 注意点としては、「お家ぽっ!ぱっ!S」の1%引き分は基本料金と電力量料金の分にのみ適用されるため、再エネ賦課金や燃料費調整額には掛かりません。


解約時の違約金は?


 解約時の違約金は掛かりません。


支払い方法は?


 口座振替とクレジットカード払いに対応しています。
 大多喜ガスの都市ガスを契約している場合は、ガス料金と一緒の支払いとなります。また、払込用紙による支払いは出来なくなります。


大多喜ガスの電気の評価


 


電気代の安さでは他社に見劣りする


 記事前半でも紹介したように、大多喜ガスの電気の料金水準は新電力としては「平均的」といえるものです。最安水準の新電力会社と比較すると、見劣りすると言えます。


 例えば中部電力と大阪ガスの子会社のCDエナジーと比較すると、2人世帯では年間1400円程度、4人世帯では年6600円の差となります。


環境面・エコ


 詳細な電源構成を公表していませんが、グループ企業である五井発電所(市原市)などから電気を調達しているとしています。五井発電所は天然ガスを燃料としている火力発電所です。


 環境省が公表したCO2排出係数によると、大多喜ガスのCO2排出量は1kWhあたり466g(2017・2018年度実績)と、新電力としては「やや少ない」値でした。東京電力と同等です。




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