親指でんき「ペットでんき」の概要
運営会社 | ユビニティー | 電力調達 | 卸電力取引所など |
---|---|---|---|
供給エリア | 北陸、沖縄除く全国 | 契約条件 | 一部地域では30A以上 |
目次
親指でんき「ペットでんき」の特徴
- 親指でんきの「ユビニティー」が提供
- ペットを飼育している人向けのプラン
- 基本料金が毎年4ヶ月間「無料」
東京・品川に本社を置く省エネコンサルティング会社、ユビニティーが提供している「ペットでんき」を詳しく解説します。
このプランはペットを飼育している人の電気代が高くなる傾向に着目して、他社には無い割引制度を取り入れているのが特徴の料金プランです。親指でんきの既存プランや、他の新電力と比較しながらメリット・デメリットを解説します。
料金プランとサービスの解説
料金プランの特徴
詳しい料金の試算は、以下の料金シミュレーションに当プランを掲載しているのでこちらで確認してください。
料金プランは基本料金と従量料金の1・2段階目の料金単価が大手電力会社の標準的なプランである「従量電灯」と同額、従量料金の3段階目の料金単価が「5%引き」という設定です。
分かりやすく説明すると、月300kWhまでは大手電力会社と同額、300kWhを超えた分は5%安くなるという料金体系です。
大手電力の「従量電灯」と比較すると割高になることが無い料金体系ですが、オール電化プランなどから乗り換えると料金が大幅に割高となる恐れがあるので注意してください。
特徴的な割引システム
このプランの最大の特徴は、毎年1・2・7・8月に基本料金が0円になる点です。
冬の1・2月と、夏の8・9月は冷暖房を多く使用するため、1年の中で最も電気代が高くなりやすいです。特にペットを飼育している場合は、1日中エアコンを付けっぱなしにしている場合も多く、電気代が高くなりやすいと言えます。
基本料金が0円となることで、電気代が高くなりやすい月の電気代の「山」が低くなり、お財布への負担が軽くなるというメリットがあります。
例えば東京電力エリアで40A契約の場合、年間で4576円の割引となります。なお、当サイトの料金試算にはこの割引は含めていません。
解約時の違約金は?
ウェブから申し込んだ場合に限り、解約違約金は発生しないとしています。
支払い方法は?
クレジットカード払いに加え、口座振替にも対応しています。
親指でんき「ペットでんき」の評価
今後の付帯サービス追加に期待
「ペットでんき」開始時のプレスリリースによれば、「ペットとの生活をより豊かにしていける付帯サービスを追加し、電気料金以外の部分でもサポートができる電力会社へと成長していく予定です。」とあるので、ペットを飼っている人にとって有意義な付帯サービスが今後追加されることに期待したいです。
顧客対応は?
2020年7月の土曜日にメールで問い合わせを行ったところ、3時間後に返事がありました。新電力のメール対応としては「非常に速い」と評価できます。
私は過去に親指でんきを契約していたことがあり、その際にもメールで問い合わせを行ったことがありますが、やはり3時間程度で返信が届いたこともありました(2018年6月)
環境面・エコ
環境省が公表したCO2排出係数のデータによると、親指でんきのCO2排出量は1kWhあたり555g(2017・18年度実績)と、新電力としては平均的と言える水準でした。